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不倫がバレたときの対処法5つ 2/2


それでは、実際に不倫がバレてしまったときはどんな行動をとれば良いのでしょうか。真っ先に考えるべきなのは、「不倫によって傷ついた人たち」の存在です。

相手の配偶者やお子さん、また社内不倫なら上司や同僚など、自分たちの不倫のせいで不要な傷を負ってしまった人たちのことを無視していては、事態は悪化するばかり。「自分は許されないことをしたんだ」という意識を持って、誠意ある対応をすることが求められます。

1.言い訳はしない

忘れてはいけないのは、「不倫関係を選んだのは自分」という事実です。

不倫がバレたときの言い訳として独身女性からよく出るのが、「無理に誘われて断れなかった」「本当は乗り気じゃなかった」
「私だけが悪いんじゃない」という責任逃れの言葉。法廷の場でも同じことを言えますか?

相手の配偶者から訴えられた場合など、不倫がバレると最悪なパターンとして裁判まで進みます。不倫を避ける機会はいくつもあったのに、それを無視して相手と肉体関係を持っていたのは、他ならぬあなた自身です。

「私は悪くない」と口にすればするほど、どんどん信頼を失っていきます。「反省の色がない」と見られてしまえば、慰謝料も上がるしあなたを支持してくれるはずの家族や友人までもが離れていくでしょう。不倫がバレたときは、言い訳はしないこと。誠意ある対応の第一歩は、ここからです。

2.相手の家族に謝罪する

言い訳をしない上で何よりも最初に行いたいのは、相手の家族に謝罪することです。不倫関係がバレたことによって離婚まで至った場合、あなたは「相手の家庭を壊した」一端を担ったことになります。もし逆の立場で、あなたが不倫された側の妻であったらどうでしょうか? 一言も詫びない相手を許せるでしょうか。

不倫相手の顔なんて見たくもないと思うかもしれませんが、それでも「本当に申し訳ありませんでした」という言葉はほんのわずかでも救いにつながります。

謝罪するのは、自分のした事実を認めることです。不倫関係を潔く認めて頭を下げることが、相手の配偶者の怒りを少しでも鎮めることになり、また大切な「けじめ」にもなります。たとえ罵倒されることがあっても、耐えなければいけません。それほど不倫は罪深いものなのです。

3.同僚や上司、自分の家族に謝罪する

社内不倫がバレた場合は、同僚や上司などにも謝罪する必要があります。本来仕事をする場で不倫関係を持つような社員がいることは、会社にとってマイナスでしかありません。社員の動揺を誘い、モチベーションを下げることにつながれば、会社に大きな損害を与えることになります。

不倫するような人とは一緒に働きたくないなど、不要な騒動も起こりかねません。相手の家族と同じように、迷惑をかけてしまったことをしっかりとお詫びするのが社会人としての姿勢です。その場合、直属の上司に謝罪の方法を確認することを忘れずに。闇雲に謝るだけでは、余計に反感を買うだけということもあります。

また、もし自分の家族にバレてしまったときも、きちんと頭を下げましょう。ご両親にとって、自分の子どもが不倫をしたこと、他人に迷惑をかけたことは大きなダメージになります。きょうだいに対しても同様です。今後どんな影響が出るかわからないことも含め、まずは自分のしたことを認め、真摯に謝罪する姿を見せることが家族にとっても救いにつながります。

4.相手との連絡などは一切断つ

たまに、不倫がバレたときでも相手の既婚男性と裏でこっそり連絡を取り合って口裏を合わせようとする独身女性がいますが、おすすめできません。独身であるあなたと、既婚者である男性では社会的な立場がまったく違います。

不倫がバレると、独身のあなたは直接法律で裁かれることはないとしても、既婚男性の方は配偶者との「貞操義務」に違反し、夫婦関係を崩壊させた罪を抱えることになります。民法によって男性の落ち度が認められ、離婚という大きなペナルティを課せられることになれば、それは男性のその後の人生にもマイナスになるでしょう。

そんなときに「ねえ、どうすればいいの?」などすがってしまうと、ただでさえ大きなダメージを受けている男性を余計に追い詰めることになります。悪いことはバレたときこそ人間性が現れやすいものですが、「もう俺に付きまとうな」と冷たい言葉を投げられて着信拒否、音信不通になってしまい、あなたはひとりぼっちで取り残されてしまう。そんな可能性も考えなければいけません。

バレたということは、終わりを迎えたのと同じです。あなたは自分で自分のしたことの責任をとる方法を考え、相手の既婚男性と個人的な連絡を取り合うことは金輪際やめましょう。

5.これからの人生について考える

社内不倫がバレたときなどは、退職という選択をしなければならない場合もあります。また、周囲に不倫していたことが伝われば、あなたを取り巻く人間関係にも変化があるかもしれません。あなたの家族に及ぶ影響も無視できないでしょう。不倫がバレて、傷つけて迷惑をかけた人たちに謝罪した後は、これからの自分の人生について考える必要があります。

慰謝料の支払いがあるならそれを完遂できるように仕事を確保しなければならず、地元では噂を立てられて働きにくいなら、いっそ遠くに引っ越しをする選択肢もあります。たとえ慰謝料を請求されなかったとしても、非難の目を浴びて過ごすことは同じです。謝罪を繰り返して精神的に疲れ切ってしまえば、自分の心もケアしなければなりません。

環境を変えて一からやり直すことができるなら、それが最善であるともいえます。不倫は終わっても、その影響は続きます。自分のために、今後の人生を考える時間を持ちましょう。

■不倫がバレたとき、残るのはダメージだけ

不倫は、「人の道から外れる」ことです。関係が続いているときは幸せでも、バレると事態は一転して不幸な方向へと走り出します。相手の家庭を壊すだけでなく、自分の人生も大きく狂わせる危険性があるのが不倫という関係。バレた場合はダメージしか残らないことを肝に銘じて、安易に飛び込むことは避けましょう。

「後悔先に立たず」という言葉を忘れないでくださいね。

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※この記事は2017年5月14日に公開されたものです

ひろた かおり

37歳で出産、夫と子どもの三人暮らし。何歳になっても恋愛ネタ大好物。恋愛相談家としてこれまで多くの男女から話を聞いてきた経験を活かし、復縁についてのアドバイスや不倫などさまざまな「愛のカタチ」について書いていきます。 人生...

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