ブラジャーあるある。試着室でフィッターは見た!
ブラジャーの試着、ちゃんとできてますか? カップサイズが合わないブラジャーを着けている、古くなったブラを使っている……。ブラのフィッティングを担当するフィッターが、試着室の中で見た「ブラジャーあるある」をご紹介します。フィッティングを大切にして、バストに優しい習慣を取り入れて!
ブラジャーフィッティングの仕事を経験した仲間の間で、「あるある!」って盛り上がる話題ってなんだと思いますか? ここではプロのフィッターが語る、「あるある!」のリアルな声を集めました。皆さんは思い当たることはありますか?
1.カップサイズが全然合わないブラを着けている
ブラジャーフィッティングのときに、なぜか小さいブラやカパカパで大きいカップのブラを着けている人を多く見かけます。これはフィッターさんならみんな強く頷いていると思います。この原因はそもそもの自分のサイズをわかっていない、着け方に問題がある場合が多いです。
カップに胸がきちんと収まっていない、正しい位置に着けられていない、ただ胸を乗せているだけの場合などです。お店で一度もフィッティングをしてもらったことがない人は、ブラジャーを買うときにフィッティング方法も必ず教えてもらいましょう。
2.アンダーベルトが悲鳴を上げている?
皆さんは自分のアンダーバストサイズを把握していますか?
「アンダーバストを測ったのは10年前が最後」と答える人も実はたくさんいます。
アンダーバストに合わない小さなサイズのブラを着け続けた人の中には、アンダーベルトからはみ出したお肉で段差ができてしまっている人も多く見かけます。
アンダーベルトが留まれば大丈夫、みたいな考えをお持ちの方もいるようですが、お洋服からも段差が出てしまうので実際よりも太って見えたり、年齢を老けさせて見せたりとデメリットばかりです。
鏡の前で自分の脇や背中をチェックしてみましょう。体型は常に変化しています。自分のバストサイズを確認することが大切です。
3.ブラジャーをやたら下の位置に着けている!
「まさか!」と目を疑うくらい、ブラジャーのホックを背中のウエスト近くで留めている人もいます。極端に言えば、おへそのすぐ上くらいの位置です。
一般的にはウエストよりアンダーバストの方が太いため、ブラジャーサイズ自体が変わります。また、下の方の位置にブラを着けることで、胸の位置が低く見えて、さらに実際よりも胴回りが太く見えてしまいます。
4.ブラ本来の機能が損なわれた古いものを使っている
ブラの旬な時期がとっくに過ぎてしまってからブラジャーを買いに来る人も多いです。
伸び切ったストラップ、ゆるゆるになったアンダーベルト。それほど古くなったブラジャーは、胸を支える機能を失っています。それを着け続けることで、気づかないうちにバストの形を崩してしまっているかもしれません。
ブラはローテーションできるよう、5枚程度持つことをおすすめします。それだけあれば、平日に洗濯ができない場合でもストレスがたまりません。
5.試着時にボディクリームや強い香水は控えて!
ボディクリームや強い香水をつけた後ブラを試着すると、クリームや香りが生地にどうしてもついてしまいます。香水の香りが強く残ってしまったブラジャーはなかなか匂いが消えません。
私自身もフィッティング後のブラジャーに白いクリームが着くのを見るととても残念に思うことが何度もありました。ブラの試着をすると決めてお買い物に行く日には、エチケットとして香水やボディクリームを控えましょう。