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電子レンジで作る夏野菜のマリネ【簡単なのにほめられる!ホムパごはん #5】

第5回は「夏野菜のマリネ」。夏のホームパーティーにいかがですか。ホームパーティーは敷居が高い、大変と思っていませんか? DRESS世代のホームパーティーはカジュアルにスマートに。簡単で失敗なしなのに喜ばれるパーティー料理や、パーティーをランクアップさせるコツなどをご紹介します。

電子レンジで作る夏野菜のマリネ【簡単なのにほめられる!ホムパごはん #5】

梅雨の時期になりました。ジメジメ、ムシムシ……。こんな時期は一足早く夏のお料理でサッパリしたいですよね。

今回はそんなときにぴったりな、甘酸っぱく冷たい夏野菜のマリネをご紹介します。

季節野菜のマリネは私のホムパでほぼ毎回登場するメニュー。暑い季節だけでなく、こってりしたメニュー後のさっぱりとしたお口直しとしても優秀です。

季節の野菜は栄養が優れていますし、特に夏野菜は色がカラフルなので、テーブルが華やかになりますよ。

ここでご紹介する作り方は、気軽にチャレンジしていただけるように、簡単・時短バージョン。

蒸し暑い中、お鍋を出動させなくても、電子レンジだけで作ることができますし、ジップロックでマリネするため、洗い物も出ません! 気軽にチャレンジしてみてくださいね。

夏野菜のマリネ

■夏野菜のマリネ

材料(4人分)

◆ 野菜
・なす     :3本
・ズッキーニ  :1本
・パプリカ(黄):2個
・クレソン   :少々
 ※イタリアンパセリやベビーリーフなどお好みのもの

◆マリネ液(お好みで分量を調整してください)
・オリーブオイル :大さじ4(香りの良いエクストラバージンが良い)
・りんご酢    :大さじ4(普通のお酢でもOK)
・メープルシロップ:大さじ2(お砂糖やはちみつなど普段使いのものでOK)
・塩、こしょう  :少々

作り方

◆マリネ液
・ジップロックに材料を合わせておく
※お砂糖が溶けにくい場合や、お酢がきつい場合は、材料をさっと火にかけて冷まして使います。

◆野菜



  1. なすはヘタを落として皮をピーラーでむき、色が変わらないうちにひとつずつラップに包んで電子レンジで4分。一口大に切る。


  2. ズッキーニはヘタを落として約1センチ幅に切り、ラップに包んで電子レンジで3分。


  3. パプリカは半分に切って種とワタを取り除き、半分ずつラップに包んで電子レンジで4分。冷水にとり、皮を向いて適当な大きさに切る。


  4. 野菜が熱いうちに、マリネ液の入ったジップロックに入れ、軽く空気を抜いて袋を閉じる。マリネ液が行き渡るように上下左右に袋を動かし(袋を揉むと野菜が崩れてしまうのでNG)、袋を平らな状態にして冷蔵庫に保存する。


  5. しっかりと冷えたら、お皿に盛り付け、マリネ液を少々回しかける。


  6. 仕上げにオリーブオイル(分量外)を軽く回しかけ、クレソンをトッピングして完成。




※電子レンジの時間は600Wで記載していますが、機種や野菜の大きさによって変わるため、調整してください。加熱した野菜は大変熱いので、やけどにはご注意を。

ポイント

・野菜はオクラや湯剥きしたトマトなど好きなものをお使いください。組合せのポイントは色・食感にバラエティがあること。
・さらに時短を狙うなら、市販のマリネ液を使っても美味しくできます。
・色にコントラストが出るように盛り付けましょう。
・時間がある方は、ズッキーニやパプリカを焦げ目がつく程度にグリルしてマリネすると、より一層美味しくなります。

■料理写真にも映える! 料理を美しく盛るコツ

夏野菜のマリネ2

お料理をお皿に盛り付ける。とってもワクワクする瞬間です!

盛り付け方ひとつで美味しそうに見えたり、見えなかったりしますよね。難しそうに感じるかもしれませんが、私は3つのことだけ意識して盛り付けています。

今回の写真は、同じお料理を別のお皿で盛り付けてありますので合わせてご覧ください。

お皿の形で盛り方を変える

盛り付けようとしているお皿は、丸いですか? 四角いですか?

お皿の形にそって食材を盛り付けましょう。丸いお皿には円を重ねるように、四角いお皿には縱橫直線に食材を並べればきっとうまくいくはず。

オーバルの食器はどちらの盛り付けにも対応できるので便利です。

料理に高さを出す

料理を真上から見ることってほとんどありませんよね。斜め上からが多いのではないでしょうか?

上からだけではなく、横からみても美しい。それには「高さ」が必要です。

食材を少し重ねるだけでも高さが生まれ、食材の持つ厚みや柔らかさが伝わりますよね。

丸い食器の場合は、料理を山型に盛ったり、真ん中にボリュームのあるトッピングをすることで、料理に高さを出すと美しく見えます。

色の組み合せにこだわる

食材同士だけでなく、食材とお皿の色の組み合せも大事です。

白いお皿に、白っぽい食材ではせっかくのお料理が映えません。お料理を作る前に食材のコントラストを考え、作った後はお料理とお皿のコントラストを考えましょう。

お皿と食材、食材と食材、似たような色が重ならないように盛り付ければ、鮮やかな一皿のできあがり!

美味しそうな盛り付けにしよう、と少し意識するだけでも、日々の食卓がランクアップします。チャレンジしてみてくださいね。

次回もお楽しみに。

平野 響

東京在住・フリーランス。
食べる・呑むことをこよなく愛し、仕事も食関連。
趣味:ホームパーティー、ヨガ・ピラティス

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