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顔とか体、性格は関係ない。とにかく自信のある女がモテる理由 2/2


■自信を持って自分を売り込む人は魅力的

自分に自信があり、相手に魅力を伝えることができる人は、例えるならテレフォンショッピングのバイヤーだ。

番組で売られている商品は確かにいいものかもしれないけど、勝手に売れているのではない。
あんなにも高い声を張り上げて、自信満々に商品を紹介しているバイヤーが売っているのだ。
なんだかよくわからない商品のいいところを矢継ぎ早にまくしたて、さらには送料まで負担してくれるという。

「買わないわけにはいかない!」となるのもわかる。ただ、テレフォンショッピングはやや大げさで、胡散臭さがあるものもあるが、自信を持って自分をアピールすることの重要性を理解しやすいコンテンツだと思う。

もしも、物を売る人から「この商品はあまりよくないんです。いつ壊れちゃうかわからないし、使い道もそんなにないと思うし、最悪なくても困らないですけど、買いませんか?」なんて言われたら、どうでしょう。

まぁ買いませんよね。そういうことなんですよ。自信がなくて自分を売り込めないというのは。
いいところがあるのに売り込めないって、もったいないと思いませんか。

■「穴モテ」しても自信を持ってはいけない

ここまで散々自信を持てと言ってきたが、ひとつ注意事項がある。それは、異性に性の対象にされること(俗にいう穴モテ)をモテていると勘違いして、自信を持ってしまうことだ。私の友人Hは完全にそのタイプで、1回寝た相手と2回目がないのをまったく気にすることなく、次々と男を乗り換えている。

いろんな男性とセックスをしまくることが悪! 絶対反対! というわけではないし、自分の欲求を満たすためだけにやっているのであれば、どうぞ乗り換えまくってくださいと思う。ただ、恋人が欲しいという気持ちがありながら、それを繰り返しているのであれば、やり方が間違っているんじゃないかな。

自分をアピールする前にセックスをしてしまえば、相手の自分に対する興味はセックスをする前よりも格段に薄れる。本を読む前に要の部分を教えられてしまったような、いわゆるネタバレを見てしまったのと同じ感覚なのではないかと思う。

この物語は一体どんな内容なのだろう……と興味を引いたのに、唐突に「犯人はヤス」と教えられたら読む気なんてなくなってしまう。相手から必要とされていることに間違いはないが、「誰でもいい。ただ、穴があるので」という理由で遊びに誘われるのは、モテとは違うのではと思う。

付き合いたい相手を穴で釣ってはいけない。

■自信があればキレイじゃなくてもモテる

過剰な自信は身を亡ぼすと思うが、ある程度の自信は顔や体型に関する忌まわしきコンプレックスの塊を蹴散らしてくれる。私はそう思う。私はおそらくブスだが、最低限の自信とどんなネガティブマインドをも吹き飛ばしてしまうほどの性欲を持ち合わせているので、モテるまではいかないが、モテない側になったことはない。

モテる・モテないに見た目は関係ない。自分はブスだから、つまらない人間だからといって自信をなくしてしまうのは、モテない一番の原因だ。不幸な美人もいれば、幸せなブスもいる。自分からモテない側に行くことはもったいない。自信がなければ何でもいいから自信を持ってみればいいのだ。

中身が空っぽだからといって、自信をなくす人はあまりいないと思う。そもそも自信がなくて、「この人に私なんかが話しかけても迷惑なだけかな……?」なんて気を使える女性は、中身が素敵な人だろうなと考えられる。それに自分で引き出しを増やしたり、いろいろな事を経験したりすることで、内面はいくらでもパワーアップできる。

それでもやっぱり容姿で自信が持てない人は、「ちょいブスのぽっちゃりが一番モテやすい」を呪文のように唱えることをおすすめする。

友人のHには出会って1回目で即合体するような、AVの企画モノのような遊びは控えるように伝えているし、早く3人目の彼氏に出会えるようにマッチングアプリで男狩りするのを、一刻も早く止めてあげようと思う。

『十人十エロ』のバックナンバー

#1女が性欲で困って何が悪い

#2満たされるセックスをしたいなら『ポジティブエロ』マインドを持ってみてほしい

#3男性にお願い。ふたりで最高のセックスをしたいから『喘ぎ声』を出してほしい

#4セックスの『抱く・抱かれる』表現を考えて、恋人を抱こうと試みた話

#5セフレと恋人になる人の分かれ道って? “交際前セックス問題”を考える

#6顔とか体、性格は関係ない。とにかく自信のある女がモテる理由

#7生理痛だけじゃない、生理のしんどさをわかってほしい。

#8月経カップ使用レポート。生理中の快適さを求めて第三の生理用品を使ってみた。

※この記事は2019年6月25日に公開されたものです

たまる

ヤバイ性欲屋さん。 インドア根暗のアラサー女、日々苦戦しながら生きてる様子をTwitterに綴っています。

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