冷めやらぬパクチー熱! デトックス効果も期待できるパクチー常備菜3品
いまだに人気が冷めやらない「パクチー」。料理に載せるだけじゃない、パクチーを使った常備菜レシピを3つご紹介します。パクチーにはデトックス効果も期待できるので、美容にこだわる人はぜひ挑戦してみてくださいね。
こんにちは料理研究家の河瀬璃菜です。突然ですが、みなさま、パクチー好きですか?
昨年からまだまだパクチーブームが続いてますね。その独特の香りと味わいから人気に拍車がかかっています。
そんなパクチーですが、ただ美味しいだけではないのです。実はパクチーは、デトックス効果、様々な美容・健康効果も期待できる食材なのです。
いつもは、料理に載せていただけのパクチーも、作り置きのできる常備菜としていただくと、より一層パクチーを楽しむことができますよ! それではパクチーを使った作り置きレシピをご紹介します。
■混ぜるだけ! もやしとパクチーの病み付きあえ
材料(2人分)
もやし 1袋
パクチー 50g
ささみ 200g
桜エビ 3g
オイスターソース 大さじ1と1/2
すりごま 小さじ1
ごま油 小さじ1
ラー油 適量
作り方
1.パクチーは3cm幅に切る。ささみは筋を取り、酒と塩(分量外)を適量ふり、ラップで包み、600wの電子レンジで3〜4分加熱し、あら熱が取れたらほぐす。
2.もやしは耐熱ボウルに入れ、ラップをかけたら600wの電子レンジで2分加熱し、水気をきる。
3.材料を全てボウルに入れ良く混ぜ合わせる。
保存期間:冷蔵庫で4〜5日
桜エビとオイスターソースの旨味とコクのおかげで、淡白な味わいのささみともやしも、箸が止まらない病みつきおかずに!
体内に溜まったヒ素、水銀などは、肌荒れ、便秘、代謝を下げる一因とも言われています。
そういった毒素を輩出してくれるキレート作用という働きをパクチーは持っているので、デトックス効果も期待できますよ。
■コクうま! エスニックポテサラ
材料(2人分)
じゃがいも 3個
ツナ缶 1缶(70g)
パクチー 50g
赤、黄パプリカ 各1/2個
ミックスナッツ 15g
ブラックペッパー 適量
「A」
ナンプラー 大さじ1
マヨネーズ 大さじ2
にんにく(すりおろし) 1かけ分
作り方
1.パクチーをざく切りにする。赤、黄色パプリカは1cm角に切る。ミックスナッツは粗みじん切りにする。
2.じゃがいもは皮をむいて4等分に切ったら耐熱ボウルに入れてラップをし、600wの電子レンジで5〜6分加熱する。
3.じゃがいもを熱いうちに潰したら材料を全て加え、Aとよく混ぜ合わせる。
保存期間:冷蔵庫で4〜5日
いつものポテトサラダも、パクチーを使い、ナンプラーで仕上げれば、一気にエスニック風味に!
パクチーには、老化の原因でもある活性酸素を除去する効果が期待できるβカロテン、ビタミンCが豊富に含まれています。
加熱するとビタミンCが現象してしまうので、生で食べることをオススメします。さらにマヨネーズなどの油と合わせることでβカロテンの吸収を高めてくれると言われていますよ。
■アレンジ自在! パク団子
材料(2人分)
鳥ひき肉 300g
玉ねぎ 1/2個
パクチー 50g
パクチー(飾り用) 適量
「A」
片栗粉 小さじ1
ナンプラー 大さじ1
生姜(すりおろし) 1かけ分
カレー粉 小さじ1/2
ブラックペッパー 適量
作り方
1.玉ねぎ、パクチーはみじん切りにする。
2.ボウルに飾り用のパクチー以外の材料を全て入れ、粘り気が出るまで混ぜ合わせる。
3.2を丸めて、沸騰したお湯で3〜4分茹でる。食べるときはお好みでチリソースをつけて食べても◎
保存期間:冷蔵庫で4〜5日
保存の際は、茹で汁ごと冷まして、清潔な保存容器に入れ冷蔵庫で保存してください。茹で汁ごと冷まし、保存袋に入れ、冷凍も可能です。
常備菜は日が経つと水分がでて味が薄まることも。食べてみて薄いと感じたら、塩で味を調えてください。
パク団子にしておけば、甘辛く味付けしたり、鍋やスープに入れたりとお好みの調理方法で楽しむことができます。そのまま食べる場合はチリソースなどつけても美味しいですよ!
■パクチーの簡単レシピでデトックス!
食物繊維が豊富に含まれたパクチーは便秘解消や、整腸作用が期待でき、その結果、美肌の維持や免疫力の向上のサポートもしてくれます。
パクチーをたっぷりと使った常備菜3つ。どれも簡単にできて普段の食事にも取り入れやすいので、ぜひ作ってみてはいかがでしょうか。