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「不倫関係をやめたがっている男性」のLINEあるある

多くのものを失う可能性のある不倫は、なかなか続けることは難しいのが現実です。 こっそり楽しんでいるLINEでのやり取りだって、配偶者に見つかれば一巻の終わりというリスクがあります。 そんな関係に疲れ、「もうやめよう」と既婚男性が決めたとき、相手にどんなLINEを送るのかご紹介します。

「不倫関係をやめたがっている男性」のLINEあるある

■不倫関係をやめたがっている男性の発言・行動パターン

「新しい仕事を任されるようになった」

既婚男性が不倫をやめようと思うとき、まず使うのが仕事を言い訳にする言葉です。「忙しくなった」「もうすぐ昇進しそうで」など、不倫相手にはどうすることもできない理由で会う時間を減らそうとします。

実際に「約束していたけど、残業で会えないとメッセージを送ったから、その夜はいっさいLINEは見ないし返事もしない」と言う既婚男性もいます。

こうやって徐々に会わない日を増やし、いずれ「プライベートに時間を避けなくなったから」「君を待たせていては申し訳ないから」と関係に終止符を打つ流れを作るのですね。

「子どもの体調が悪くて会えない」

社内不倫では、上記のように仕事を理由に関係をやめることは難しく、既婚男性が思いつくのが家庭の事情を持ち出すことです。「子どもが急に風邪を引いて、そばにいないといけなくて」「妻が体調を崩したから、俺が家事をしないと」など、“どうしても家庭を優先しないといけない事情”を作って不倫相手を遠ざけます。

実際にあったケースでは、「子どもが重い病気にかかったかもしれない」と嘘をついてそのまま不倫を終わらせた既婚男性がいました。また、「家族に何かあれば二の次にされる自分」に気がついて、相手のほうから関係を終わらせることを期待する既婚男性もいます。

「妻に気づかれたっぽい」

不倫相手がドキリとするのが、こんな言葉。
不倫がバレてしまえば慰謝料などの問題もあり、「だからしばらくおとなしくしよう」と言われれば、従うしかありません。女性のほうからうかつに連絡できなくなるので、そのままフェードアウトを狙うやり方です。

その一方で、「気づかれたのならいっそ離婚してほしい」と女性に迫られるリスクもあります。関係にのめり込んでおらず、割り切っている女性には有効な言葉です。

「ごめん、今日は会いに行くの難しいかも」

あれこれと言い訳を考えるのは面倒くさい、またとにかく関係を終わらせたいと思う既婚男性は、約束のドタキャンを繰り返すことで不倫相手に諦めさせようとします。

こんなメッセージは、ともすると相手の「会ってくれないなら家まで行くから!」など暴走を招くことになりかねませんが、既婚男性が関係をやめたがっていることを察すれば、たいていはそのまま引いていくもの。特に理由を言うでもなく「ごめん、今日は会えない」と送ることで、関係に前向きな気持ちが持てなくなったことを伝えようとします。

返信を遅くする・既読スルーを続ける

不倫関係をやめたがっている既婚男性は、LINEで連絡を取り合うことそのものから離れようとします。返信を遅くしたりあえて既読スルーの時間を長くしたり、これもつながりを断つアピールのひとつです。

また、返事を送ったとしても短く済ませる、スタンプのみ返すなど、素っ気なさを出すことで相手からの返信を防ぎます。相手がメッセージを送る気をなくせば、そのままフェードアウトが可能ですよね。関心のなさをLINEを通じて伝えているといえます。

約束を断る

既婚男性がもともと連絡不精で、LINEでのやり取りが普段から盛り上がらないカップルの場合、少しの変化では相手は関係をやめたがっていることに気が付きません。

こんな既婚男性は、相手から約束しようとしてもすべて断ることで遠ざけようとします。

どんなに連絡が少なくても、会えているうちは関係は続きますが、約束そのものができなければ諦めるしかありません。何度も断られていれば相手も関係の終わりに気がつくはずで、連絡が来なくなることが既婚男性の狙いです。

