幸せな恋愛ができなくてつらいなら、まずは「男性への不信感」を取り除いてみる
「男性を信用できなくて、恋愛が長続きしない」「幸せな結婚ができるイメージが湧かない」。男性から「優しさ」や「愛」の受け取り拒否をしていませんか? そんなあなたは恋愛を始める前に、心の準備体操から進めてみて。
見た目を変え、スキルを磨き、デート回数を重ねていくと、驚くことに1カ月で確実に男性からモテる女性になります。
「モテる」状態になるのは、実はとても簡単です。
ただ、結婚を望む場合、モテることは、単なる手段であり、ゴールではありません。「モテたい」よりは、素敵な方とお付き合いしたい! 将来、結婚を見据えた男性とお付き合いしたい! 幸せになりたい! ということが、最終目的になります。
不特定多数の男性からモテなくても、ひとりの男性を愛し、愛されている状態が実現しているのであれば、十分「幸せ」と言えます。
そんな私たち婚活女子の求める「愛し愛されている状態」。
この仕事をして、多くの女性と向き合う中で、自らが男性からの優しさや愛の受け取りを拒否していて、幸せになりたいと思いながらも、幸せになるのを拒んでいる女性がたくさんいることに気づきました。
■親との関係性から見えること
男性を信用できていない講座生の「親との関係性」を掘り下げてみると、多くが親のことを信頼できていないことがわかりました。
親との関係性は、他の人間関係の構築に大きく影響しています。無性の愛を与え続けてくれる親の愛を信頼できないと、赤の他人を信頼するのは難しいですよね。
「母がいつもため息をついていたのは、私が母をがっかりさせる行動をしていたから」「母は自分より兄や姉の方が大好きだった」など、ネガティブな解釈をしてしまっているのです。
「愛されない自分」を作り出しているのは自分自身
親にそういう感情を抱いていると、「愛されない自分」がデフォルトになります。愛されることを望みながらも、潜在意識の中では、男性からも愛されない恋愛を望むように……。
大声をあげてキレたり、手を挙げ、暴力を振るったりする男性とばかり付き合ってしまうのも、潜在意識の中で、そういう男性を望んでいるから。
「自分は大切にされない人間だ」「こういう扱いを受けるのが相応しい」と潜在的に思い、優しい男性が目の前に現れても、あえて拒否してしまうのです。
親に汚い感情を吐き出してみる
一度自分と徹底的に向き合い、両親に対して感じていた“汚い感情”をすべて吐き出し、親に洗いざらい伝えることをオススメしています。
掛け違えてしまったボタンを元の位置に戻す作業が必要になるからです。
自分もそうであるように、親も完璧な人間ではありません。心に余裕がないときに、ふと出てしまうひどい発言もあります。
例えば、「あんたなんて産まなきゃ良かったわ」「かわいくない子ね」と言った本心ではない言葉の数々。子ども心ながらに、ずっと心の奥底にわだかまりとして、抱えてしまっていること。それを全部吐き出し、清算するのです。
その上で、親が不器用ながらも、愛情を与え続けてきてくれたことに気づく必要があります。そうすれば、親は必ず自分のことを受け入れてくれる、と心から思えるようになるでしょう。
■恋愛・結婚で「相手を信じる力」は必要不可欠
恋愛や結婚は相手を信じることからスタートします。信じられずにいると、してもいない浮気を疑ったり、彼との将来を不安に感じたり、相手に愛情表現を過剰に求めたりするようになります。
まともな男性こそ、あなたの不信感を募らせた行動の意図が理解できず、離れていきます。
男性にはヒーロー願望があり、悪役になりたい男性は誰ひとりいません。男性を信用せず、疑った目で見たり、敵対心を剥き出しにする女性を、大切に扱おうとは思いません。
婚活をする上で、いくら見た目が綺麗で、素敵な男性と付き合えても、「愛の受け取り拒否」をしてしまう女性は、恋が長続きしない、結婚までいかないケースが多いように感じます。
たくさんの男性に会うことも大切ですが、まずは心の準備体操として、男性に不信感がある、人のことを信用できないという方は、自分自身と向き合って、親との関係性をじっくり見直すことで、風向きは大きく変わるはずですよ。
画像/Shutterstock