相手に安心感を与える印象美人が、暮らしを豊かにしてくれる

相手に安心感を与える印象美人が、暮らしを豊かにしてくれる

多い日には1日で2000人近くの方と触れ合うCAという職業。ここでは、過去にCAとして働いていた星名さんが、このような環境の中で培ったコミュニケーション力やおもてなしの心をみなさんに少しずつシェアしていきます。人間関係がうまくいかなくて悩んでいる方のヒントになれば幸いです。


私が客室乗務員を目指そうと決めたのは大学2年生の夏。

ありきたりな理由ではあるのですが、夏休みを使ってフランスに短期留学をした際に利用したシンガポール航空のCAさんたちが優しくて美しくて一目惚れ。英語が大好きであったこともあり、私もこうやって世界中を飛び回ることのできる華やかな仕事に就きたいと誓ったのでした。

そして就職活動ではご縁があり第一志望のエアラインに合格。
軍隊のように厳しい訓練を乗り越え、晴れて客室乗務員となるわけです。

■人との出会いの中で培われたコミュニケーション能力

毎日のフライトの中で、さまざまなお客様に出会いました。

政治家、プロスポーツ選手、大手企業社長様、芸能人など普段の生活の中では出会うことのないようなVIPのお客様。国際色も豊かで、赤ちゃんからご年配の方まで、多い日には1日で2000人近くの方と触れ合う機会をいただきました。

また、毎回違うクルーとの乗務なので、クルー同士でも毎日が「初めまして。どうぞ宜しくお願い致します。」の繰り返し。

このような環境の中で培ったコミュニケーション力やおもてなしの心をみなさんに少しずつシェアしていけたらと思っています。仕事に家庭に恋愛に趣味にきっと多忙な毎日を送っていらっしゃるみなさまが、さらに素敵な1日を送ることができるためのヒントとなることができれば大変嬉しく思います。

■当時、パイロットと結婚したCAは4000人の中でふたり

さて、今日のテーマは「印象美人」ということで、客室乗務員をしていた話をすると必ず聞かれる「いい出会いたくさんあったでしょ! パイロットとも付き合ったことある?」という質問に関連して、少し書いてみたいなと思っています。

実際はそんなこと全然ありません。
昔の華やかな時代にはもてはやされた方たちもたくさんいらっしゃるかもしれませんが、エアライン業界もいろいろあり……2000年以前、特に1996年以前の入社の先輩方はそれはもう良い思い出がたくさんおありのようですが、2005年頃から客室乗務員の待遇もガラッと変わり、昔の「花形」と言われるような待遇はまったくなくなりました。

私の働いていた会社もTHE体育会系! みなさんがお持ちのような上品で華やかな世界はそこにはほとんどありません。ちょうど国内大手のエアラインでは正社員ではなく3年間の契約社員採用からスタートするという制度が始まり、お給料もグーンと下がった時代です。

それでも、いわゆる「CA好き」な男性もいらっしゃって、男性友達からは「CAとの飲み会やってよ!」と頼まれることもありましたが……。

そして、CAというと「パイロットと出会いがあり、あわよくば玉の輿!」と思われている方もいるようですが、実際のところ、そのような出会いはほとんどありません。もちろん乗務の際は一緒に働き、ステイ先で一緒に(みんなで!)食事に出かけることもあります。でも恋愛に発展ということは滅多にありません。

なぜなら、すでに恋人がいる、または既婚者の率が非常に高いから。


パイロットとして会社に入社すると、最初にあるのが地上での勤務。
空港のチェックインカウンターであったり、整備業務であったり、エアライン業界や会社の仕組みを知るためにさまざまな部署に配属され1〜2年間過ごすことになります。そして、その間にグランドスタッフの彼女ができる方が大多数。

その後、アメリカで行われるパイロットとしての訓練が終了し、晴れてパイロットとしてCAと乗務する時点ではすでに既婚者となっている可能性の方が圧倒的に高いのが現実です。


しかし、その中でも確実にいるパイロットと結婚して幸せな暮らしを送る元CA。割合でいったら1%にも満たないほどではないでしょうか。私が働いていた会社には当時4000人以上の客室乗務員がいたのですが、私の知る限りパイロットと結婚した女性はたったのふたり。

■相手の気持ちを無視せず、心配りのあるコミュニケーションを

そのふたりに共通することはズバリ”謙虚さのある「印象美人」”であること。
CAの中にはモデル級に美人の先輩も多数いらっしゃいましたが、そのおふたりはどちらかというと、誤解を恐れずに言うならば「地味」で「堅実」。おふたりとも田舎出身で「華やか」と言う印象はあまりありません。

ですが、会話からは常に謙虚さが感じられ、どんな人からも安心感と好感を持たれてしまう天然のスキルがあるのです。
例えば、褒められたとき「ありがとうございます!」と答える方も多い中、「そんなところを褒めていただけるなんて思ってもいなかったです!」であったり、「まさか○○さんから褒めていただけるなんて恐縮です!」といった言葉がスルリと出てきます。

このうちおひとりは、CA採用面接のときにも、合格後のフィードバックで、「あなたの謙虚さが決め手でした」と言われたのだとか。

私は海外に少し住んでいた経験もあり、どちらかと言うと欧米人の自己肯定感の高さやお世辞であっても本気で受け取る文化って素敵だなと思っているのですが、日本人社会の中で生活をしていると、まだまだ男性や年配の方には日本人らしい「謙虚さ」や「相手を立てる文化」が美しいと感じられるのだろうなと思う瞬間がよくあります。

自己主張も大切だと思う一方で、日本に住んでいる限り、老若男女さまざまな人と首尾よくコミュニケーションを図るためにはチームワークを大切し、相手を敬う気持ちが欠かせないのですよね。

私はSNS起業で英語コーチを始め、レッスンだけでなくPR活動などもSNSを駆使して仕事をしておりますが、どんな時代になっても、例えパソコンを通してであっても人とのコミュニケーションの重要性を感じる場面がよくあります。人との繋がりを大切にしていたことで結果的にお仕事につながることも多々。

ちょっとした相手への気遣い、心配り、そしておもてなしの気持ちが相手を笑顔にするイコールあなたの暮らしも幸せに変えてくれるはず。みなさんも今日から印象美人を目指してみてはいかがでしょうか。

この記事のライター

元CA&TOEIC980点の英語コーチとして活動中 ✈︎

【白馬の王子さまに出会えることを夢見たCA時代 → 世界で通用する自立した女性を目指して英語コーチとして起業したシングルマザー】 現在は英語コーチとして完全マンツーマンのコーチングサービスのご提供、TOEICスコアアッ...

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