結婚したカップルのLINE実例。こんなやりとりで恋が走り出す!
恋が成就したカップルや成婚に至ったカップルは、どんな内容のLINEをしながら恋心や愛情を育んできたのでしょうか。今回はそんなハッピーなLINE事例をご紹介します。いま好きな方、大事にしたい方がいる方にとって、参考になるLINE術です。結婚相手とのLINEのやり取りをのぞいてみましょう。
これまで3回に渡って、私が経営する結婚相談所の会員さんから聞いたLINEトラブルと、その対処法についてお伝えしました。現在でもトラブル相談は続いていますが、一方でLINEを上手に利用しながら交際を深め、結婚した会員さんもたくさんいらっしゃいます。
今回は、結婚の報告に来てくださった20代から40代のカップルに、「どんなLINEが印象に残っている?」「一番うれしかったLINEの内容は?」などをお聞きしたのでご紹介します。いま最も幸せなカップルに聞いたLINE術が、きっとあなたのお役に立つと思います。
■相手を思いやり、一言「がんばって」を添えたLINE
30代男性と30代女性のカップル
男性のコメント
「彼女から送られてくる『頑張って!』の一言が、こんなにうれしいとは思いませんでした。毎朝、会社に行く前に欠かさず送ってくれました。通勤電車の中で読むのが楽しみでした」
ここが良かった!
「『頑張って』がうれしかった」と話してくれる男性はとても多いです。
「こんな単純な言葉でいいの?」と思われるかもしれませんが、好きな女性から言われるこの一言は最強みたいです。言外に「あなたならできる!」「頼りにしてますよ」といったニュアンスを感じられるからかもしれません。
仕事がつらいとき、体調がいまいちなとき、「よ~し、もうひと頑張りするか!」という気持ちにさせてくれるそう。結婚しても言われたい言葉だそうです。
■離れていても、相手を身近に感じられる写真付きLINE
40代男性と30代女性のカップル
男性のコメント
「彼女から『友人と食事に行く』と聞いていたので、楽しんでるかな? どんな物を食べてるのかな? と思っていたときにLINEが来て安心しました。写真って良いですね。離れていても一緒にいる感じがする。彼女のことを身近に感じられました」
ここが良かった!
好きな人から送られてくる写真はうれしいですね。文字だけでは伝わらない感情や思いを共有できるからでしょうか。相手がどんな気持ちで写真を送ってきたのか、を考えるのも楽しいようです。
ただ、これは好きな人から送られてきたからうれしいのであって、それほど親しくない異性から届く写真は気が重く感じることもある、と知っておいて。
■優しさが伝わる「気を付けてね」LINE
20代男性と20代女性のカップル
女性のコメント
「仕事が終わる時間に合わせて送ってくれました。タイミングの良さと優しさが伝わる内容だったので、いまでも覚えています」
ここが良かった!
男性は「頑張って」という言葉に励まされ、女性は「気をつけて帰るんだよ」という言葉に安心するようです。
そういえば、以前、別の男性から「彼女がデートの帰りに『気を付けて帰ってね』『もう家についたの?』と母親のようなLINEを送ってくるので鬱陶しいです」と相談されたことがありました。
同じ言葉でも、男性と女性では受け取り方が違うのかもしれません。難しいところですね。
自分がもらったらうれしいから、相手も当然そうだろう……という思い込みには注意が必要です。
■相手の好きなものを覚えておいて。さりげないギフト付きLINE
30代男性と20代女性のカップル
男性のコメント
「これが一番印象に残っています。スタバのドリンクギフトです。僕がいつも飲んでいるのを知っていて、送ってくれました。こういう気遣いがとってもうれしかったです」
ここが良かった!
ナイスですね。こういう手がありましたか!
相手の好きなものを覚えていて、さりげなくギフトにしてみる。思いやりが伝わりますね。
女性は「彼が仕事で疲れているようだったし、寒い日が続いていたので、温かいコーヒーを飲んでホッとしてもらいたくて送りました」と話してくれました。
他にもいろいろな贈り物があるようです。気になるお相手にプレゼントしてみては?
その他の回答もご紹介します。
・「おはよう」「おやすみ」を毎日LINEしました。こういうLINEができるのは彼氏、彼女以外ではあり得ないので、うれしかったです(30代男性)
・それまで敬語でやりとりしていたのが、タメ語に変わった瞬間がありました。そのとき「やった。距離が縮まった!」と思ったので印象に残っています(40代男性)
・会っているときに話した内容をLINEでも話題にしてくれたので、「きちんと聞いてくれる人だ」と感じて、結婚しても話し合える人だなと思いました(40代女性)
ご紹介したどのお話も、カップルの幸せが伝わってくるLINE秘話でした。
LINEは誰からも見えない世界で、ふたりだけのやりとりが作り上げる舞台のようでもあります。
結婚が決まったカップルの成功例を参考に、お相手との熱量や間合いを感じながら心地よいコミュニケーションが取れることを願っています。
■著者プロフィール
Text/忽那里美
東京日本橋で結婚相談所「キュートピア」を経営。20~80代の男性女性が会員。メイクレッスン、トータルコーディネート、メンタルコーチングを取り入れることで、ワンランク上のお相手との結婚をサポート。婚活が終了するとき「人間的にも成長した」といっていただける相談所でありたい、と日々新たな試みにチャレンジ。会員の問題点をズバッとご指摘。