仕事は上手くいっているけれど、同業者から妬みの言葉が……【大人のお悩み相談室 #9】by サツキメイ
DRESS公式占い「愛を引き寄せる星占い」でもおなじみ、占い師・サツキメイさんによる連載「大人のお悩み相談室」。生き方や働き方、恋愛、結婚etc.迷える女性たちの相談にのっていただきます。今回は第9回です。
大人の女性のリアルなお悩みに、リアルに回答する連載「大人のお悩み相談室」。DRESS公式占い「愛を引き寄せる星占い」でもおなじみ、占い師・サツキメイさんが回答します。
お悩み#9「仕事は順調。でも同業者から勝手な悪口を言われて悶々……」
主にネットで活動しているイラストレーターです。ときどき紙媒体での仕事もしています。仕事の評判は良く順調なのですが、目立ったことで会社員の友人や同業者から悪口を言われることも増えました。
勝手な憶測で誹謗中傷されることばかりで、「経験していない人に言われたくない!」というのが本音です。自由にやってると誤解を受けやすいですが、生活もかかっているため、やりたくない仕事も受けます。企業さんの要望も受け入れます。
しんどいときもあるので、余計苛立ってしまいます。サツキさんも、こういうストレスってありますか? またどうやって乗り越えましたか?
(32歳 イラストレーター ナゴ)
サツキメイさんの回答「人気になると誹謗中傷される」という現実を上手く受け入れ、乗り越えていきましょう」
ナゴさん、こんにちは。直球の熱いご相談をありがとうございます。イチ社会人として、そしてプロとして「いい仕事をする、そして稼ぐ」というポリシーをお持ちなのが、とにかく素晴らしいと感動しました。ナゴさんは、何も間違っていないと思います。
そして悪口でお悩みとのことですが……これはもう、悲しいことですが、つきものです。目立っている方で、言われていない方に会ったことがないぐらいです。
そして、目立てばナゴさんと同じように、やはり「根も葉もない話」で悪く言われる、というのも、会社員でも、個人事業主でも、どこも一緒です。わたしも、過去に何度か経験してきました。
「どんな仕事もやってみないとわからない。だから周囲の無理解は仕方がない」と考え方を変えてみて
それをどう乗り越えたか、というと、わたしがしてきたのは、以下のようなことです。
慣れないうちは腹も立ち、傷ついたので、まずしたのは「そういう話を言ってくる人達」から離れることでした。
そういう話を聞いて、自分がコンディションを崩したら、悪口を言う人たちが喜んでしまうな、と思ったからです。だから離れて、平和な気持ちで仕事に集中できる環境作りをしました。
次に、考え方を変えました。「どんな仕事もやってみないとわからない。だから仕方がない」と。
わたし自身は、Webでの活動から紙媒体での仕事依頼が来たという流れだったので、お恥ずかしながら最初は紙媒体で書く大変さを、全然知らなかったんですよ。実際やって、その難しさを初めて知りました。
他にも初めてはいくつもあり、その度に「うわー、昔の無知な自分はあんな発言してた、恥ずかしい」と思いました。
その仕事、その立場がどれだけ大変か、というのは、どんな仕事でもやはりその立場にならないとわかりませんから
「未経験の人があれこれと言ってくるのは、仕方ない。」と、割り切ってしまうのをオススメします。
悪口ばかり気にしないで。いいなと思ってくれている方も必ずいます。
そして、一番大事なのは、「悪口」ばかりに囚われないこと、それで視野を狭くしないことです。
なぜなら、実際に仕事として成り立っている、という状況は、ニーズがあるからです。
つまり、「いいな」と思ってくれている人のほうが、あれこれ言う人よりも多い、ということ。
確かに、ネットなどでは悪口のほうが目立つかも知れませんが、ネットでお仕事をしていたら、例えばPV数など、「いい」と思って下さる方達の数などもチェックできるかと思います。
「黙っているけれど、いいなと思い見てくださっている方がこんなにいるんだな」という、いい面のほうにも、目を向けていきましょう。
また、異を唱える人も悪く言う人も出てくるのは、それだけ自分の仕事が、多くの人に見られているからこそ。
そんな風に、発想を切り換えると楽になれると思います。
ファンの方に向けてベストを尽くす、それだけでOKです!
最後に、仕事が来ると言うことは、イコールそれだけ、ナゴさんのお仕事のファンがいるということです。
だから、「その人達に向けて頑張ればいい。そのためにベストを尽くせばいい。」
という考えでお仕事されるのが一番かと思います。
ナゴさんのファンの方たちは、ナゴさんのお仕事を、楽しみにされているはずです。中傷などに負けずに、いいお仕事を続けてくださいね。
なお、今はネットで何でも言われやすい、特にネガティブな話ほど溢れ返りやすい時代です。
それをいいことだとは思いませんが、けれど不景気でみんながキツい、だから身近な誰かや知っている誰かにぶつけるしかない。
正しくはないけれど、仕方がない、というのが、今なのだと思っています。
その中で何ができるか、といえば、クリエイターの方の場合は、は多くの人に喜ばれるいい仕事をして、今つらい方に少しでもハッピーな気分を届けることではないか、と考えています。
それがこうした生業の、存在意義ともいえるのかも知れません。