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湯山玲子『四十路越え』を読むとアラフォーの人生はバラ色に変わる

老化の兆しがくっきりと現れ、気の滅入ることが増えるアラフォー世代。そんなアラフォー世代を楽しく乗り切るヒントが、湯山玲子さんの著書『四十路越え』の中にあります。

湯山玲子『四十路越え』を読むとアラフォーの人生はバラ色に変わる

以前と比べて体力がない。

以前と比べて食べられる量が減った。

以前より寝つきが悪くなった……。

人間の体力のピークは25歳前後と言われています。そのため、その年齢から歳を重ねるにつれて、「昔とは違う」――そんなことを感じる機会が増えていきます。

とくにその中でも目にみえる直接的な「老化」は堪えます。

私の場合は、白髪。気がつくと一番目立つ分け目に白髪がごっそり生えていて、鏡を見るたびに嫌な気持ちになります。

美容院になるべくこまめに行くようにはしているものの、こまめといっても限界があります。携帯用の白髪染めを持ち歩き、外出先などでも気になったらカバーするようにはしていますが、「化粧直し」ならぬ「白髪直し」というのは、やっていて楽しいものではありません。

――ああ、歳をとるって憂鬱だな。

40歳が近づくにつれて、そんな風に感じることが増えました。

■ネガティブになりがちな「年をとる」へ希望を灯す一冊

そんなとき、以前から素敵だなと思っていた先輩アラフォー女性から紹介されたのが、著述家・ディレクターとして活躍中の湯山玲子さんの著書『四十路越え』でした。

恋愛、セックス、健康、美容、ファッション、仕事。

アラフォーの女性の多くが気になる項目について、湯山玲子さんがどういうことを考え、心がけてきたかが丁寧に書いてあります。

■アラフォーとは人生を変える絶好の時期

全体を通していえるのが、アラフォーを契機に「変わる」大切さです。

アラフォー以降は恋愛もオリジナルになってきます。(中略)
”オリジナル”というのは、恋愛に関して多様なモラルと実践が伴うということで、そこにはみんなと一緒や正解や正義はないのです。

湯山玲子『四十路越え!』

ギリギリ40歳までが、若い時に培った体力や身体のメンテナンス法でやっていける限界で、それ以降は現状に合わせて健康を保つこと、そして元気に活動できるための人生後半戦のテクニックが必要になってくるのだと思います。

湯山玲子『四十路越え!』

40歳前後になればいろいろなものが変わってきますが、顔つきも以前とは違ってきます。(中略)
なぜか若い時よりも「目減り」して見えてしまう理由のほとんどは髪型にあると思います。

湯山玲子『四十路越え!』

「アラフォー」というのは見た目や体力、そして何より周囲の扱いが変わります。

それに対してどう向き合ってきたか、という湯山さんやご友人の方の経験談が、私にはとても参考になりました。

■アラフォーは第二の人生のスタートなのかもしれない

本書を通して感じたのが、アラフォーは第2の人生のスタートだということ。

人生を80年だとすると、アラフォーというのはまさに人生の折り返し地点。今までの生き方を振り返り、そして見直して新しいスタートを切るにはうってつけの時期です。

本書の中では、恋愛において「自分の最も良い感じの関係性をオーダーメイドのように作ってみてはどうか」と提案されています。

これまでの人生、「デート」というのは「恋愛関係に発展しそうな男性とだけするもの」だったかもしれませんが、たとえば仕事先で知り合った男性に声をかけて、もっと気軽に出かけてみてもいい。

「セックス」というのは「今後恒常的に関係を持ちたい相手とだけするもの」だったかもしれませんが、もっと軽い気持ちでお誘いに乗って、一夜を共にしてもいい。

今まで「恋愛ってこう」「セックスってこう」「仕事ってこう」て決めつけていた項目を疑って、新しい価値観を再構築することがアラフォーには不可欠。私はそんな風にとらえました。

そしてこれからの人生、私はどんな選択をしていこう? とワクワクできるようになりました。

■後ろを振り返るのではなく、前の人生を見ていこう

20代のころの一晩寝れば回復する肌のツヤモチを懐かしんでいたところで、時間は決して巻き戻りません。

その代わりに、たとえば「60歳」を見据えて、そのときまでにどうなりたいか。そんな風に考えていくことで、人生はもっと楽しくなります。目の前の人生は自分次第でバラ色になる、楽しめる。

そんな気持ちにさせてくれる湯山玲子さんの『四十路越え』、おすすめです。

『四十路越え!』書籍情報

makicoo

1977年生まれ、宮城県仙台市出身、早稲田大学卒。大学在学中から大手女性誌やムック本などで占い、美容、投資、セックスなど多岐にわたるジャンルの記事を執筆。結婚、離婚を経て、妊娠出産を契機に40歳で再婚。現在は外資系企業でカス...

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