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男の子の子ども部屋インテリア~機能性をとことん重視した片付けやすい部屋~ 2/2


■ベッド下を収納スペースとしてしっかり生かす

男の子の子ども部屋インテリア - ベッド

Dくんが使っているベッドは、下にチェストや本棚が組み込まれたシステムベッド。

前述の通り、教科書類はもちろん、本や雑貨類、服もここに収納できます。

Kさん「最初は、ベッド下にデスクが置けるシステムベッドを買おうかと思ったんだけど、天井高があまりないから、このシステムベッドにしたの。ベッド一台分の収納スペースがあるから、本当に重宝しているわ!」

確かに狭い部屋にベッド一台分の収納力があると、心強いですね!

■快適に過ごせる環境を整える

ちなみに、Dくんの部屋の窓にはカーテンがありません。

Kさん「ただでさえ狭い部屋だから、カーテンを吊るすと圧迫感が生まれるかなと思って。それに、自然光で目を覚ませば、体内時計が狂わないでしょ?」

窓が開かないため、常時空調をかけて室内の空気を清潔にキープ。マンションの規則でベランダにふとんが干せないため、まめにふとん乾燥機をかけて気持ちよく眠れる環境を整えてあげているのだそうです。

■無理なく片付けられる方法を考える

以前は散らかし魔だったDくんですが、KさんがDくんの生活導線を考えた配置にしたことで、いつでもきちんと片付けられるようになりました。

Kさん「大人になっても、片付けるのが面倒くさいと思ったり、捨てようかどうか迷ったりすることがあるでしょう? だから、完璧に片付けることを子どもに押し付けるのではなく、『服のチョイかけ場』や『プリントの仮置き場』を作ってあげるなどして、片付けることを面倒だと思わせないようにしたの」

「片付けなさい!」と叱るより、どうしたら無理なく片付けられるかを考えてあげることによって、男の子の部屋もきちんと片付くのです。

今日も「またこんなところに脱ぎっぱなしにして」と息子さんを叱ってしまったママは、まず「服のチョイかけ場」を作ってあげてみては?

※この記事は2017年5月4日に公開されたものです

百田 カンナ

ライター兼ソーシャルワーカー。都内で二人の子と黒猫と暮らす。 取材で遠征したり、一日中パソコンに向かったり、高齢者に体操を教えたり、小学生に読み聞かせをしたりと、常にじっとしていない40代。酒と肉が好きで、発言は直球、笑い...

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