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「既読が早すぎ重たい」と思われるLINE実例。24時間監視されている恐怖がある…?

好きな人からのLINEをすぐ既読にしていないだろうか。LINEの既読は「もう読んだからね」という意味を持つ。LINEを早く既読にしてしまう人ほど、恋が終わるスピードが速い理由とは。結婚相談所を経営する、大西明美さんが解説する。

「既読が早すぎ重たい」と思われるLINE実例。24時間監視されている恐怖がある…?

LINEでむやみにメッセージを送っているわけでもない。ネガティブなやりとりをしているわけでもない。それなのに恋がうまくいかない人は、LINEで自爆している。それはどうして?

■LINE「既読問題」で恋を自爆させる女

「やっとキュンキュンする人と出会った!」

36歳の派遣社員カヨコさんは、スマホを見つめながらガッツポーズをした。胸ときめくその相手は、38歳の会社員ヒデノリさんだ。男性が40歳まで、女性が36歳までの婚活パーティで、見事カップルになったのである。帰りに2時間ほどお茶をした後、LINE交換をすることになった。

婚活歴も3年を超えて、やっと巡り会えたキュンキュンする男! 年齢も歳上すぎず、年収も600万円以上あることから、出産後働かなくてもしばらく育児に専念できそうだ。

どう考えてもベストな男! これは逃したくない。

しかし……。初回デートに至ることもなく、この恋は2週間で終わりを迎えてしまったのだ。それも何かを言ったり、メッセージを送ったりしたことが原因ではなかった。発信が原因じゃないとしたら、一体どういうことなのか。

■LINEが待ち遠しいあまりに、始まる前から失敗した恋

LINEは每日続いた。日中の仕事の話だったり、趣味の話、家族の話だったりと、とりとめのないことのメッセージのやりとりをしていた。

しかし、1週間経っても、彼はカヨコさんをデートに誘おうとしない。

「每日LINEをやっているのに、なんでもう一度会おうと言ってくれないんだろう」

2週間が経とうとしたとき、彼女はだんだん不安になってきた。そして、思い切って、彼にそのことを聞いてみた。すると「なんかね、LINEが重たいんだよね」という答えが返ってきた。「え?」彼女は茫然となった。

だって、メッセージを送るペースも彼の返信スピードに合わせていたし、嫌なことを送ったりもしていない。メッセージを送る時間だって、仕事が確実に終わっていそうなタイミングにするなど、配慮している。なのに、一体なぜ?

大西 明美

婚活アドバイザー。自ら経営する結婚相談所で7年で200組以上のカップルを成婚へと導く。

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