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おしゃれな人は自分を素敵に見せる服を知っている

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おしゃれな人は自分に似合う服をわかっている。だから、若く見えたり素敵に見られたりする。若く見られたいから、といって若作りをするのはやめよう。まずは、クローゼットに着ると気分が上がる服を揃えよう。

おしゃれな人は自分を素敵に見せる服を知っている

ファストファッションがファッション業界で主流を占めるようになって、もう十数年経つと思う。

流行をリーズナブルに取り入れられるという気軽さで、若者だけではなく、私たち大人世代にもありがたいものになっているけれど……。

ファッションを身近に感じられるようになったり、流行のものに挑戦できるようになったり。おしゃれを楽しめるという良い部分がある一方、ファッションをダメにしている部分もいっぱいあると思う。

■おしゃれを楽しむことは奥深い

私がアパレル会社で働いていた20代の頃は、もちろんファストファッションなどなく、DCブランドが全盛期を迎え、アメカジやイタカジを経て、インポートブランドがメジャーになった。

そして、その頃アパレルで働く人たちは、服が好きで好きで、たまらなく大好きな人たちがこの仕事を選んでいた。

その頃はほしい服がいっぱいあって、憧れの服を買うために働いていたといっても過言ではないくらい。

1ヶ月のお給料がなくなるぐらいの高価な服を、やっとの思いで手に入れたときの、なんとも言えない満足感と幸福感。

この服をどんなふうに着て、どんなものとコーディネートしたら、もっと素敵に見えるのだろう……なんてその服を見つめながら、ニヤニヤしていた頃が懐かしい。

そのやっとの思いがあるからこそ、自分に似合う着方や合わせ方を研究し、一枚一枚の服を大切にできたのだと思う。

私自身、今はファストファッションのブランドの服も買うけれど、あくまでも一部分に取り入れることしかしない。

今は生地も縫製も良いし、何よりもお手頃価格なのはありがたいけれど、残念ながらこれを着ていて自身のテンションが上がることは決してない。

服を着るということは、自分をより素敵に見せたり、自分に自信が持てるようなものでないといけないように思う。

■おしゃれな人は「若作り」している人ではなく「若く見える」人

テレビやSNSで、中高校生の娘とのお揃いコーデを見かけることがある。楽しいのはわかるけれど、それは違うでしょう! と思っちゃう。若干の痛々しさもある。

これも、ファストファッションだからできてしまうこと。

娘と服の「サイズ」は同じだとしても、娘と母の「体型」は絶対に違う。腰回りや背中、二の腕など、細くても若い人とは確実に差があるから。

「若作り」と「若く見える」は別物だ。「その洋服が着られる」のと「その洋服を着こなす」のは違うということ。

そして、一番大切なことは、自分は何が似合うのかを正しく知ることだと思う。そのためには、ある程度の時間とお金と労力を使わないとわかるはずがない。

すぐに捨ててしまっても構わないような値段の服ばかり着ていると、自分に何が似合うかを知ることは決してできない。

今のあなたのクローゼットの中に、袖を通す度にニヤニヤしたり、幸せを感じたりするアイテムはありますか?

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貴田 加野

株式会社LiSA LiSA 代表取締役社長。芦屋生まれ、芦屋育ち。55歳。 2001年にカタログを中心とした通信販売による大人の女性のためのファッションブランド「LiSA LiSA」をスタート。 自社カタログやTVショッ...

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