同棲中の「家事問題」で彼とうまくいきません【大人のお悩み相談室 #8】by サツキメイ
DRESS公式占い「愛を引き寄せる星占い」でもおなじみ、占い師・サツキメイさんによる連載「大人のお悩み相談室」第8回。生き方や働き方、恋愛、結婚etc.迷える女性たちの相談にのっていただきます。お悩みを丁寧に受け止め、寄り添いながら回答してくれる、DRESS世代の占い師・サツキメイさんへのご相談、お待ちしています。
目次
大人の女性のリアルなお悩みに、リアルに回答する連載「大人のお悩み相談室」。DRESS公式占い「愛を引き寄せる星占い」でもおなじみ、占い師・サツキメイさんが回答します。
お悩み#8「家事の大変さをわかってくれない彼に悶々……」
同棲中の彼氏がいます。家事は、彼が家事未経験なので家事好きな私が担当。結婚に向けてお金を貯めようともふたりで話していたので、稼げる業種に転職し、仕事は忙しいですが貯金も続けています。
彼は真面目な性格で、お互いにそれなりに収入もあります。それなのに先日、「金は別にいい」「家事なんかしなくていい」と彼が急に言い出したので、ケンカになってしまいました。
彼が今までと真逆のことを言う理由がわかりません。それからも、私が忙しいときほど不機嫌なので、私を嫌いになったのかと聞いたら、「そんなことはない。別れたいわけじゃない」と言われて、ますます混乱しています。彼の本音を知りたいので、アドバイスをお願いします。
(31歳 販売 志織)
サツキメイさんの回答「家事労働の大変さをわからない相手には、“行動”で気づかせて」
志織さん、こんにちは。ふたりで決めたことをがんばっているのに、彼が文句を言い出すなんて、大変ショックかと思います。志織さんは何も悪くありません。彼が志織さんに甘えているだけです。
ただ、これ実は「共同生活をし始めたふたり」、特に男性の「あるある」でもあるんです。というわけで、まずは男性心理、彼の気持ちを掘り下げていきますね。
実際にやってみて初めて知った感情に戸惑っているのかも
生活のため、結婚のため、頑張る志織さんは、素晴らしいし偉いと思います。理想のパートナー候補です!
ただ、男性は、女性のほうが忙しくしていると、「さみしい」と思ってしまう場合が多いんです。「そうすること」、たとえば、家事仕事をがんばることが、今必要だとしても、です。
志織さんが忙しそうで、一緒に楽しく過ごす時間が減ったとか、自分を構ってくれる時間が減ったとか。そんなシンプルなことが、実は原因なのではないでしょうか。
志織さんの1日を想像すると、家事して仕事して、帰宅して家事をして……で、終わってしまうかと思うんですが、彼はそれを見て、本当に勝手だけれど、さみしくなってしまったんでしょう。
「金がどう」とか、「家事がどう」とかというのも、本音ではないはず。「さみしい」から、イライラして、そのイライラを志織さんにぶつけてしまったのでしょう。
そのワガママさは、男性のほうが「結婚や同棲生活」に対して理想や夢を持っている場合が多いから、ともいえます。
そして、きっと彼自身もわかっているんですよ。志織さんが何も悪くないのも、今の自分が「理不尽なことを言っている」のも。
ただ「こうするのがベスト」と考え決めたものの、やってみる中で、さみしさを感じることになるなんて思わなかった。そんな自分に、戸惑ってもいるし、自分を「ひどいヤツだ」とも思っている……。
きっとそれが、彼が「不機嫌」な理由なのだと思います。
冷静に「時間と体力気力の問題」として、彼に話してみましょう
けれど、彼がこのまま、志織さんに甘えっぱなし(不機嫌、というのも、甘えの一種です)というのは良くないし、一緒にこれからも暮していく上では、今の彼には成長してもらう必要があるでしょう。
なので、まずは彼と具体的な話し合いをしてみてください。
「家事と仕事をやっていたら、現実的に一緒に過ごす時間が作れない」「だから家事を手伝ってほしい」「そうすればふたりで過ごす余裕ができる」これぐらい、わかりやすくシンプルに伝えてみるのがオススメです。
実際問題、家事と仕事を目一杯やって、ヘトヘト状態で、不機嫌な彼のケアまでする、というのは無理がありますから。「現状だとしたくてもできないんだ」という、「時間と体力気力の問題」として伝えてみてください。
遠回しにせず、落ち着いて「ああ、確かにそれは無理だ」と理解しやすい形で伝えたほうが、彼のような、少し夢見がちな男性=無理を求めているのに気づかない男性には、有効です。
家事をやりたがらない場合は、黙って手助けを控えて
ただ、話してみたものの、彼が家事をやりたがらない場合は、黙って家事をさぼるようにしてみましょう。食事の支度、買い出し、洗濯、掃除も、疲れているときはやらない。
家事労働の大変さに理解がない相手に対しては、言葉で言うよりも「疲れていても簡単にできることではない」というのを、行動で気づかせていく、というのが大事です。
家事は手間ひまがかかるわりに、「普段通りの維持」でもあるので、見ただけでは大変さが伝わりにくい、という一面があります。そのため黙って「やらないとどうなるか」を見せたほうが有効です。
わざとさりげなく、彼の洗濯物、例えば靴下だけ溜めておく、などもいい作戦かも知れません。
なお、手助けもですが、文句もなるべく避けましょう。家事をしたことがない人は、実際に自分が困らないと、家事の大事さに気づけませんから。
多少根比べになってしまいますが、彼に成長してもらうためにも「うるさく言わない(手伝いを強要しない・自分も奉仕をやめる)」で「彼が困って気づくのを待つ」ようにしましょう。
ある朝、自分が履く靴下がない! 例えばそんな出来事を通じて、「いつも洗ってしまっていてくれたんだな」と彼が気づく……そんな風に気付いてもらえる、というのがいいですね。
そこで、学べる彼であれば、今後も志織さんの気持ちをわかってくれるようになると思います。
今回の出来事は、志織さんにとっては、結婚相手として相応しいかどうか、見極めるチャンスにもなるはずです。結婚前に、彼は一緒に生活していく上で、いいパートナーシップを築いていけるかどうか、をこの機会に、しっかりチェックしてみてくださいね。
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