首をキレイにする方法(日常生活の改善編) 2/2
2. 摩擦、刺激を抑える。ネックレス、タートルネック、ストールの素材を厳選
首をキレイにするもうひとつのポイントは、首にぽつぽつやザラザラなどを作らないこと。実は、この首のぽつぽつやザラザラは、肌への刺激によって出てしまう傾向があります。この刺激をなくすことによって、予防しましょう。
ネックレス・社員証
ネックレスを着けること自体はまったく問題ありませんが、そのネックレスを着けて、汗をかいたときにチクチクすることってありますよね。
他にも、ネックレスの材質による金属アレルギーやデザインによる刺激。こういった、ネックレスを着けているときに感じる刺激は、肌にとって良くないので、刺激を感じたらすぐにネックレスを外すようにしましょう。
番外編ですが、チクチクしなくても気づかないうちに刺激になっている、皆様がよくつけるものがもうひとつあります!
それが、首から下げている社員証など。このストラップ、一見すると金属でもないし、柔らかな素材なので何の刺激にもなっていないように見えますが、毎日つけていること、やや幅広の素材……ナイロンタオルで体を洗うと刺激になるように、知らず知らずのうちに摩擦を起こしています。できる限り、首から下げることををやめてみましょう。
タートルネック
紫外線や、冬の寒い風から首を守ってくれるタートルネック、非常に良さそうなのだけども、ここにもひそかな落とし穴があります。インナーとしてタートルネックタイプを着る場合、寒さ対策のためにピタッとしたタイプを着ますよね。でも、ここが注意すべきポイント。ぴったり肌にフィットするタイプは、素材を選ばないと常に肌と摩擦を起こすこととなります。
摩擦を起こしにくい安全な素材は、シルク、レーヨンなどの滑らかなもの。一方、アクリルやナイロン、スパンデックスのような伸縮性の高い素材が配合されているタイプは、摩擦が強くなるので避けた方が安全です。
ストールなど
紫外線からの防御、冬の寒さ対策として、さらには、首元を隠すために使用したり、愛用のストールが刺激になっていることがあります。
そう先ほどからお伝えしている通り、「チクチク」する素材はNG。
・アクリル
・ポリエステル
などは、太い繊維の先端や荒い繊維の側面が肌に当たったときに刺激を感じる素材。具体的には30ミクロン(30/1000)より太い繊維を5%以上含むとチクチクを発生しやすくなると言われています。
上記の素材ではこの太い線維が多くみられるため、チクチクしやすいです。たしかに、柔軟剤を使うとやや肌触りは改善しますが、根本的な解決にはなりません。できる限りチクチクしにくい素材を選ぶ方が、よりキレイな首になれる近道といえます。おすすめ素材は、
・シルク
・コットン
・レーヨン
などです。
さらに、チクチクするタイプのストールは、フェイスラインのニキビができる原因にもなってしまいます。ご注意ください!
3. スマートフォンばかりいじっていると、首にしっかりしわが刻まれる
さて、最後は日常生活での姿勢による首の変化です。首の皮膚はもともと伸ばしたりひねったりするので柔軟性に富んでいますが、それでも同じ姿勢ばかりをしていると、しわが寄ってしまいます。
そう、スマートフォンをいじって下を見てばかりいると、首の余った皮膚が折りたたまれて、くっきりと深いしわが刻み込まれます。スマートフォンを見るときは、ちょっと腕が疲れますが、意識して目の高さに持ってくるようにしましょう。
■首をキレイにする方法まとめ
1.紫外線からの防御
2.刺激を避ける
3.下ばかり見ない
以上、日常生活で首をキレイにするポイントでした。