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たくましいふくらはぎをカバーして細見え! スカート選びの3つのコツ

土曜日のファッションコラムは、パーソナルコーディネーター®の木村えりなさんが担当。体型のお悩みをカバーする着こなしを紹介します。今回は、「パンパンのふくらはぎが気になる」という方に向けたスカート選びのコツをご紹介。

たくましいふくらはぎをカバーして細見え! スカート選びの3つのコツ

「スカートを履きたいのに、ふくらはぎがたくましくてスカートを楽しめない」と感じたことはありませんか?

今回は、ふくらはぎが気になる方のスカート選びの3つのコツをお届けいたします。

まずは、以下をチェックしてみてください。

◼︎ふくらはぎが張っている
◼︎膝が年々出せなくなってきている
◼︎スカートが苦手
◼︎スカートを履くと太って見える
◼︎足首もそこそこ太めに感じる


上の質問に「YES」がふたつ以上あった方は、3つのコツを意識するだけで今春のスカートコーデを楽しむことができます。

【1】スカートの着丈がふくらはぎカバーの鍵

ふくらはぎの「ふくら」は、もともと「膨らんでいる」「ふっくらしている」を意味します。
多くの方は、その名前の通りのふくらはぎをお持ちなのではないでしょうか。

わたし自身、ふくらはぎは年々たくましくなる一方で、どうにかできないものか……と思う愛しいコンプレックスのひとつです。

でも、ふくらはぎをキレイに見せるコツさえつかめば、そのコンプレックスさえもファッションを楽しむひとつのきっかけになります。


まず大事なのは、スカートの着丈
ご自身のふくらはぎを鏡でよく観察してみてください。ふくらはぎが足首に向かって細くなる位置がありませんか?
その位置にスカートの裾がくる着丈のアイテムを選ぶことが、ひとつ目のコツです。

細見えを叶えてくれる着丈は、
・足首に向かって細くなる位置に裾がくる着丈
・ふくらはぎをすっぽり隠し足首の細い部分にくる着丈

のふたつです。

わたしはこのスカート丈のアイテムをよく好んで身につけています。

逆に、太見えさせてしまう着丈は
・ふくらはぎの真ん中あたりに裾がくる着丈のスカート
・ふくらはぎがすべて出てしまう着丈のスカート

です。

上記ふたつは、ふくらはぎが目立ちすぎて太く見えてしまいます。

スカートの着丈を意識するだけで、体型をカバーしながら大人上品でおしゃれに見えるコーディネートが完成します。

今シーズンは「リラックス感」を楽しむのがトレンドなので、ロング丈のものは非常におすすめです。

ロング丈は重く見える……と思う場合は、トップスに明るい色を取り入れると爽やかでフェミニンなスタイリングになります。

【2】スリット入りで美脚風を手に入れる

ふくらはぎを美しく見せるには、スリット入りのスカートもおすすめです。

スリットが入っていると、ふくらはぎに「見える」部分と「見えない」部分ができ、目の錯覚で足を細く長く見せることができます

下の写真を見ていただいてわかるように、スリット入りのほうが足全体をスラっと細く見せてくれます。
スリット入りなら、膝が少し見えてもOK。「見えない」部分も確保できているので安心ですし、上品に見えます。

スリットありのスカートは、GUのペーパーバッグミディスカート。
シフォンブラウスと合わせてコーディネートしてみました。

ペーパーバッグミディスカートはカジュアル感が強めなので、トップスにフェミニンブラウスを取り入れても華美な印象になりすぎず「甘辛ミックスコーデ」が楽しめます。

【3】シューズ選びは「甲」の深さにとことんこだわる

普段、どのようにシューズを選んでいますか?

・ラクだから
・汚れにくいから
・何にでも合わせやすいから
という理由で、なんとなく選んでいる方は要注意です。


シューズこそ、バランスの良し悪しを左右する、コーディネートの総仕上げ。料理で言ったら「塩加減」というところでしょうか。

ふくらはぎをカバーするためには何にこだわるか? というと、「甲」の深さです。

甲が深いものは、足首の近くにフチがくるので、見える肌の面積が減って足が短く見えます。
甲が浅いものの方が足を長く美しく見せる効果があるので、ふくらはぎをスラッと見せたい方に非常におすすめです。

ですが、「甲」が浅いものは足が疲れやすいというデメリットも。
「今日のコーディネート」はどうしたいか?を考えてシューズを何足か使い分けると、自分自身の心地よさを大切にできるでしょう。

◼︎コンプレックスがあるから、ファッションは楽しい!

今回は、ふくらはぎの太さをカバーするスカート選びのコツについてお届けしました。

ふくらはぎを大胆に出した(しかも、真正面から素直に!)写真を掲載するのは今回が初めて(笑)。
日々、母として妻として、パーソナルスタイリストとしてたくましく歩くわたしにとって、ふくらはぎは頑張った証。おそらく、これからも一緒に育っていく箇所であると確信しています。

そんなコンプレックスの場所だからこそ、「似合う」を見つけたとき、口角がキュッと上がります。

ファッションは、コンプレックスの分だけ楽しめる!
そう思っています。

必ず「似合う」はあります。
ぜひ3つのコツを意識して、ご自身の「似合う」を見つけてくださいね。

◼︎プチプラアイテム◼︎
ギンガムチェックスカート//GU
ペーパーバッグミディスカート//GU
ピンクバッグ//ZARA
ミントバッグ//ZARA

木村 えりな

パーソナルコーディネーター®。1978年生まれ。CHANELのファッションブティックにてファッションアドバイザーとして勤務。2児の母。現在はパーソナルコーディネーター®として起業家女性のスタイリングやおしゃれをもっと自由に楽...

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