大顔、ひどいエラ張り……小顔になれない理由は「咬筋の発達」
小顔ではなくなってしまう原因のひとつが「咬筋」と呼ばれる筋肉の発達。さらに、エラが張って見えたり、表情が硬くなったりします。昔より顔が大きくなった、エラが張ってきたと感じる原因は、知らず知らずのうちに、咬筋が発達しているのかもしれません。今回は「咬筋」についてお話しします。
小顔と言われる理想の輪郭は、フェイスラインがシャープで顎がキュッと尖った「卵型」。
しかし、日頃の習慣や癖によって、フェイスラインが変わってしまうことも多いです。
例えば、エラが張って見えたり、ベース型の輪郭に見えたりする原因のひとつが「咬筋」です。
■咬筋が発達すると小顔から遠ざかる?
「咬筋」とは物を食べるときなどに使う咀嚼筋のひとつ。
普段から当たり前に使っている筋肉ですが、食いしばる・歯ぎしりをするなどの癖で、咬筋が発達してエラが張ったように見えたり、フェイスラインの形を変えたりしてしまいます。
写真のように頬の下に手を当て、グッと奥歯を噛みしめてみてください。すると厚みのある硬い筋肉がポコッと出てきます。力を緩めても分厚い鉄板のような硬さを感じるなら、この筋肉が発達してきていると考えられます。
この筋肉の大きさに左右差がある場合は、片方に負担がかかっている場合が多く、顔の左右差にもつながります。片方だけしている癖(いつも同じ側で荷物を持つ、片方の歯だけでご飯を噛むなど)に気をつけてください。