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職場の人間関係の悩みを風水で解決(40代女性)

人間の悩みの大半は「人間関係」から生まれます。中でも、職場の人間関係に悩む人は多いもの。今回は、節電で照明を暗くしたことで、オフィスの人間関係が悪化した会社に風水を取り入れたお話です。

職場の人間関係の悩みを風水で解決(40代女性)

悩みの大半は「人間関係」から生まれます。

この記事を読んでいる皆さんの中にも「そう、そう」と、自分の職場を思い浮かべる人は多いのでは?

私自身も「人間関係が急激に悪化した」と、相談をたくさん受けた時期がありました。それは、2011年の震災後の数カ月間のこと。

「あれだけのことが起きたのだから、精神的な不安やストレスがそうさせているのだろう」と、私も当初は思っていました。しかし、実際に相談を受けたある会社を訪問し、状況を確認するにつれ「風水」の影響だと気づいたのです。

当時は日本社会全体が「絆」と「助け合い」ムードで覆われていましたよね。

「同じ会社に所属し、同じ目標に向かう仲間は、みな団結して助け合っているはず」と思いきや……。部署のチーム内はギクシャクし、組織的に機能しないという状況を、私は訪問した複数の会社で目の当たりにしました。

ひどい悪口やいじめが横行し、それが原因で鬱になっている人も多く、休職する人が増えていました。

今回は、そんな職場に風水を取り入れて、人間関係を改善したお話です。

■節電の影響で職場の人間関係が悪化?

当時、世の中は節電の意識が高く、多くのオフィスで蛍光灯の本数を間引きしていました。

明るさは平時の半分、日中は電気をつけず夜も暗い。パソコンのディスプレイも節電モードで明るさが控え目という、それはそれは暗い状態でした。

■「火」の力で争いの気を封じる

風水では、毎年場所を変えて現れる「不運の影響」というものがあります。

その中で「争い」をもたらす不運の影響を「火」の力で抑えることができる、というお話を前回の「夫婦関係が険悪に。夫婦円満を取り戻した風水」の中で言いました。

今回相談された、震災後のオフィスでの人間関係悪化の多くは、これと同じ争いのエネルギーに起因していたのです。

ビルの中で争いをもたらすエネルギーの場所が、たまたま自分のオフィスだった場合、チームの人間関係が悪化するというものです。

悪化した人間関係は「火」、つまり照明を明るくすることで収まるのですが、節電をしなければいけない状況で、争いのエネルギーが野放しにされていました。

これが原因のひとつだったのです。

「それならば、照明を明るくしましょう!」、そんなことを言えるような雰囲気では到底ありませんでしたよね。

そこで、別の方法で「火」の力をオフィスに取り込む作戦を考えました。

■風水で赤色を使うことで、人間関係の悪化を防ぐ

赤は「火」を表す色なので、争いのエネルギーを鎮めることができます。

その場所を見つけ、目立つように赤色を取り込むよう提案しました。

例えば、壁を赤色に塗る、赤いカーペットを敷く、デスク用のマットを赤色にする、といった具合に。

ある企業では幸い会社のコーポレートカラーが赤だったので、何の不自然さもなく、赤色の大きなポスターを貼ることができました。

別の企業では壁を塗ったりはできないけれど、ひざ掛けやカーディガンをなるべく赤にしよう、といった具合に「火」をうまくオフィスに取り入れました。

照明や自然光に比べると効果は強くありませんが、それでも「陰湿な悪口や噂」を流していた本人が、人が変わったように言わなくなり、社内の雰囲気は明るくなり、じんわりと人間関係が改善に向かいました。

この争いをもたらす不運の影響は2017年は西、2018年は北東です。もしオフィスで人間関係のトラブルがあって、フロアの中でこの方位に該当しているなら、火の力で克服できるはずですよ。

田中 道明

ワールド・オブ・風水ジャパン代表、風水コンサルタント。2003 年以来リリアン・トゥーに師事し、日本語版のウェブサイト運営を行う。 リリアン・ トゥーの邦訳書のうち、<a href="https://www.amazon....

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