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【100万円のオンナ貯金#5】お金を増やすことが習慣化する! お金を貯めるクセをつけよう
「継続は力なり」という言葉があります。これはスポーツや勉強だけに限らず、貯金も同じこと。少額でもいいので、少しでも長くお金を貯めた方がいいのです。でも継続するって、難しい。そんなあなたのために、今回の【100万円のオンナ貯金】ではお金を貯めることをクセにする方法をご紹介します。
続けることって、当たり前のようで難しいですよね。
今でこそ毎日当たり前になっているお風呂や歯磨きだって、もう忘れてしまっていますが、最初は私たちの親が習慣づけるように訓練してくれたのです。
遊びたいざかりのわたしたちに、毎日根気強く「お風呂はいるよ」「歯磨きするよ」と声をかけ、手を引っ張ってお風呂場や洗面所に連れていってくれたのです。ありがたいですよね。
このように、今は当たり前のように習慣になっていることも、最初はちょっと大変だったものです。物心ついたときにはすでに習慣になっていたので、わたしたちがどうやって歯磨きを習慣にしたのか、お風呂を習慣にしたのかは思い出せませんが。
でも、貯金については誰も「貯金しなよ」と言って手を引っ張っていってくれません。自分で訓練して習慣づけるしかないのです。
でも、逆を言えばお風呂や歯磨きと同じように貯金が習慣になってしまえば、それさえクリアできれば、あとは何も苦痛に感じることなく続けられるはずです。
毎日歯磨きを苦痛に思いませんよね。お風呂はちょっと面倒に思うことがあるかもしれませんが、お風呂に入らないとスッキリした気分になりませんよね。
そんな感覚で貯金できたらラクだと思いませんか?
■「お金を貯める時間」を作ることが大切です
ポイントは、お金を貯める時間を、毎日の中で作ること。
歯磨きの時間やお風呂の時間がだいたい毎日決まっているのと同じように、このくらいの時間になったらお風呂に入るとか、歯磨きする、とか、そういう感覚で貯金します。
貯金する、というと大げさですが、貯金につながる行動をする時間、という位置づけでいいと思います。毎日財布の整理をしながら1日の出費を計算して、家計簿をつけるだけ。これだけなら10分もかかりません。
歯磨きしたあと、お風呂から出たあとの10分だけ、と決めればいいのです。ここは自分の好きなタイミングでいいでしょう。
朝、通勤中にというのもいいかもしれませんね。昨日の出費を思い出しながらスマホアプリの家計簿をつける、という習慣を持っている方もいるでしょう。
また、毎日の習慣とセットにしながらでも構いません。ちょっと横着ですが、歯磨きしながら財布の中身をチェックしてもいいですし、タオルドライしながら家計簿を眺める、でも構いません。
使いすぎているな、とか、今週はちょっと余裕があるかも、というようなことが毎日きちんと把握できるといいですね。
朝と夜の10分でお金がしっかり貯まっていく
さて、お金をもっとしっかり貯めていきたい、という人は、朝と夜10分間だけ時間を確保してください。通勤中・帰宅中の電車でも構いませんし、朝食・夕食の後でも構いません。
前提として、週単位で予算を配分しておいてください。毎月使っていいお金を割って、週単位で使っていい金額を割り出しておくと毎週振り返りができますし、リカバリーも簡単になります。
そして、朝は「今週の振り返り」と「今日の出費の予定」を確認してください。
月曜日の朝は今週の目標金額をチェック。
火曜日~日曜日は週単位の出費の割合、今週の予定と予算が合うのかを確認します。
もし今週金曜日に飲み会があるのに、週単位で使っていいお金が残り4000円しかない、となったときには、先に来週の予算から借りてきておいて、来週はその分を差っ引いた金額で過ごせるように予定を調整していきます。
夜はその日の出費を確認、朝に予定していた出費と異なる場合には、その原因が何だったかをきちんと振り返っておきます。忘れ物をしたせいで余計な出費が増えたのか、上司の飲み会を断り切れずに不可避的に発生出費なのか、自分の無駄遣いのクセがわかります。
予定になかった無計画な出費が無駄遣いなわけですから、自分の予定と異なる出費が出たときにはそれを分析することで自分の無駄遣いの傾向がわかるというわけです。
また、財布の中身を整理してスッキリさせておきましょう。財布の残高もきちんと把握しておいてください。このときに明日の予定に合わせてポイントカードを入れ替えておくと、ポイントカード忘れがなくなりますし、財布も整理整頓できます。
日曜日の朝をお金を貯める時間にしよう!
日曜日のゆっくりした朝には、お金とじっくり向き合う時間を作りましょう。月初の日曜日には、今月貯金したい金額と、目標までの金額を確認しておきます。
貯金には目標が必要です。いつまでにいくら貯める、というのを細かく組み立てるのが貯金のコツ。
「半年後の6月までに、海外旅行費45万円を貯めたい」とか、「2年後には結婚式を挙げるから、200万円は貯金したい」と具体的な用途と時期と金額を定めておきましょう。
それと比較して、今の貯金の進捗具合はどうなのか。順調であればそのまま続ければいいですし、ちょっと足りなければどこかでブーストをかけなければなりません。
ボーナスが入る月の負担を少し増やすか、毎月貯めるお金をもう少し増やすか。作戦をゆっくり考えられるのも日曜日の朝ならでは。
リラックスしながらお金のことと向き合えば、お金を貯めることがもっと楽しくなってきます。
■お金を貯めるクセをつければ貯金なんて怖くない
一度お金を貯めるクセをつけてしまえば、お金はどんどん貯まっていきます。ある程度の金額を超えると、積み上がっていく残高を見るのが楽しくなって、より貯金に精を出すようになりますし、そこまでいけたらあとは時間が経つのを待つだけ。
貯金が楽しくなってきますよ。
最初はちょっと難しいかもしれませんが、まずはクセをつけてみてくださいね。
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