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初夏のおしゃれを楽しみ尽くす4つのアイデア

東京はここ最近春が短く、暑くなり始める日が早い。真夏のような日もあれば、雨が降り肌寒い日もあり、何を着たらいいか迷うことも多い。初夏は1年で一番気持ちよい季節。本格的に暑くなる前にファッションを楽しむコツを考えてみた。

初夏のおしゃれを楽しみ尽くす4つのアイデア

■初夏のファッションで難しいのは温度調節

変わりやすい気候と室外と室内の温度差から体を守る。
初夏のファッションで一番難しいのがこれ。

朝は真夏のように暑いと思ったのに、雨が降れば急激に冷え込む。
汗ばむような陽気の日でも、ひとたびバスや電車に乗ったり、カフェに入れば冷蔵庫のように寒いこともある。

この気温差に対応するにはファッションで工夫するしかない。
何か羽織りものを持ち歩けば済むことなのだが、初夏の羽織りものは、スプリングコート選びよりも難しい。

もはやコートを着るほどでもないし、第一、コートは大げさだ。
ジャケットは持ち歩くと型崩れのもと。シワになりやすい。

一番いいのは薄手のカーディガン。昨今UV効果のあるカーディガンもあり、便利。でも、寒いからとおもむろにバッグからカーディガンを出して着こむのは、なんとなくおしゃれな感じではないなあと最近思うようになった。

そこで、最近持ち歩いているのは大判のシルクのスカーフ。肩に羽織ったり、肌が露出している首元に巻くと、驚くほど暖かい。ビンテージの流行もあり、今の時代、スカーフは新鮮。肌触りも良く、エレガントな感じも出せるので気に入っている。

長袖の麻のシャツは何年も手洗いしながら着ているIENAのもの。麻のシャツは初夏にぴったりなアイテム。通気性が良く、肌触りがサラッと涼しいのに、肌の露出を防いでくれて暖かい。シンプルにスキニーデニムとカラフルなサンダルで初夏の装い。

■「素足かストッキングを履くか?」問題

気温が上がってくると、真っ先にストッキングを脱ぎ、素足になる私。

あの密閉された感じがどうしても嫌いで、仕事や冠婚葬祭でやむを得ない場合以外は、極力素足でいたいと願う。

素足が許されないシーンでも、パンティストッキングを履かないで済む方法をあれこれ工夫する。

パンプスを素足で履くと靴が傷むのが気になる。そんな私が愛用しているのが、ひざ下ストッキングとインナーソックス。

パンツのとき、ひざ下ストッキングは便利。これはおしゃれ度よりも実用性を選択。
「ひざ下ストッキングを履いている」とバレることなく(笑)、快適な1日が過ごせる。

また、インナーソックス選びにもコツがある。

快適にパンプスが履けて、とてもいいアイテムだが、いかんせんすぐに脱げる。
きつめのものを履いていると、だんだん足が痛くなることも。

締め付けず、脱げにくいもの……といろいろ試した結果、レースのものがいいとわかった。レースはあまり伸び縮みしないので、スポンと脱げないのだ。優しく足の輪郭に馴染む。ちらっと見えてもレースなので可愛い感じだ。

ちなみに私はベージュのインナーソックスは履かない。
端が靴からはみ出て見えたときに、「見えてしまった!」という印象を他人に与えるから。

キャミソールのひもの色が肌色だと「下着が見えている」という感じになるが
「黒」だとあえて見せるファッションなのかなと思う原理と同じ。

まとめ買いして常に常備しているレースのインナーソックス。通気性の良さはもちろん、足を締め付ける感じがなく、かつ、脱げにくい。靴を脱いだときでもかわいいのが気に入っている理由。

初夏の楽しみはなんといっても屋外での食事やお茶が気持ちいいこと。テラスカフェで友人とお茶をするときに履こう! とひらめいて買ったカラフルな布地のサンダル。革よりもさらっと足触りが良くて履き心地最高。明るい色で気分も盛り上がる。

■初夏に必ず始める足のジェルネイル

私は、手の指のマニキュアは一切しないが、足の爪はサンダル解禁と同時にペディキュアをする。

やはりある程度の年齢になると、足の素爪はあまりに生々しい印象を与えてしまうと思うからだ。

足のネイルはここ数年ずっと、UVライトで固めるジェルネイルにしている。

足の爪は伸びるのが遅いので、GW前に1回、7月初めに1回付け替えれば充分ひと夏持つ。

普通に自分でポリッシュネイルを塗ってもいいのだが、ちょっとでも剥げると、途端に不潔感や所帯じみた感じになるのが大人の女性の足のネイル事情。

だから簡単には剥げたり取れたりしないジェルネイルがいい。

足のジェルネイルは、クリア+白のフレンチがおすすめ。根元が伸びてきたのが目立ちにくい。「足にフレンチ?」と思われるかもしれないが、これが意外にも足に清潔感がでる。サンダルの色合わせも自由になる。

実は赤やピンクのペデュキアが好きじゃない私。
女度・糖度が高すぎて、大人の女性がやると、何だか魔女っぽいと思ってしまう。

赤やピンクのペディキュアよりも、グレーやラベンダーブルー、白のフレンチが夏らしく、足元に清潔感も出やすいのでおすすめ。クリア+白の逆フレンチはひと夏中、付け替え要らずで長持ち。

■初夏はアクセサリーを変えてみる

本格的な夏物を着る前の助走期間。アクセサリーで爽やかさを出すのもいい。
本当の真夏になると暑くてアクセサリーすらも着けられない日がある。

初夏こそ、アクセサリーの重ね付けが楽しい。

シルバーがやはり爽やかでおすすめ。

ピアスが着けていて一番うっとうしくない。小さなものでなく 存在感のあるシルバーのピアスが好み。

無地の服しか着ない私にとって、大き目のピアスは、上半身にアクセントを持ってこられる貴重なアイテムなのだ。

シルバーのアクセサリー類。着こなしの邪魔をしないのに、重ね付けすると途端に辛口で涼しげな装いになる便利なアイテム。ピアス、ブレスレット、指輪などアイテムごとに揃えるとさらに楽しい。

■初夏を楽しもう!

服という布地と自分の素肌が直接触れ合うのを快適に楽しめる貴重な時間が初夏。

体と服の間を抜ける風が一番気持ち良く感じられるのもこの季節。

さらっとした上質な麻のシャツに、お気に入りのサンダル、アクセサリーをまとったら、友人や恋人と待ち合わせして、気持ちいいカフェのテラス席を陣取ろう。

日本の蒸し暑い夏が来る前の、わずかな短い時間。うんと楽しもう!

霧香

都内在住の50代主婦。 「50代になっても洋服好き主婦のファッションブログ」を運営。 仕事着&プライベート服の着回し。毎日のコーディネートに真剣に楽しく頭を悩ませる日々。

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