海外でのショッピング、何で支払う?
夏本番! 今年のバカンスは決まりましたか? 大手旅行会社の調査によれば、今年は韓国やタイが苦戦する一方、台湾やシンガポール、インドネシアなどが人気だそう。平均費用は約24万円。円安や燃料サーチャージの値上がりで、去年より少し高くなっているようです。
夏本番! 今年のバカンスは決まりましたか?
大手旅行会社の調査によれば、今年は韓国やタイが苦戦する一方、台湾やシンガポール、インドネシアなどが人気だそう。平均費用は約24万円。円安や燃料サーチャージの値上がりで、去年より少し高くなっているようです。
私は、DRESSのライターさんたちから、バリとフィリピンのおススメリゾートを教えてもらい検討していたのですが、同行する友人の意向によりナチャン(ベトナム)に決まりました。ビーチなので、必死のダイエット中です。
さて、海外へ行くと気になるのが、クレジットカードと現金、どちらで払うのがおトクなのか?
今回はその疑問にお答えしましょう。
もちろん両替時の為替レートにもよりますが、レートが同じだった場合、両替の手数料がモノをいいます。たとえば日本円を米ドルに両替する場合、クレジットカードでは基準レートの1.6~2%程度。一方現金は、銀行の場合で基準レートに1米ドルあたり3円程度上乗せ、両替商では2.8円程度の上乗せとなっています。仮に1米ドル100円であれば、2.8~3%となるため、現在の為替水準ならクレジットカードに軍配があがることになります。
ただし、極端な円安となり、仮に1米ドル200円にもなれば、3円の手数料は1.5%に相当するので、現金のほうが有利になります。
それでも、現金では使い残した分を日本円に戻そうとすると2倍の手数料がかかりますが、クレジットカードなら使う分だけ、片道の両替だけでOK。ポイントが付くことも多いでしょう。安全面でもカードのほうが有利ですので、チップやタクシー代、お水代などにあてる最低限の現金を国内で両替したら、あとはクレジットカードで支払うほうがおトクといえそうです。
便利なクレジットカードですが、最近は新たに作成するハードルが高くなっているともいわれます。文字通り、信用をベースにクレジット会社が一時的にお金を立て替えることになるため、職業や勤務形態、年収などにより、門前払いを食うことがあるのです。また、クレジットカードはお金をもっていなくても買い物ができてしまうため、ついつい使いすぎてしまう……という難点もあります。
そんな場合に便利なのが、「海外専用プリペイドカード」。その昔、海外旅行のお伴といえばトラベラーズチェックでしたが、その代替として登場し注目を集めています。出発前に国内でチャージし、海外で買い物する際にクレジットカードのように利用したり、キャッシュカードのようにATMから現地通貨を引き出したりできます。万一、紛失したり盗難にあったりしても、手続き時点での残高が補償されるため安心。JTBやクレディセゾンなど数社から発行されています。
ただし、プリペイドカードの両替手数料は1米ドル4~5円と高め。アジアなどマイナーな通貨では現金に比べて有利な場合もありますが、オトク度ではクレジットカードに及びません。
行き先や使うお金の額などを考慮して、自分に合った賢い支払い方を探りましょう。
Bon Voyage!