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肌にやさしくコスパもいい。「乳液クレンジング」のすすめ

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クレンジング剤が肌に合わない、クレンジング剤を使うと肌の調子が悪くなるような気がする……など、お悩みの方もいるのでは。連載【エルメス、今夜も好きにします】#11では、「乳液クレンジング」を実践しているエルメスさんが、それにより得られた変化や個人的な感想をご紹介します。

肌にやさしくコスパもいい。「乳液クレンジング」のすすめ

■敏感肌でもクレンジングで肌を荒らさない方法

手のひらで顔に触れる、肌に合わない化粧品を使う、頬杖をつくなど、些細なことで肌荒れが起こってしまう筆者。

選ぶ化粧品もとにかくこだわらないといけません。

特に私は「洗顔」に美肌は宿ると思っているため、クレンジング、洗顔は基礎化粧品をグレードアップするより大事だと思っています。

今回ご紹介したいのは、敏感肌・乾燥肌で何をやっても荒れてしまう人に、クレンジング剤を使うのをやめたら? と提案する内容です。

なぜ私が乳液クレンジングを進めたいのか? その理由をご説明します。

■肌荒れと乾燥の原因は雑なクレンジングだった

20代前半の頃は夜遊びも大好き、ジャンクなものも大好き、厚化粧が好きで、とにかく毎日肌に負担をかけていました。

疲れて帰宅するため、手軽かつ迅速に化粧を落とせるオイルクレンジングを使っていたのですが、W洗顔が必要となるため、つっぱり感や肌の乾燥が気になっていました。

それに若い肌は油分も多め。ニキビも出るのに、洗顔後は乾燥で突っ張る。もはや悩みどころが多すぎて、何から改善したらいいかわからなかったのです。

幸いにも、肌が白くキメが細かい肌質で、肌荒れが目立つほうではなかったのですが、年齢を重ねるにつれて、肌の将来が気になり、どう改善しようか悩んでいたとき、ある方法に出会いました。

それは私の大好きな漫画家さんのエッセイ。そこにこんな記述があったのです。

「超美肌の大女優は、クレンジングに安い乳液1本を使用する」

この記述を読んだとき、乳液で落とせるの!? と疑問に思いましたが、思い立ったが吉日。試してみることにしました。

■乳液でメイクを落とすメカニズム

まず乳液でメイクが落とせるのか? という疑問ですが、基本的にメイク用品は油分が多いため、同じく油分のあるもので落とせるのだそう。

乳液は油分が多めの化粧品のため、クレンジング剤ではなくても落とせるんです。

また乳液以外にも、天然オイル(スクワランなどがいいです)などでも落とすことができます。極度の乾燥肌なら天然オイルの方が良さそうですね。

■エルメス式乳液クレンジング

乳液でメイクを落とそうとしたところ、全然落ちませんでした。
つまり、乳液や優しい洗顔で落ちないくらい、化粧を濃くしていたということ。

まずここに気づくことが大事です。
濃いメイクは当然ながら、肌に大きな負担をかけます。

私はそれから厚化粧をやめるようにしました。
リキッドファンデにパウダーファンデを乗っけていたのをフェイスパウダーだけにし、アイラインやアイシャドウも薄くしたのです。

もうひとつ大事なのは、乳液クレンジングでしっかり時間をかけて優しく落とすこと。
ガシガシこすって落とすとシワやたるみの原因になり、摩擦で乾燥しやすくもなります。

私は濃いメイクを落とすため、クレンジング剤でゴシゴシ落としてたこと――ここに原因があることがわかりました。

薄い化粧にして、乳液で優しく時間をかけて落とすことにより、びっくりするほど乾燥しなくなりました。

著名な美容家さんも、「メイクには時間をかけるのに、クレンジングに時間をかけないのはダメ。洗顔、クレンジングこそ、美肌を作るのだから、メイクにかけた時間と同じくらいかけるべき」とおっしゃっていました。

これがまさしく私の肌に合っていたのです。

エルメス式乳液クレンジング
1、手持ちの乳液(プチプラでOK)を肌にたっぷり乗せて、優しくくるくるとマッサージ。メイク剤を浮かす(5分くらい)。
2、落ちにくいアイメイクなどはコットンに乳液をたっぷり浸して、パックするように置き、ゆっくり滑らすように落とす。
3、手持ちの洗顔料で洗う。

これだけです。私は無印良品の大容量の乳液を使って落としています。

入浴時にメイクを落とすため、乳液でクルクルマッサージ、お湯でさっと流して、湯船に入る。
滝汗が出たら、出てシャンプー、全身を洗った最後に洗顔をします。

メイクが濃い日(パーティーや取材、撮影時で)は、以前ご紹介した蜂乳クリーム石鹸を使います。こちらは洗顔料ですがまったく乾燥しないのでオススメです。乳液クレンジングと同じ要領で液体のまま、くるくるとマッサージして落とし、そのあと泡立てて洗顔します。

■乳液クレンジングの注意点

まず、脂性肌の人には向きません。ニキビやニキビの元(コメド)の原因になるため、一度試して肌が荒れるようだと向いていないかも。

舞台化粧など濃すぎるメイクも落ちきれないと思います。あくまでもナチュラルメイクさん向き。

ゆっくり丁寧にクレンジングすることが必須なので、手早くしても落ちません。

日焼け止めなどクレンジング剤が必要な強力なものを使用している場合も向かないでしょう。

私は「洗顔料で落とせる日焼け止め」を使用しているので、乳液クレンジングしたい方は、洗顔料で落とせるタイプの日焼け止めを使ってみてください。

■メイク落としもある程度時間をかけて

つい手早くやりがちなクレンジングですが、クレンジング剤だけではなく、雑なクレンジング法は美肌を産みません。

肌は本来デリケートなもの。ましては敏感肌の方は特にそうです。

皮膚科に行った際、乾燥や肌荒れで相談したところ、

「あなたの場合は、ただでさえ乾燥肌で敏感肌なのに油分を落としすぎ。洗顔、クレンジングを改めなさい」と言われました。

それを受けて、メイク用品を見直せということかなと思い、ちょこちょこ洗顔料やクレンジング剤のメーカーを変えていたんですね。でも本当の原因は、「クレンジングの仕方」にあったのです。

乳液だとコスパが良く、肌にもやさしい。

あくまで私が試してよかったと思った方法なので、万人に合うかはわかりません。ただ、乾燥肌・敏感肌でクレンジングが合わないかもと感じている方は、一度自分の肌で試して、合うかどうか検証してみてください。

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エルメス

ホラー映画、おしゃれとハイブランド、漫画とコスメリップをこよなく愛するハーフの30代。長年ファッション誌で勤務。現在は起業家。

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