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伝統的町家で“暮らすように”過ごす「カンデオホテルズ京都烏丸六角」がオープン
最近よく耳にする「滞在型」という言葉。ホテルの部屋を一定期間借りて“暮らすように”過ごすという、ホテルの新しい利用法として注目を集めています。そんな中、「滞在型ホテル」をテーマに伝統的町家を改修した「カンデオホテルズ京都烏丸六角」が2021年６月にオープン。早速お邪魔して、モダンな京文化のおもてなしを体験してきました。
■洗練された現代風の京文化が味わえる唯一無二の宿泊体験
カンデオホテルズ京都烏丸六角があるのは、京都の中心地・烏丸御池駅から徒歩３分のところ。JR京都駅からもアクセス可能な場所で、観光の拠点に最適な立地です。
館内は、レセプション棟、客室棟、大浴場棟からなり、なかでも玄関口となるレセプション棟は、京都市登録有形文化財に指定されている旧伴家（きゅうばんけ）住宅を改修したものだそう。
旧伴家住宅は明治期に建てられた京町家で、居住棟と店舗棟が南北につながり、厨子二階（つしにかい）造りとなっているのが特徴。建築的価値の高い梁や柱などの建具が活かされているほか、二階の天井が低く、虫籠窓（むしこまど）からは、やわらかな光が差し込むなど、京町家の空間や文化価値を体験できるようになっています。
レセプション棟一階「応接の間」の襖には、京都出身の文人画家・池大雅の墨絵があしらわれているほか、玄関のあたりには白檀の香りが演出されるなど、くつろぎの空間を演出する仕掛けがあちらこちらに。
二階には、畳に座ってこだわりのワインや京都産のクラフトビールなどを気軽に楽しめるバーラウンジや、京文化に関する資料やデザイン書などが閲覧できるライブラリーが。「滞在型ホテル」というにふさわしく、町家に住む感覚を体験できるここにしかない空間が創出されています。
シンプルななかに手作りの温かみを感じさせるイイホシユミコさんによる器で、コーヒーや紅茶、緑茶を自由にいただくことができます。
■仕事や観光の疲れを洗い流すように癒してくれる客室と大浴場
「客室」モダンなインテリアに囲まれた上質な空間
地上10階建ての客室棟には計106室の客室があります。上質なインテリアと調度品でラグジュアリーな時間を約束する「キングルーム」のほか、プライベートスパを備えた「プライベートスパツイン」を２部屋用意するなど、バラエティに富んだラインナップです。
共用スペースとはうってかわって、客室は洋風のしつらえ。真鍮をあしらったモダンなインテリアが印象的で、極上のプライベートタイムを演出してくれます。
「大浴場」高級感のある静かな空間でリラックス
女性用大浴場
男性用大浴場
心地よい風が吹き抜け、外気を感じることができる大浴場は、２階と４階に位置し、男湯にはドライサウナと水風呂、女湯にはミストサウナが完備。ラグジュアリーな雰囲気が、疲れた身体に癒しを与えてくれます。
なかでもドライサウナは、眺望を楽しみながら疲れを癒すことができる特別感のある空間。今行くべき全国のサウナ施設をランキング・表彰するサウナ界のミシュラン、「サウナシュラン2020」で特別賞に選出された“隠れ家的オアシス”は、見逃せないポイントのひとつとなっています。
■旬の食材を使った京のおばんざい朝御膳で四季のうつろいを疑似体験
京のおばんざい朝御膳の一例
＜ごはん＞梅ちりめん ＜メイン＞鰆の西京焼／出汁巻き／たけのこの焚いたん／小芋の田楽／かぼちゃの煮付け ＜サブ＞いんげんの胡麻和え／サツマイモの甘煮／お煮しめ（お豆）／きんぴらごぼう／鶏の照り焼き／チーズサーモン／烏賊雲丹／湯葉の焚いたん／柴漬け
ホテル滞在の楽しみといえば、お食事。カンデオホテルズ京都烏丸六角では、地のものをふんだんに取り入れた、こだわりの朝食を提供しています。
京都の四季のうつろいを感じられる折詰は、全３種類が日替わりで登場。バーラウンジスペースで１日限定60食の提供となっています。畳に腰をおろして、ゆっくり朝の時間を過ごすことができます。
※ 内容は変更となる可能性があります。
■こだわりのお酒を、とっておきのおつまみとともに
客室側の階段を上がった八畳二間のスペースの奥にはセルフ式のバー（有料）を併設。赤３種、白３種、計６種のこだわりのワインをグラスで楽しめます（770円税込）。
また、一階にあるショップ「CANDEO Selection」には、厳選されたボトルワイン（2970円税込〜）が常時10種以上用意されています。
ワイン以外では、京都府北部、京丹後市にある丹後王国「食のみやこ」内の醸造所や、京都市伏見に本社を置く黄桜で造られれたクラフトビールもラインナップ。
写真左から順に
・TANGO KINGDOM Beer®「マイスター」
・TANGO KINGDOM Beer®「ロンドエール」
・TANGO KINGDOM Beer®「アンバーエール」
・TANGO KINGDOM Beer®「IPA」
・Kizakura「KYOTO CLASSIC」
・Kizakura「丹後の黒豆ビール」
と、じっくり味比べを楽しみたい個性的な６種を取り揃えます。
燻製やチーズを中心に、ワインやビールにあうおつまみも充実。
【メニュー一例（638円税込〜）】
・スモークチーズ＆パンチェッタ
・サルシッチャのアーリオオーリオ
・ジャックチーズのスモークナッツがけ
・スモークカマン＆シトラスペッパー
・３種のナチュラルチーズ＆生ハム
もちろん、宇治玉露（770円税込）、果肉感が楽しめるフルーツジュース（440円税込〜）などのソフトドリンクも用意されています。
■京町家に“暮らすように”過ごせる滞在型ホテルへ
伝統的な京町家の雰囲気をそのままに、疲れた心身を癒してくれる現代ならではのサービスが満載のカンデオホテルズは、まさにおもてなしとくつろぎの空間。“暮らすように”過ごすのにうってつけの場所と言えそうです。京都での滞在をより楽しむための仕事・観光の拠点として、ぜひご活用ください。
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