ブロックする

不倫関係をやめたがっている既婚男性のなかには、突然相手のアカウントをブロックして連絡をシャットアウトする人もいます。

相手にとってはショックですが、いつまでも既読がつかない、また無料電話も通じないとなれば、連絡を取る手段がありません。マッチングアプリで出会ったなど、連絡先がLINEしかない、またお互いの身元を詳しく知らないときにこういう対応をすることが多い印象です。

普段から顔を合わせる相手にはなかなか取れない手段ですが、すべての痕跡を消そうと思うなら、ブロックが有効なのですね。

■関心のなさがLINEに現れる

お互いの都合がいいときに肉体関係を持つ不倫。(あらゆるリスクを承知の上で)関係を続けるならそれぞれ向ける関心の高さがカギとなります。

夢中になっているときは朝のおはようから、夜のおやすみまで毎日欠かさず送っていた既婚男性も、やめようと決めたら馴れ馴れしさが一気に消え、途端に他人行儀な雰囲気を感じさせるのはよくあること。不倫関係のあやうさは、独身同士の恋愛のように未来に明るい希望を描くことが難しく、抱えるリスクは人生を狂わせるほど大きなものであり、ふたりの気持ちの強さしか頼れないことです。
その脆さが、既婚男性にとっては逆に「やめたくなったらいつでも終わらせられる」安堵となり、LINEでも冷たさを隠しません。

既婚男性からの別れを察した女性に話を聞くと、

「LINEがいきなり素っ気なくなった」
「それまですぐ返してくれていた返事が来なくなった」
「約束しようとしても断られてばかりになった」


など、関心のなさが如実に現れることがわかります。
独身同士のお付き合いなら、何かあっても話し合って解決を目指すことができますが、不倫は別です。
後ろめたい関係は、相手の愛情がなくなるとあっけなく終わりを迎えることを、肝に銘じる必要があります。

■既婚男性が不倫をやめたがっていると気がついたら

不倫であれ、相手の既婚男性のことを本当に愛しているという人もいるでしょう。ですが、不倫はそもそも人の道に外れた関係であり、続けることが自分の幸せになるとはいえず、バレてしまえば多くの人をネガティブな騒動に巻き込む可能性があります。関係から逃げようとする既婚男性を見て逆上し、家まで押しかけたり何度も電話をかけたり、そんな行動は不幸を呼ぶだけです。

極端な言い方ですが、ろくに話し合いもせず一方的に不倫関係を終わらせようとするような既婚男性は、「その程度の男」と割り切るのが吉。貴重な時間を捧げる相手としてふさわしくなく、離れたがっているのならそれを利用して後腐れなく終わるのが賢明です。どんなに未練があっても、不倫は自分を幸せにしない関係であることを、冷静に考えたいですね。

■安易に不倫する人は幸せになれない

ちなみに、このように人を傷つけるようなLINEの使い方をする既婚男性は、その後、別の相手と不倫関係になってもうまくいかないケースを多く目にします。「まずくなったら簡単に切れる」と思いながら関係を持つ人は、態度や言葉に気持ちを大切にしない姿勢がよく出ます。

それを感じた女性からまともに相手にされるはずがなく、不倫関係になれたとしても一度きりで終わったり自分の都合通りに会えなかったり、ストレスのあるつながりしか持てません。それが現実です。配偶者がいながら不倫する人は、自分の満足が優先であり他人の気持ちを尊重するまともさを持っていないといえます。そんな不毛な関係は、自ら遠ざけるのが本当に賢い人の選択です。

※ この記事は2020年10月26日に公開されたものです。

ひろた かおり

37歳で出産、夫と子どもの三人暮らし。何歳になっても恋愛ネタ大好物。恋愛相談家としてこれまで多くの男女から話を聞いてきた経験を活かし、復縁についてのアドバイスや不倫などさまざまな「愛のカタチ」について書いていきます。 人生...

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