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デコルテ&バストの日焼け対策で老け見えを防ぐ

デコルテやバストの日焼け対策、できていますか? 顔や手足は完ぺきに対策ができていても、つい怠りがちなデコルテやバスト。実は顔以上にデリケートなパーツです。日焼けすると、見た目年齢を上げてしまう懸念もあります。今回はバスト・デコルテの紫外線対策&ケア方法をお伝えします。

デコルテ&バストの日焼け対策で老け見えを防ぐ

顔は透明感やハリもあって、肌もきれいなのに、首から下のデコルテ・バストとのギャップで、どこか老けて見えると感じたことはありませんか? たとえば、ファンデーションの塗り忘れによって生じる「顔と首から下の色が違う」違和感のような。

大人の女性にとってデコルテ・バストは意外と見られている部分。そして、見た目年齢を大きく左右するパーツのひとつ。どんなに顔が美しくても、デコルテがくすんでいたり老けて見えたりすると、もったいないですよね。

そして、この時期、肌に最も大きなダメージを与える「紫外線」。デコルテ・バストのケアを怠り、長年蓄積された肌ダメージが、ある日突然、目に見えて現れる――。

顔はハリがあり若々しくきれいにしているけれど、デコルテを見られて損をしてしまうともったいない。今回はこの季節だからこそ気をつけたい、デコルテ・バストの紫外線対策とうっかり日焼けをしてしまったときのアフターケアをお伝えします。

■顔とデコルテ・バストの肌質は違う

顔の皮膚は薄く柔らかい、かかとの皮膚は厚みがあり硬い、というように、同じ皮膚でもパーツごとに水分量や皮脂量、角質の厚さに違いがあります。

実は、顔とデコルテも肌質に違いがあり、水分保持力や保湿力は顔の方が高いのに、デコルテのほうが皮膚が薄い状態です。さらに、デコルテ周辺は皮脂腺が少なく乾燥しやすい。

顔よりもデリケートなデコルテ・バストは紫外線や服の摩擦を受けやすく、入念にケアしなければいけないパーツでもあるのです。

■夏肌の大敵「紫外線」

肌に有害な紫外線は、紫外線A波(UVA)と紫外線B波(UVB)。

それぞれ肌に与える影響は異なり、「UVA」は肌の深い部分まで届き、ハリや弾力に影響する真皮層の肌細胞を壊すため、乾燥やしわ、たるみの原因になります。

「UVB」は肌の表面にダメージを与え、肌を守ろうとしてメラニンが発生し、シミやそばかすを増やします。

露出の高い服を着る機会が多い夏。顔よりも皮膚が薄いデコルテは、肌のバリア機能が低下しやすく、ダメージを受けやすいと考えられます。紫外線自体は目に見えませんが、肌に受けたダメージは大きく、肌深くまで浸透します。

日焼け直後は赤くヒリヒリするか、肌が黒くなる程度ですが、ダメージは確かに蓄積されています。壊された肌細胞が、時間が経つにつれて衰え、たるみやくすみ、乾燥、シミ、そばかすの原因に……。

また、ダメージを受けた肌を守ろうと肌が厚くなり、ゴワゴワ、ザラザラとした肌質になってしまいます。

紫外線対策や丁寧にケアをしてきた顔と、怠ってきたデコルテ・バストとのギャップは、何年後かに肌老化として現れるから恐ろしい。

■デコルテ・バストの日焼け対策とアフターケア

日焼け対策が最重要!

デコルテ・バストは、顔よりもデリケートなパーツ。だからこそ、とにかく日焼けしないよう、気をつけることが重要です。

日焼け止めを塗るなどの日焼け予防対策はもちろんですが、日傘をさしたりストールを巻いたり、繊維の細かい服を着たりと、あらゆる工夫で、直接日光を浴びないように心がけましょう。

また、日頃から保湿ケアをしっかり行うことも大切です。水分保持力の高い肌はバリア機能も高く、強い肌になります。ダメージから肌を守るには、肌自体を強くすることが欠かせません。

うっかり日焼けしてしまったら……

日焼けしたばかりの肌は刺激に弱く、水分保持力が低下し、乾燥しています。しかし、ただバシャバシャと化粧水を塗布するだけでは、効果的ではありません。

1、まずは、冷蔵庫などで冷やしておいた低刺激の化粧水でクールダウンさせながら、しっかりと保湿させ、肌の水分補給を行います。

2、炎症がおさまり肌が落ち着いたら、保湿力を高めます。日焼けした肌は肌質が硬くなり、肌の内部が乾燥した状態。ホットタオルで肌を蒸らし、肌質を柔らかくして化粧水の浸透力を高めましょう。

3、次に、肌の代謝を促す働きやメラニン生成を抑制する効果のある美白スキンケアを使ってこまめに美白ケアを行ってください。肌に栄養を補給し、メラニンの発生を抑制することで、今後の肌トラブルを軽減します。

規則正しい生活で肌の回復力を高める

睡眠中は肌の新陳代謝が最も活発に行われます。ダメージを受けた肌を修復するためにも、質の良い睡眠をとりましょう。

また、ターンオーバーの活性化に有効なたんぱく質や亜鉛を含む食べ物のほか、ビタミンCや「若返りのビタミン」と呼ばれるビタミンEなどの栄養素を積極的に摂取して、体内からも肌の回復力を高めて。

■いつまでも女性美溢れるデコルテ・バストを維持しよう

美肌になりたい女性にとって、日焼けは大敵。それでもつい怠ってしまうのが、デコルテ・バストのケアではないでしょうか。デコルテは顔に光を当て、明るく見せるレフ板のような役割もあるパーツ。そして、女性の魅力を上げるビューティパーツでもあります。

まだまだ紫外線の強い季節は続きます。常に予防とアフターケアを心がけ、日頃から顔と同じくらいデコルテ・バストも丁寧にお手入れして、いつまでも美しく輝くデコルテを維持したいものですね。

中野 ゆうこ

大阪・心斎橋の小顔と美ボディを叶える美容矯正サロン「petit」オーナー。【いくつになってもオンナを楽しむ】をテーマに、オリジナルメソッド「極乳♡リアルマーメイドトリートメント」を考案。乳を極め美を導く「オッパニスト」として...

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