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男の子の子ども部屋インテリア~機能性をとことん重視した片付けやすい部屋~

男の子の部屋は、小さいときはママが片付けることで何とかなるものですが、成長するにしたがって目も当てられない状況に陥りやすいもの。散乱したプリント類、脱ぎ散らかした服、ゲーム機や携帯電話などの機器類からは無数のコード……。カオスと化した息子の部屋には一切立ち入らないと決心するママもいるようです(笑)

男の子の子ども部屋インテリア~機能性をとことん重視した片付けやすい部屋~

個室を持たせるととんでもないことになるからと、あえて部屋を持たせない親御さんも多い様子。そこで今回は、機能性を徹底的に追究した子ども部屋をご紹介します。「ふ~ん、なるほどなぁ」と思う工夫が随所に見られますよ!

■服を脱ぎ散らかせない工夫

クローゼット - 男の子の子ども部屋インテリア

今回取材させていただいたのは、Kさん宅の長男で中学2年生のDくんのお部屋。小学生までは個室を持たせず、勉強はダイニングテーブルでさせていたそうですが、中学入学と同時に6畳の部屋を与えたそう。

マンションの3階にあるKさん宅は、どの部屋の窓からも明るい日差しが降り注ぎます。Dくんのお部屋も、北西向きながら日中は照明をつけなくても十分な明るさです。

さて、お部屋に入ってすぐの場所にクローゼットがあります。でも、クローゼットの前にも洋服かけが。なぜ……? Kさん「男の子ってすぐ散らかすでしょ。だから、制服や普段着などよく着る服は洋服かけにチョイかけ。普段あまり着ない服やオフシーズンの服なんかをクローゼットにしまっているの」。

クローゼットから服を出し入れすることすら面倒くさがる思春期の男の子には、良いアイデアですね!ちなみに、洋服かけで塞がれてしまったクローゼットには、滅多に出し入れすることのない、合宿用のリュックやスキー用品などを収納しているそうです。

■片付けに役立つ3つのカゴ

男の子の子ども部屋インテリア - 洋服掛け

洋服かけには、何でもかけて良いわけではありません。かけて良いのはハンガーの数だけ。サイドはプライベートで使うリュックと通学用のカバンだけかけて良いルールだそうです。

一番上のカゴは、下着類を収納。すぐ手が届く高さにあり、ふたがないので出し入れしやすく、友達が来ても中身が見えないのでとても便利だそうです。

そして、仲良く並んでいるふたつのカゴ。右側は「洗濯済みの服」入れです。以前は勉強机にポンと置いていた洗濯済みの服。しかし放置されたまま、下の服を取り出しては雪崩(なだれ)が発生……。

そんな状態に業を煮やしたKさんは、このカゴに洗濯済みの服を入れることにしました。カゴに入れておけば、見た目もスッキリ。雪崩も起こらなくなったそうです(笑)。

左側は「捨てるか取っておくか迷ったプリント」入れ。中学生になり、学校から配布されるプリントがますます増え、取っておくべきか否か迷うプリントも増えたそうです。そこで、ゴミ箱に入れる前のプリントの仮置き場を用意。

月末にカゴの中を整理させているので、カゴからプリントがあふれることもありません。

■ホワイトボードは忘れ物王のマストアイテム!

男の子の子ども部屋インテリア - 勉強机

続いて、勉強机を見せてもらいました。

よく使うノート類は、机の端のメタルボックスに。それ以外の教科書や辞書は、ベッド下にある本棚に収納しているため、とてもスッキリした印象です。

特筆すべきは、机の前にあるホワイトボード。実はかつて忘れ物が多かったDくん。以前はしょっちゅう忘れ物をし、Kさんが慌てて学校へ届けに行く……ということが多かったそうですが、このホワイトボードに大事なプリントを貼ったり、メモを書き込んだりするようになったお陰で、忘れ物をすることがなくなったそうです。

テスト前には、忘れやすい英単語や覚えづらいキーワードを書き込み、いつでも目に入れて覚えられるように活用しているそうですよ!

百田 カンナ

ライター兼ソーシャルワーカー。都内で二人の子と黒猫と暮らす。 取材で遠征したり、一日中パソコンに向かったり、高齢者に体操を教えたり、小学生に読み聞かせをしたりと、常にじっとしていない40代。酒と肉が好きで、発言は直球、笑い...

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