ダブル不倫(W不倫)の終わらせ方。大切なのはお互いの覚悟を知ること
ダブル不倫(W不倫)とは、既婚者であるふたりが、配偶者以外の人と親密な関係になってしまうこと。軽い気持ちで足を踏み込んだが最後、別れを切り出すにも慎重にならざるを得ません。今回は、こっそりと関係を終わらせることに成功した経験者に、お話をお伺いしました。
いけないとはわかっていても……。
足を踏み込んだが最後、ダブル不倫(W不倫)は双方の合意がないと関係を解消しづらい禁断の恋愛。自分が終わりにしたくても、相手が納得してくれない、なんてことも少なくありません。中には「別れるならパートナーに全部バラす」なんて脅されてしまうケースもあるようです。
ではどうすればそんな泥沼が避けられるのでしょうか。今回は、円満にダブル不倫を終わらせることに成功した方にコツをお伺いしました。
■揉めたら最後……ダブル不倫(W不倫)をきれいに終わらせるには
「バレたらどうなる?」のシミュレーションをする
Aさんがダブル不倫を清算しようと思ったきっかけは、夫からの「最近帰りが遅いね、浮気でもしてるんじゃないの」というひと言。実際にバレたわけではなく、冗談として言われたものの、背筋が凍りついたと振り返ります。会食や出張が密会のカモフラージュになっているのと、会うのは夫が普段行かないエリアにしているため、絶対にバレない自信がありました。その言葉を聞くまでは……。
今回のように「浮気している?」と冗談でも切り出された場合、隠し通せる自信がAさんにはなくなりました。それに、共通の知人に見られる可能性もないわけではありません。そこでAさんはダブル不倫のお相手に、夫から「浮気している?」と聞かれたということを告白。そしてお互いにバレたら家庭だけではなく、仕事にも影響が出る可能性があると認識。
それは絶対に嫌だ……とお互いが思うに至り、あっさりと関係解消となりました。
「このまま続けても先がない」をお互いに確認する
Bさんがダブル不倫を終わらせようと思ったきっかけは、「このまま不倫相手と一緒にいても何も残らない」と考えたこと。
というのも、Bさんにとって不倫相手は気が合う存在ではあったものの、子供っぽいところがあり、今の夫と別れてまで、一緒になりたい人ではなかったのです。そんな人と体だけの関係を続けていたところで、いずれお互いに飽きがきてしまいそう。にも関わらず、バレたら何もかもめちゃくちゃになる、と考えると、不倫相手と会うのが億劫になっていきました。
そこでBさんは、今のパートナーと離婚して結婚する覚悟があるかを不倫相手と話し合うことにしました。結果、お互いの結論は「NO」。今のパートナーと別れてまで続けたい関係ではない、ということを認識し、すんなり別れることになりました。