吹石一恵さんに学ぶ。肌の透明感が女を美人に近づける【透明感編】その1
一体、この人はどんな女性と結婚するのだろう? まわりまわって選びすぎて一生誰のものにもならないんじゃないかな……。
歌手の福山雅治さんは、客観的に見るとあまりにもレベルが高すぎるため、私は勝手にそう思っていました。そんな何もかも「ハイスペックすぎる」男性を射止めた吹石一恵さんとの結婚発表は、私も本当に驚きました。
そんな吹石さんに習う美といえば、やっぱりあの全身から放たれる透明感溢れた白い素肌ではないでしょうか。
透明感のある白い肌にはピュア、正統派、天使、美人、ミステリアス、若々しい、清潔感、知的など、そんないろいろな「いい女」を想像させるワードが詰まっている気がします。
何を隠そう、私は昔ガングロに憧れていた時期がありました。私の大学生時代、美白ブームの現在では考えられないほどの日焼けサロンブームで、いわゆる肌色の黒い「ギャル」世代として育ちました。定期的に日焼けサロンに通い、髪にはエクステをつけて(それもピンクのエクステ)当時の友人たちからはあの焦げたパンをイメージしたキャラクターと同じだということで「こげぱん」という愛称で呼ばれていました。
でも、それはある日突然のこと。大学3年生くらいのとき、私はそんな「こげぱん」な私に終止符を打ったのです。それはある男性から言われた一言がきっかけでした。
「肌、白いほうがいいよ」
別に異性として好きな人に言われたわけでもないのに、なぜかこの言葉が当時の私の心に激刺さり。それからというもの、私はすっかり美白に目覚めたわけです。すると、恋人もいわゆるダメダメなギャル男からちゃんとした社会人に変わり、読む雑誌も『egg』から『CanCam』に変わり、その後は華やかな女子大学生活を送ることになりました。美白って最高〜!
「肌、白いほうがいいよ」。あのとき、そう言ってくれたあのお方に、心からの感謝を申し上げたい。
真の透明感を引き出す方法は?
しかし、私の場合、色白は七難隠せませんでした。強烈な日焼けサロンから放たれる紫外線を浴びたギャルの勲章がシミとなって、その後顔や身体に残ってしまったのです。福山ショックならぬ、紫外線ショックでした。
透明感の要素とは真逆ともいえるシミがあっては、吹石一恵さんにはなれません。
吹石さんほどのスタイルがなくても、吹石さんほどの豊満なバストがなくても、たとえ日本中の女性を敵に回したとしても、色が白く、透明感のある肌はそう、いい女に見えるだけじゃなく、いい男を攻略する突破口にもなり得る。
まさに「色白は七難隠す」はずなのに……。
化粧や照明で白く飛ばすのではなく、素肌のままで白い肌。そのキーワードは「透明感」です。血管まで見えそうなくらい透き通った肌は、肌の内側からトラブルのない肌。だから、化粧品などの表面からアプローチする方法では、真の透明感は引き出せない―—。その後、美白ブームに乗っかった私はいろいろと試す中、美容医療と出会い、真の透明感を味わうことができるのだと確信することとなりました。
美容でいう透明感の定義とはなんでしょう?
それについてはまた次回の記事でご紹介していきたいと思います。
Illust/Aya Nodeki