監 修:菅井 敏之
発 行:アスコム
単行本:ソフトカバー(214ページ)
発売日:2015/4/24
価 格:1300円+税
[公式サイト]
http://www.ascom-inc.jp/books/detail/978-4-7762-0865-5.html
お金を貯めるために貯金初心者が読むべき3冊の本
いま書店にはたくさんの節約本や投資に関する本が並べられていますよね。でも、自分に合う本っていったいどれなのかよくわからないし、初心者にはちょっと難しい、という人も多いかもしれません。そこで今回は、初心者の人でもサクッと読める、お金を貯める入門書についてご紹介します。
お金を貯めることってとても大変ですよね。「何をしたらいいかよくわからない」「まず何から手を付けたらいいかわからなくて、貯金を始める前からちょっと挫折しそう」という人も多いのではないでしょうか。
たしかに「家計の見直しをしましょう」「保険の見直しをしましょう」と書かれていても、具体的にどうすればいいのかわからないケースは多い……。そこで今回は、貯金初心者さんにおすすめの貯金入門書をご紹介します。
■『家族のお金が増えるのは、どっち!?』
1冊目は、「銀行支店長が教える」というフレーズが特徴的なこちらの書籍。
実はこの本、2015年オリコンランキングビジネス書部門第1位を獲ったベストセラー『お金が貯まるのは、どっち!?』の続編。「銀行支店長が教える」と銘打っているだけあって、銀行のこともしっかり教えてくれます。
いままで知らなかった銀行の裏側が見えてくる
例えば、証券会社というと「危ない」「お金を持っていかれる」などと良くないイメージもあり、警戒しながら近づくので、特に若い人は騙されるということは少ないかもしれません。
一方、「銀行」と聞くと身近感があるため、抵抗がない方も多いのではないでしょうか。だからこそうまく使わないといいダシにされていたりするんです。そういったちょっと裏話的なことも書かれていて、驚きがありながらも楽しく読み進められます。
銀行支店長が教えるのに、「親のお金を間違いなく金融機関が狙っています」などと書いたりなど、ユーモアに溢れている内容も魅力のひとつ。
また、銀行の裏話ばかりでなく、「親子が同じ銀行で口座を持ったほうがいい?」とか「夫婦のどっちが家計を管理すべきか」というような日頃の生活の中で何気なくやり過ごしてしまうようなことも、お金が貯まる・お金が増えるという観点ではズバリどっちがいいのか、ということをきちんと書いてくれています。
書籍情報
■『共働き夫婦のためのお金持ちの教科書 30年後もお金に困らない!』
「夫婦のお金についてきちんと考えたほうがいいかも」と思い始めた夫婦にぴったりな1冊です。「そろそろちゃんとしなきゃ」と思ったときがはじめ時です。
夫婦が気にしなければいけないお金のことがわかる
この本は、夫婦一緒に暮らしていく中で身近な「外食」や「旅行」といったテーマを取り上げています。
夫婦生活に必要不可欠な親戚付き合いや二世帯住宅、おこづかい制の賛否など、どれも自分に関係のあるトピックスなので、読み進めやすいです。
また、女性の悩みのタネにもなり得るママ友や女子会についても書かれていて非常に参考になります。女子会への参加時間を時給換算するなどズバッと斬っていく内容も見どころ。
これを夫婦で読みながら、家計や今までの生活をちょっとずつ見直すのがいいと思います。
「お金のことなんて何から考えたらいいかわからない」と今まで二の足を踏んでいた人も、この本ならすぐに生活に取り入れられるので、家計の見直しに着手するいいきっかけになるかもしれませんよ。
書籍情報
監 修:加谷珪一
発 行:CCCメディアハウス
単行本:A5判(144ページ)
発売日:2016/6/23
価 格:1040円+税
[公式サイト]
http://books.cccmh.co.jp/list/detail/1896/
■『手取り17万円からの貯金の教科書』
手取り17万円でも、無駄な習慣や時間の使い方を見直すことでちゃんとした節約ができて、自然とお金が貯まってくる。つまり、無駄なこと、余計なことにお金を使わない生活をきちんと身に着けようというところが起点となっているこの1冊。
我慢したくない、けちけち節約生活したくないという人、自然とお金が貯まる生活を目指したい人におすすめです。
我慢しない・ケチらない自然な生活でお金を貯める
「そんなしょぼい節約はやめよう」と最初からかなりズバッと斬っていくのが爽快。著者は家計再生コンサルタントと名乗るだけあって、誰もが引っかかるダメポイントをしっかり押さえて、テーマとして取り上げてくれています。
貯金の目安を具体的な数字で教えてくれたり、どんな無駄をなくせばいいかはっきり書いてくれたりして貯金生活初心者にはとても親切なのが特徴です。「貯金したいけど何から始めたらいいの?」という人向けのまさに入門書とも呼べる本です。
ライトな語り口で読みやすく、本自体もそれほど厚いものではないので隙間時間でさらりと読むことができます。
「いらないモノを捨てる」「無駄を探す」などのステップから始まり、だんだんと「失敗しないお金の増やし方」ができるところまで読者のレベルを引き上げてくれます。
ケチケチ我慢しながら節約する、というやり方ではなく、ゆとりを持ちながらお金を貯めることを目指している本なので、これを読んで実行に移せば無理なく節約できるようになることでしょう。
書籍情報
■本を読めば貯金のプロがさまざまなことを教えてくれる!
世の中にはたくさんの本が出ていますが、まずは自分に合うものをきちんと選んで味方につけましょう。
右も左もわからないという人でも、本をじっくり読み進めていけば何をしたらいいのか見えて来るはずです。多くのお金のプロが書いている本の中で、自分の宝物になる本を探してみてくださいね。
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