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自分で「自分の価格」をつけるシンプルな方法をあやにーさんに学ぶ

音声メディア「Voicy(ボイシー)」で人気の番組をレビュー。今回は株式会社Queendom代表取締役社長あやにーさんによる『#つれづれあやにー』140回を聴きました。

自分で「自分の価格」をつけるシンプルな方法をあやにーさんに学ぶ

音声メディア「Voicy(ボイシー)」の人気番組『#つれづれあやにー』。株式会社Queendom代表取締役社長、あやにーさんが配信しています。

今回は、独立、起業、副業などをがんばる人を応援するこの番組の第140回をレビュー。

あやにーさんがTwitterでもよく質問を受けるという「自分の価格の決め方」がテーマです。

■価格を決める方法はふたつ

第140回のタイトルは「自分自身で価格をつけるときのポイントは?」。

フリーランスや副業を持っている人、起業した人、それぞれにとって自分の価格を決めるのはとても難しい作業だ。
これに対するあやにーさんの回答はごく簡単なもので、「当事者が思う金額で決めればいい」というもの。
あやにーさん自身はシンプルにふたつの決め方をしているという。

ひとつは「売り上げたい金額で決める」というもの。

「10日で1万円を稼ぎたいのであれば1日1000円稼げばいい。1000円稼ぐためには1日でどれだけ稼働すればいいのかを考えるのもひとつの方法です」

ふたつめは自分を時給で考える方法。

「例えば、イベントなどは“本番の時間だけ”を考えて見積もりを出してしまいがちですが、基本的に準備やフォローアップの稼働時間も考えないと」

こうすることによって、金額の最低ラインを決められるので、断る基準も作ることができるというわけだ。

実際、自分の仕事は人に見えていない部分もたくさんある。価格の提案を先方をされる場合は「見えている部分」でしかどうしても金額が安いと感じてしまう。

自分がどのような作業をし、どれだけの時間を割いているのかを認識する上でも、時給で考えるのは良い方法と言えるのかもしれない。

■なぜ「無料」にすると良くないのか

「友達だからちょっと安くしてほしい」「仕事に自信がないので無料でやります」なんて話になったことはないだろうか。

しかし、あやにーさんは「それはいけない」と話す。実際に、「やってはいけないことのひとつ」と感じている人も多いのではないだろうか。

あやにーさんが「いけない」という理由は、相手に「自分は無料の価値のものを受け取っているんだ」と思わせてしまうから。そこから有料にしたり、価格を上げたりすると、顧客は容易に離れていくという。

「価格が上がることに不信感があるんですよね、お客さんって」

仕事は信用が大事だけど、価格を上げることって信用を失うことにつながる。

確かに、野菜の高騰などがあったとしても、急にレストランのメニューが値上がりすれば、「あそこのお店に行くのはもうやめよう」となる気がしないでもない。

割引についても同じで、「これまでは特別価格だったので、次回からは価格が上がります!」というと、じゃあ最初からその価格にしておいてほしい、ということになるのだそうだ。確かに、安くて早いレストランが値上げしたら、少し足が遠のいてしまう、のもわからなくもない。

ただ、すべての無料・割引が良くないというわけではない。「唯一、割引・無料としてやってもいいことは宣伝」とあやにーさん。

例えば、お友だちを紹介してもらったら割引など、割引をしたことによって、相手がメリットを与えてくれるならOK、ということだ。

宣伝にお金を使っても思ったような成果が上がるとは限らない。相手も「無料でやってもらったから」ということで、ギャランティを支払う代わりに丁寧に宣伝活動をしてくれるかもしれない。

自分の考えた通りに金額をつけるというのは、ごく自然なことのようで難しい。高いと感じられてしまったらどうしようと思うが、あやにーさんは「コストパフォーマンスは顧客が決めるもの」と言う。

見合った金額と思えば、購入してくれるし、高いと思えば、購入しない。無理のない金額設定で、自分が望む顧客層を掴めることができるのかもしれない。

ふくだ りょうこ

シナリオライター。1982生まれ、大阪府出身。大学卒業後、2006年よりライターとして活動を始める。現在は胃が虚弱な痩せ型男性と暮らしながらラブストーリーについて考える日々。焼き鳥とハイボールと小説、好きなアイドルのライブに...

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