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美しい肌のために、”皮”食べてる?「一物全体」を実践する暮らし

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一物全体、という考え方を知っていますか? 肌と体の中を綺麗にするには、食べ物は丸ごと、つまり皮ごと食べるのが大切です。でも、農薬や肥料が使われていることを考えると、丸ごと食べるのが不安。大丈夫なの? そんな疑問を解消しつつ、一物全体の思想を紐解き、より良い食材の摂り方のコツをご紹介します。

美しい肌のために、”皮”食べてる?「一物全体」を実践する暮らし

◼︎「一物全体」の考え方――皮を作るには皮を食べよ

漢方や日本の古い知恵で、「皮を作るには皮を食べなさい」といわれています。また、マクロビオティックでも、”一物全体(いちぶつぜんたい)”といって、そのものを丸ごと食べることで栄養が整うと考えられています。

というのも、貴重な栄養は皮にこそ、たくさん詰まっているからです。

皮の話をする上でわかりやすい「玄米」を例に挙げます。私は普段から玄米を食べています。玄米から胚芽と糠を取り除いた(精製した)ものが白米になります。

この胚芽や糠には、細胞を作ったり脂肪代謝に必要なビタミンB1、B2、B6やミネラル、食物繊維が白米の数倍〜数十倍も含まれています。

他にも、大根などは根の部分だけでなく、葉っぱにも女性に嬉しいビタミンや鉄分がたっぷり含まれています。紫外線からのストレスを修復してくれるビタミンCや、肌のターンオーバーを助けるビタミンA、鉄分、カルシウムなどの宝庫といえるほど。

私はなるべく葉付きの大根を購入して、ビタミンAは脂溶性なので炒めて食べる、ビタミンCは熱に弱いのでサラダにして食べるなど、栄養を効率的に摂るための工夫をしています。

さらにいくつか例を挙げてみます。例えばりんごは、皮を剥いてしまうとすぐに黄色くなり、時間が経過すると腐敗しますが、これは皮が抗酸化成分を含んでいて、果肉を酸化から守っているからです。

他にも、ごぼうの皮にはサポニンというアンチエイジングに効果のある成分が豊富に含まれ、魚の皮には細胞や血液に良いオメガ3脂肪酸が含まれます。

鶏肉の皮はカロリーは高めですが、レチノールやコラーゲンといった肌に良い成分を含んでいます。

このように、食べ物には“外側”に栄養分が多いものが多いので、やはり丸ごと食べるのが理想です。

◼︎丸ごと食べてもいい食材選びの方法は

ただし、丸ごと食べるのが良いとはいっても、農薬やワックスなどの問題があって、すべての食べ物が安全とは限りません。

玄米は農薬の心配がないものを選んだり、外国産のオレンジやレモンは防カビ剤を含んだワックスが不安なため皮は捨てたりするなど、私自身、食物を選び、食べるときはできる限り気を配っています。

オーガニックの食材を集めているスーパーなどを利用するのもおすすめです。どうしても普通のスーパーで買う必要がある場合は、簡単な処理を施して、安全なものを口に入れるようにしましょう。

ホタテのカルシウムなどナチュラルな農薬除去剤を利用するのもひとつの手。やり方はとても簡単です。

例えば、ベリー系の果物は特に農薬が多く使用されている傾向があるので、私はホタテのカルシウム粉末を溶かした水に10分ほど浸して、農薬やワックスが浮いてきたら綺麗に洗って食べています。

◼︎皮ごとスムージーにするのも◎ 食材同士の相性にも注目

抗酸化成分や食物繊維が豊富な皮は、確かに苦かったり硬かったりして、食べにくいかもしれません。そんなときは、他の甘みのある果物などと一緒にスムージーにすると摂りやすくなるので、試してみてください。

例えば人参の皮は中身よりも特有の風味が強く、苦手な人もいるかもしれません。そんなときに、組み合わせとしておすすめなのがりんご。

人参をりんごと一緒にミキサーにかけると、りんごがその風味を緩和してくれ、さらにりんごの皮の硬さも気にせず美味しく飲めます。

皮はないものの、セロリの葉の部分やほうれん草などの葉物野菜は苦味が強いので、オレンジやバナナなど甘みのある旬の果物と合わせるのがおすすめです。

ここまで読んでいただき、おわかりかもしれませんが、肌が美しい人は、肌だけがきれいなのではなく、体の中が健康なので、結果として肌も綺麗になっているのです。

肌が輝いていると、化粧ノリもよく、それだけで毎日気持ちが軽やかに過ごせると思います。皆さんも”whole foods(食材を丸ごと食べる)”を習慣にして、ますます美しくなってください。

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網師本 薫

アクセサリーブランドVIOLUKA(バイオルカ)代表兼デザイナー、マクロビオティック料理教室主宰、フードコーディネーターなど。2児の母。

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