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人生100年時代の生き方【お金に愛される女のルール#4】

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お金に愛される女性になるためには、お金の仕組みや制度を知っておくことが大切。本連載「お金に愛される女のルール」では、独身女性が知っておきたいお金の話をあますことなくお伝えしていきます。第4回目では“年金”について考えてみましょう。

人生100年時代の生き方【お金に愛される女のルール#4】

■人生100年、どう生きる?

“人生100年時代……”なんて言葉を耳にするようになりました。

100歳までは生きなくても、35歳の女性は平均して87歳まで生きる可能性があると言われています(平成28年簡易生命表)。

となると、のこり約50年……みなさんはどう感じますか?

人生100年時代をどのように生きるかは個人差があります。ただし、どんな人にも共通する事実があるんです。

それは、「長生きすれば、多くのお金が必要になる」ということ。

お金に愛される女性は、人生100年時代の生き方を知っています。
そのため、人生が100年であろうと、なかろうと、のびのびと生きているのです。

今回は、人生100年を生き抜くために大切な“年金制度”について紹介していきます。

■老後の生活費はどれくらい?

定年まで勤めて仕事を引退した場合、多くの人の収入は年金収入だけになります。

夫婦ふたりが老後に必要な生活費は、月に20万円から25万円ほどだと回答してる人が多いです(生命保険文化センター平成28年「生活保障に関する調査」参照)。

「あー、そうか。お金がたくさんかかるんだなぁ」と心配になる人もいるかもしれません。

安心してください。老後には、年金収入があります。

ただし、この年金収入は“働き方・働いた期間・お給料”によって、受け取る年金額に個人差が出てきます。

ですので、今のうちに

・自分はどんな年金制度に加入していて
・どれくらい受け取ることができるのか

をイメージすることが、とっても大切なんです。

■年金制度の基本をかんたんに

ほとんどの人は「年金制度は、難しそうだなぁ」とか「自分には、まだ関係ないんじゃないかな」と思っています。

忙しい人にとっては、きちんと勉強する時間もないでしょうし、遠い将来のことは興味の対象から外れてしまうのが当たり前。

ただし、人生100年を生き抜くために、年金は押さえておきたい最重要ポイントです。


年金制度は2階建。
アイスクリームでイメージすると、シングルかダブルか。人によってはトリプルもあります。

1階部分は、 国民年金。国民年金の保険料を納めていて、要件を満たした人全員が受け取れます。

2階部分は、厚生年金保険。会社員や公務員などの厚生年金加入者が受け取ることができます。

近頃では、3階部分として自分で年金を準備する制度が拡充しています。

年金の土台「国民年金」

国民年金は20歳以上60歳未満の すべての国民が加入する制度。

保険料の支払い期間は40年間です。40年間ずっと保険料を支払っていた人が、満額の779,300円(年額)を受け取ることができます。

学生の期間など支払っていない期間があれば、その期間分、減額された金額を受け取ることになります。

会社員・公務員等の「厚生年金保険」

厚生年金保険は、会社員は公務員などの人が国民年金に上乗せして受け取ることができます。

厚生年金の受取額は 、「厚生年金保険に加入していた年数」と、お給料やボーナスなどを元にした「平均標準報酬額」に応じて決定します。

そのため、会社員や公務員の人たちの年金額は、


老齢基礎年金の金額+老齢厚生年金の金額=もらえる年金額(これを①とします)



さらに、厚生年金とは別に「企業年金」や「企業型確定拠出年金」と呼ばれる年金制度を準備している会社もあり、①の年金額に上乗せした年金を受け取れる人もいます。

このように、 働き方や働いた年数、お給料などに応じて、将来の年金額には個人差がでてきます。

自分で準備する「自分年金」

さらに、将来に備えるために、自分で準備する年金制度があります。

自分で準備する年金には、

・フリーランスの人が入れる「付加年金」や「国民年金基金」

・20歳以上なら誰でも加入できる「個人型確定拠出年金」

・民間保険会社などで取り扱っている「個人年金保険」

などがあります。

■すべての不安は知らないことから

年金の話をすると、「なんだか不安だな」といった声を耳にします。

それは、年金制度をよく知らないから、不安になってしまうんじゃないかなと感じています。自分が加入している年金制度がわかっていれば、不安は少しずつ解消されていくでしょう。

たとえば、フリーランスの人は国民年金だけの加入だとを知れば、今のうちから準備する大切さがわかります。
会社員や公務員の人は、自分の勤めている企業にどんな年金制度があるのかを知っておくと、「今以上に準備をしておかないといけないのか、それとも十分なのか」とわかります。


生き方が選べる時代だからこそ

・自分がどんな年金制度に加入しているか

・65歳になった時にどれぐらいの年金を受け取ることができるのか


をイメージしておきましょう。

それが、人生100年時代を生き抜くコツです。

年金制度を知れば、将来に向けての貯金だけではなく、“今の自分”にもお金を使えるようになります。

年金制度を知ると、お金に愛される女に近づきます!

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荒木 千秋

ファイナンシャルプランナー。神戸大学経済学研究科修士課程修了。 メガバンクに勤務時は、富裕層や会社オーナーを対象とした投資相談業務に従事。同年代の友達と話していると自分の知識や経験は、普通の働く女性に貢献すべきだと実感、独立...

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