女性が抱える性欲の悩み「私ばっかり悶々としておかしいのかしら」
女性は性欲の話題をなかなか周囲には相談できないもの。今回は、年齢とともに変化する自身の性欲とどのように向き合えば良いのかご紹介していきます。
なんだか最近、急に性欲が強くなったみたい。でも、パートナーを誘ってみても素っ気なくあしらわれるし、こんな悩みをママ友にも相談しづらい……。
ひとりでふさぎ込んでしまいそうなこの悩みですが、実は“ある年齢”の方は同じ悩みを多く抱えています。
そう、実は同じように悩んでいるのはあなただけではありません。
それでは、同じような悩みを抱えている人たちは、どのようにこの悩みを解消しているのでしょうか。
■女性の性欲は自然な現象。否定せず受け止めよう
冒頭で“ある年齢”とお伝えしたこの悩みを多く抱える年齢層、それは35~40歳ごろと言われています。
女性ホルモンが減り、男性ホルモンが活発になることからこのような現象が起こるのですが、これに合わせて多くの女性が妊娠・出産を終え、乳児期を終えた育児に一息つける時期でもあります。
また、年齢を重ねるごとにセックスの快感を覚え、性への好奇心が高まることで、受動的なセックスではなく、積極的なセックスを求める時期とも重なっています。
ですので、急に性衝動が高まるのはまったくおかしなことではなく、誰にでも起こりうることだと思ってください。
■女性の性欲と男性の性欲のバランスの取り方とは
なぜ「性欲が高まっているのは自分だけなのかな」と思ってしまうのでしょうか?
私は、パートナーの存在が大きく関わっていると思っています。
一般的に男性の性のピークは10代~30代前まで。これまではパートナー側から求められてばかりだった。けれど、最近は私から求めてばかり……という感覚に陥るのはこれが原因です。性欲の高まりが反比例しているのです。
とはいえ、パートナーともう一生セックスできないというわけではありません。
性への欲求が以前より緩やかになっただけで、むしろ男性のセックスは年齢に伴い愛情が深く濃厚になる傾向があります。
パートナーとの間に生まれた性欲の反比例を知り、うまくバランスをとることが大切。
相手に対して強引な誘いをしたり、断れない状況を生み出すようなことは避け、触れ合うことを大事にふたりで緩やかに楽しむ気持ちでお誘いしましょう。
ただ、それでも相手の意識がセックスに向かないこともあると思います。
そうなった際にどうすればよいのか。
例えば、私のところには性欲を持て余し、自身での解消もままならずAVへの出演希望をする女性たちがたくさん集まります。普段できない経験をしながら、性欲の解消もできるというなんとも素晴らしい方法だと出演された方からは評判です。
そして、もっとも効果的な性衝動解消方法はなんといっても不倫行為。パートナー以外と普段はしたことのないような禁忌な時間を過ごす……男女の倫理的な問題を置いておけば、それは間違いなく虜になる行為ですが、このコラムを読んでいる人がAVに出演するのかといえばまずないでしょうし、まさか不倫行為なんて絶対に推奨できません。
もしAVに出てみようかなと思われた方はご相談ください(笑)。
冗談はさておき、現実的な解消法にはどのようなものがあるのでしょうか。
■女性の性欲は身近な方法で解消。心と身体を整えましょう!
気を紛らわすならば、やはり「運動」は効果的です。
ジムに通ってみる、テニスクラブに入会するなど本格的にスタートを切るのがオススメ。夜はそのような気分になる前にスッカリと夢の世界です。
また、「ペットも迎える」ことも効果的。
目が離せない存在が増えることで、お散歩やご飯の準備、トリミングに病院と忙しい毎日になりますが、愛情を感じられ充実した毎日を過ごすこともひとつの方法だと思います。
まったく別の方法としては「勇気を出して友人に打ち明ける」こと。
打ち明けることですっきりとしてしまうこともあります。その友人とスポーツクラブに入会、なんていうことが起きたらとても楽しそうですね!
また、やりすぎは良くありませんが「食欲で満たす」方法もあります。
女性の食欲と性欲は密接な関係にあり、脳の作りから片方が満たされると片方が治まることが分かっています。美味しいものをゆっくりと味わうことも有効な方法なのです。
他にも「マッサージ」や「ストレッチ」を受けてリラックスすることでストレスを軽減させ、衝動を抑えるという方法もあります。
性の欲求は性で解消したい、という方には「マスターベーション」が良いでしょう。マスターベーションデビューについては私の過去の「アダルトグッズ」のコラムも参考にしてみてくださいね。
「イク」を体感する。相手に頼らない、絶頂を迎えるための4つの方法
女性の身体は1カ月の中や、季節の変わり目、7の倍数の年齢など……体調に変動を起こす不安定な構造です。自分の変化に敏感でいるのは大事なことですが、「みんなそうなんだ」というおおらかな気持ちで自分自身を受け止め否定しないことがとても大切です。
普段からなんでも相談できる環境づくりにも気を配っていきたいものですね。