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複数の女性を平気で愛せる男性の心理

男性の中には、特定の人を彼女とせずに複数の女性と関係を持つような人もいます。自分は付き合っているつもりでも、なんだかほかの女性の気配を感じるときは、自分も彼が抱える「案件」の中のひとりという可能性も。どうしてひとりの女性だけを愛せないのか、たくさんの女性と関係を持ちたい男性の心理についてお話します。

複数の女性を平気で愛せる男性の心理

■決して「彼女」とは言われない関係

「同じサークルの男性とお付き合いしています。出会ったときは向こうから話しかけてくれて、一緒に過ごすうちに好きになりました。体の関係を持つようになり、『好きだよ』とも言ってくれるのですが、サークルでは『付き合っているとは言わないで』と言われて不信感を持っています。

最初は『詮索されるのが嫌なのかな』と思っていたのですが、サークル内の友人に聞いたところ、私の知らないところでほかの女性とも親しくしているようで、確かにこそこそとLINEをしているのは感じていました。

先日、その女性とドライブしているのを友人が見かけて教えてくれました。私には『友達と約束があるから』と言っていたのに、何をしていたのかと彼を責めると『彼女でもないのに束縛しないでほしい』と逆ギレされ……。『じゃあ別れる』と言うと慌てて機嫌をとってきましたが、結局やはりサークルではあくまでも友人、彼はその女性以外の人とも仲良くしています。

浮気癖のある人なら別れれば良いのですが、私を優先してくれることも多く『お前が一番俺のことをわかってくれている』と言われるとなかなか諦めきれません。ほかにも会っている女性がいるとしても、私が一番ならそれでいいと思って我慢していますが、正直つらいです。これから、彼とはどのように付き合っていけば良いのでしょうか」(34歳/販売)


「好きだよ」とは言ってくれるのに、彼女として周りに紹介してくれない。そんな扱いを受けると、誰でも悲しいし付き合うのもやめようと思いますよね。こういう関係は、そもそも交際していることすら曖昧にされることが多く、女性は自分が男性にとってどんな存在なのかわからずに苦しむことになります。

単にセフレとしてつなぎとめたいだけなのか。本当に愛されているのか。ポイントは、今のつながりを「自分から選ばされていないか」ということ。別れると言えば機嫌をとってくる。なだめすかして自分から離れないように仕向けるけど、実際に男性のほうから「そばにいてくれ」「彼女になってくれ」と決定的なことは言われない。

気がつけばいつも自分が許す側であり、男性にとっては「こちらの意思で一緒にいる」ことになっている。こんな関係を続けようとする男性には、真剣にひとりの女性を愛そうとする気持ちはありません。恋愛感情はあるから「好きだよ」とは言えるけど、「彼女」のように立場を決定づけるような存在にするのは避けたい。

ほかにも遊びたい女性がいるし、できればみんな対等な位置において自分は「つまみ食い」をしていたい。関係をコントロールするのは自分であり、女性たちはあくまでも「選ばれる側」なのですね。どうして男性はこのようなことができるのでしょうか。

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■「決定打」を避ける心理

ひろた かおり

37歳で出産、夫と子どもの三人暮らし。何歳になっても恋愛ネタ大好物。恋愛相談家としてこれまで多くの男女から話を聞いてきた経験を活かし、復縁についてのアドバイスや不倫などさまざまな「愛のカタチ」について書いていきます。 人生...

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