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セックスで「イク」ためには? オーガズムのHow To教えます

「セックスでイクことができない」「絶頂を迎えられない」という悩みは、なかなか人には相談しにくいこと。AV監督の鈴木リズさんが、セックスでより気持ちよくなれる方法を伝授します。

セックスで「イク」ためには? オーガズムのHow To教えます

付き合い始めた頃はただ薄着になったお互いの身体を見るだけで、触れるだけで満足できていたのに、最近はなぜかセックスへの満足感が足りない。そんな気持ちを抱える方、いるのではないでしょうか。

・パートナーとのセックスは幸せだけど、いまいち肉体的な満足感がない
・「セックス=気持ちいい」がよくわからない
・そもそも「イク」って何?みんな経験するものなの?


今回は、こういったモヤモヤを抱えるあなたに、「そもそも“イク”とは?」「オーガズムを体感する方法」をレクチャーします。自分自身の身体と向き合い、満足感を得る方法を探っていきましょう。

■オーガズム(性的絶頂)を知る

みなさんは「イク」という感覚をご存じでしょうか。

イク=オーガズムとは性的な刺激による強い快感のこと。痙攣や動悸、その他にもさまざまな身体の反応が起こることを指し、「電気が走るようなビリビリとした快感」「頭が真っ白になる感じ」などの言葉で表されることが多いです。

ここでいう“性的刺激”とは、物理的な刺激の他に心理的な刺激も含まれます。

物理的な刺激が好きなのか心理的な刺激が好きなのか、自身が好きな刺激の種類を知ることが、自らをオーガズムへ導く第一歩です。

というのも、私が以前お付き合いしていた女性はいわゆる“バリタチ(責め側)”で、自分が責められることを極端に嫌う人でした。そんな彼女にどこでセックスの満足感を得るのか聞いたところ「脳イキ(想像することで絶頂を得ること)ができるから満足してる」とのこと。

初めて聞いたときはなんという高等テクニックだろうと感嘆しましたが、その後私がタチ役を経験したときに似たような快感を感じたこともあり、心理的刺激で絶頂を迎えるという意味を体感しました。

物理的な刺激によるオーガズムに比べ、心理的な刺激から至ったオーガズムはしばらく余韻を残すような快感だったことを覚えています。

■オーガズムへのプロセスを知る

セルフプレジャーで知る

あなたがどうすればオーガズムに至りやすいかは、セルフプレジャーで知ることができます。

「オカズ」はどんな媒体(動画、小説、漫画、妄想等)がいいのか、その内容はどんなものなのか(自分はS側視点なのかM側視点なのか、ストーリーのシチュエーション等)を知ることで、その嗜好を実際のセックスにも応用できます。

物理的刺激の好みを知るには、ラブグッズや指での刺激に強弱をつけたり、一点を集中的に触るのではなくその周辺も触ることで、どの部分が最もオーガズムを迎えやすいのかを試したりしてみましょう。

セルフプレジャーの際に「オカズ」を一切必要としないという人は、極めて物理的刺激への感度が高いと言えるでしょう。

私の経験上、このような方は男性に多く、セックスでも難なくオーガズムに至ることができる方が多いように見受けられます。

パートナーとのセックスを通して知る

パートナーとのセックスを通して、自身が肉体的刺激と心理的刺激のどちらを好むのか知る方法として、一番わかりやすいのがSMです。と言っても突然ハードなことをする必要はありません。

目隠しをしてもらいタッチしてもらったり、軽く愛撫してもらったり、セクシーな言葉を囁いてもらってください。この際にじれったく感じたり、普段の方がより快感が高いと感じる方は肉体的刺激の強い方が快感を得やすい方です。

逆に、普段よりソフトな刺激でありながら目隠しをしているというシチュエーションだけでいつもよりも快感を得られるという方は、精神的刺激の方が敏感に快感を得られる方です。

■オーガズムの種類を知る

「外イキ」と「中イキ」

物理的刺激によるオーガズムには大きく分けて「外イキ」と「中イキ」の2種類があり、「外イキ」とは体の外側からの刺激で迎えるオーガズム、「中イキ」とは体の内側からの刺激で迎えるオーガズムのことです。

個人的見解ですが、「外イキ」は電気が走るようなビリビリとした強い快感で、「中イキ」は酸欠状態のような目の前が霞むふわふわとした快感です。

私のTwitterでアンケートを集計したところ「外イキのみ経験のある人:32%」「中イキのみ経験のある人:9%」「両方の経験がある人:26%」という結果になりました。

「外イキ」は刺激箇所を目視することができるので、再現性が高く、中イキよりも経験しやすいという特性があります。まずは比較的イク感覚を掴みやすい「外イキ」をマスターしてから「中イキ」にトライすることが、それぞれのオーガズムを楽しむプロセスといえるでしょう。

刺激するとイキやすいスポットは?

女性は「クリトリス→Gスポット(膣壁前方上部)→ポルチオ(膣の奥、子宮口の付近)」がイキやすいとされている場所。自分で刺激しやすいクリトリスからどのくらいの強さで、どのような刺激の与え方をすれば自分がイクのかを覚えましょう。

クリトリスでイク方法を覚えたら「Gスポット→ポルチオ」にも進んでみましょう。

膣内の刺激に慣れれば「中イキ」もしやすい体質になります。ただ、ポルチオはGスポットのさらに奥の場所になり、慣れれば一番強い快感を感じることができますが、一方で、慣れていないと痛みを感じることもあるので注意してください。

物理的刺激には人それぞれ好みがあるので、端的に強く刺激を与える方がイキやすい人、弱めの刺激を長い時間与える方がイキやすい人とさまざまです。

「イク」感覚を言語化する

イクために刺激する箇所は陰部のみに限りません。性感帯は性器以外にも耳や背中、足の裏など体中のさまざまな箇所にあるので、いろんな箇所を試しながら独自の性感帯を見つけることをおすすめします。

また、なにより大事なのは、その感覚を自分の言葉にすること

触る・刺激するなどの概要的な言葉ではなく、どこを、どのように、どれくらいの強さで触ると、どんな気持ち良さがあるのか、言語化しておくことで、パートナーにも伝えやすくなります。

■セックス=オーガズムではない

オーガズムについて細かく紐解いてみましたが、まずは自分自身の身体と向き合いよく知ることで、どのようなセックスで満足感を得られるかがわかってきます。

女性のセックスには物理的な快感のほか、心理的な側面にも大いに関わりがあります。目の前の人を愛おしいと思うほど濡れやすく感じやすくなる、つまり愛情で快感が増幅するのです。緊張しているとイキにくくなることも事実です。リラックスや集中がイクためにも大切なのです。

ただ、「セックス=オーガズムではない」ということも理解しなくてはなりません。セックスで最も大事なのはお互いが充分な満足感を得ることです。その一部としてオーガズムというものがあり、これだけがセックスの悦びではないのです。

肉体的になのか精神的になのかそれぞれではありますが、セックスというもっとも濃密なコミュニケーションでお互いが幸せな気持ちを共有できるよう、話し合い試し合いながらふたりの満足度を高めていけるとよいですね。

鈴木 リズ

著書「男とか女とかゲイとかレズとかどうでもいいからただ好きな人のそばにいたいだけ。」を主婦の友社より出版。AV OPEN2017〜あなたが決める!セルアダルトビデオ日本一決定戦〜では監督賞を受賞。女性AV監督で営業と広報もこ...

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