スペシャルインタビューby LEXUS RC佐藤久実さん、クルマのラグジュアリーってどこにあるんですか？後編

ショッピングを楽しむようにクルマも選んで欲しいレーシングドライバー佐藤久実さんによる、レクサスRCの魅力解剖。後編ではクルマにおけるラグジュアリーについて、伺ってみました。─ラグジュアリーとか贅沢とかっ…

ショッピングを楽しむようにクルマも選んで欲しい

レーシングドライバー佐藤久実さんによる、レクサスRCの魅力解剖。後編ではクルマにおけるラグジュアリーについて、伺ってみました。

─ラグジュアリーとか贅沢とかって、クルマのどんなところにあるんでしょうか？

１２月号で米倉涼子さんと佐賀から熊本までドライブしましたが、その時に話したのが、“運転している高揚感”こそが生活を豊かにするっていうこと。
これこそラグジュアリーなんだってお互いに納得できました。RC300hにあてはめてみると、スポーツカーのように頑張って飛ばさなくてもいいクルマだけど、運転してみるととても気分が上がっている。それこそが贅沢なんだ！と。
さらに、スタイリッシュなクーペだから女性が乗っていたらカッコいい！最近はクルマが白物家電化しているなんて言われることも多いですが、RCはその真逆とも言える存在です。
乗っているだけでアピールできるというか、クーペを選択するゆとりがある女性という目で見られる“高揚感”をも感じることができる。その意味ではDRESSの読者にとってRCはドンぴしゃな存在ではないでしょうか。
例えば結婚している女性なら、旦那さんの運転するファーストカーは家族のためのクルマとして使い、RCは自分専用のプライベートカーとして使ってみたり。
クーペでも日常の買い物とかには十分ですし、ゴルフバッグだって積めてしまう。自分のためのパーソナルな存在として最適なチョイスだと思いますね。

─レクサスRCが似合うのはどんな女性なのでしょう？

先ほども言いましたが、DRESSの読者こそ似合うと思います。つまり、アクティブにライフスタイルを楽しんでいる女性です。ふだんからクルマに乗っている人には判ると思いますが、クルマって点から点の移動手段ではなくて、連続性があるのがいいところなんです。思い立って、途中のお店で買い物したり、友達をピックアップしたり……。
電車やバスとは違う、移動手段以上のパートナーになってくれるんです。だから都会的な暮らしをする女性に向いていると思います。ムダに大きいクルマでもないですし。もうひとつクルマで移動するメリットがあります。それはひとりになって考えたり、冷静になれる空間を提供してくれること。もちろん運転中は集中しなければいけないところもありますが、必要以上に気を使わなくていい空間にひとり身を置くことができる。
仕事でストレスがたまっている人でも『ひとり』になれる。ただ移動しているだけでなく、空間と時間を価値にできるのがクルマなんです。RC300hならばハイブリッドだから乗った瞬間から静かですし、好きな音楽をノイズに邪魔されずに聴くことができるメリットもあります。多忙を極めている経営者の女性たちにこそ、自宅以外の『パーソナルな空間』が必要なのでは？

─最後に賢いクルマの買い方・選び方を教えてください

女性はみんなお買い物が好きですよね。
実際に買わないウインドウショッピングだって楽しめちゃいますし。私が皆さんに知って欲しいのは、クルマだってショッピングと同じだってことです。
レクサスRCはボディカラーもインテリアのバリエーションもとっても豊富です。悩ましいくらいにありますから（笑）。
クルマって靴やカバンのようにはそうそう頻繁に買い替えるモノではないので、ディーラーに足を運んでカラーの組み合わせをさまざまに試して自分だけのクルマに仕立て下さい。
レクサスを選ぶ女性は経済的には豊かな方が多いと思うので、白黒シルバーといった、定番色もいいのですが、自分の好みのカラーをこだわって選ぶのも楽しいはずです。仕事の往復に使うクルマだから落ち着く色にするもよし。逆にせっかく往復の足なのだから『アゲアゲ』になるカラーを選択するのもよし。
レクサスならどんなライフスタイルの人でも許容するくらい懐が深いので、多いに悩んで下さい。もしあなたがレクサスRCのオーナーになったら、新たな発見がクルマによって起こるかも知れません。それがあなたのライフスタイルをより贅沢に導いてくれるはずです。

佐藤久実
さとうくみレーシングドライバー。大学在学中からレースを始め、主に耐久レースをメインに参戦。日頃はドライビングインストラクターとして飛び回りつつ、自動車評論家やライター業もこなす。スポーツカー、オープンカー好きで、ずっとクーペを乗り継いできた。

Photo / Atsuko Toyama