昭和生まれが「懐かしい」と感じる駄菓子7選
とても安くてインパクトのあるパッケージ。……お味のことは、いいんです。子どもの夢が詰まった駄菓子の数々は、昭和生まれの心をガッチリ掴んでいます。思わず「懐かしい……」とため息まじりにつぶやいてしまいそうな愛すべき駄菓子たちをまとめました。
■不二家の「ノースキャロライナ」
渦巻き模様のソフトキャンディ。
粘着力がハンパなくて、歯の詰め物が取れて泣いた思い出。
「不二家の社長がアメリカのノースキャロライナ州で切り株の年輪を見て感動した」のが理由だそうな、強引なネーミングも悪くない。
■20円くらいで売ってた一連のポテトフライ
いわゆるポテトチップと違って“芋感”がなく、いかにもジャンクな感じの油っぽさがあるんだけど、それがクセになる。
いろいろな味があって楽しかった。
■ビックリマンチョコ
シール欲しさにこれを買う男の子からお菓子だけをよくもらってた。
砕いたピーナッツ入りのチョコウエハースで、結構美味しかった記憶がある。
■グリコのペロタン
キャラクターがプリントされた棒付きチョコレート。
ドラえもんのイチゴ味のが好きだった。
わたしにとって、あれがチョコレートの原体験かも。
ライスパフ入りのペロティってのもあったね。
■グリコのキャンレディ
丸いかたちが主流な飴界において、ハート型をしているキャンディにハートをわしづかみにされたわよ。
宝石箱みたいな六角形の箱に入ってたのも良かった。
■カプリソーネ
アルミパック入りのフルーツジュース。
先の尖ったストローを刺して飲むスタイルがめちゃめちゃ新鮮だったのはいいけど、時々いくらやってもうまく刺さらず、ストローが折れてヤキモキさせられたのも良い思い出。
松田聖子さんのCMも素敵でした。
■式マクサ(右から読んでね)
サクマ式ドロップス。
映画『火垂るの墓』に出てくる、あれ。
映画のシーンを真似して、食べ終わった缶に水を入れて振って飲んだら、びっくりするくらいまずかった。
これも良い思い出。
ライター、編集者。相撲とロマコメ、フランス近代音楽が好き。