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性欲は人間の三大欲求の一つであるはずなのに、近年日本のセックスレス率は上昇するばかり。そして夫婦のセックスレスは、悪化すると離婚を招きかねません。今回は夫婦のセックスレスで離婚を考えている方に知っておいてほしいことをご紹介していきます。
セックスレスは最悪の場合、離婚にまで発展してしまうという話はよく聞きますが、実際のところどれくらいの男女がセックスレスを理由に離婚しているのでしょうか?
裁判所が開示している平成25年度司法統計のデータ「婚姻関係事件数 申立ての動機別申立人別 全家庭裁判所」によると、離婚申し立ての動機が「性的不調和」だった件数は夫18345件のうち2379件で12.7%、妻48479件のうち3920件で8%、合わせると全体の12.7%になります。
つまり離婚した男女の10組に1組は、セックスレスなどを含む性的不調和が原因になっているということ。
この場合、「性的不調和」のため、全員がセックスレスだったとは言い切れませんが、少なくとも夫婦の性交渉に不満を持っていたことが、離婚の動機にはなっているようです。
セックスレスは体も心も相手から離れてしまっている状態に近いといわれています。改善するためにさまざまな方法が紹介されていますが、どうしても持ち直すことができずに離婚という決断を選択する場合、どうすれば良いのでしょうか。ここでは離婚をする方法についてご紹介します。
基本的に離婚は、お互いが合意すればどんな理由でも離婚することができます。
合意をするためには、当然夫婦での話し合いが必要となります。セックスレスになった原因やこれからどうすれば良いのかを話し合い、ふたりで結末を決めるのです。
離婚したいと思っても、相手が離婚に応じてくれないことも多いですよね。その場合に知っておきたいのが、法律で認められている離婚原因。この離婚原因があれば、離婚を相手に請求し、裁判で離婚することが可能になります。
裁判で離婚を認めてもらう場合、離婚する理由が民法第770条で定められている「法定離婚原因」に該当している必要があります。また、この原因に加えて、その原因を証明する証拠も必要となります。
セックスレスの場合は、「その他婚姻を継続し難い重大な事由があるとき」に該当することになるでしょう。実際に性的不一致などを理由に離婚が成立した裁判もあります。
ただし、実際にはセックスレスだけを理由に離婚裁判をするのは難しいというのが現状のようです。
また、セックスレスを理由に離婚をしたい場合は、それを証明するための証拠が必要となります。裁判所では証拠がないと離婚や慰謝料を認めてもらうことができません。
証拠としては、相手が性交渉を拒否するような発言をしている会話の録音などが有効のようです。
ただし、この場合も法廷で相手がセックスを拒否していることを認め、夫婦関係が破綻していることの原因が相手にあることを証明しなくてはなりません。
そして、離婚裁判は夫婦によって判決も異なるため、同じようなケースでも判決が違う場合があることを念頭に置いておくようにしましょう。
セックスレスは改善しようと夫婦で向き合うことで解消されることもあります。それにセックスだけが、夫婦関係の愛のカタチではありません。セックスレスだからと、すぐに離婚を考えてしまうのは早計でしょう。
しかし、自分自身の気持ちに正直になって、前を向いて生き抜くために、時には離婚という選択をすることも必要かもしれません。もし離婚したいと思うならば、離婚を成立させるまでの裁判や手続きで疲弊してしまう人がいることも理解しておいた方が良いでしょう。
今の自分にとってそしてふたりにとって何が最善策なのか、ゆっくりと向き合う時間を取ることが大切かもしれません。
参照
民法第770条
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