私はランクC?不妊検査を受けようと決めた日【塩村あやか】

私はランクC?不妊検査を受けようと決めた日【塩村あやか】

38歳半ばを迎えた塩村あやかさん。結婚については焦っていない。でも、子どもを産める年齢には限界がある……と不安をおぼえ、AMH検査への申込みを行いました。


気がつけば、38歳も半ば。
 結婚は、議員としての任期もあと数ヶ月に入ってくると、次の選挙を考えても忙しくてそれどころではない状態。乱暴な言い方かも知れないけど、結婚はいつでもできる。けれど、子どもを産める時期は、生物学的に限られていると考え込んでしまうのです。
 議員になったひとつのきっかけは、30歳を超えて「子どもを持とうと思っても、フリーランスの雇用形態では間違いなく待機児童になって、日本一の都市東京で働く女性が幸せになれない」と感じたこと。それを変えたい。まずは待機児童を解消しなくては!
 
 そして、議員になって議案で上ってきたのは、不妊助成に制限を設けるということだった。それは、女性は40歳も半ばになると受精の成功率が下がるから、効果の高いうちに受けてもらうためだと担当職員に説明され、何だか自分はあと少しでこの助成対象からも漏れて(結婚していることが条件)、子どもは持てないかもと寂しく感じたのです。

 そしていま38歳に。任期満了まであと数ヶ月になりました。都庁でのデスクワークも多く、日々体力が落ちていくのを感じています。そんなとき、「子育てはホンマに体力がいる。歳とってからの子育ては大変じゃ」と、大して歳を取っていない2児の母である妹がため息をついていたことを思い出してしまいました。何だかゾワッとしたのです。

 結婚は焦っていない。けれど、子どもについては「焦っている」。
 「何ができるだろう」と考えていたとき、不妊治療で子どもを授かった友人が「今からでも不妊検査を受けておいて。結婚してから検査をして数ヶ月体を準備して……というその数ヶ月がもったいないいの。漢方とか飲んだりする治療期間もある人も多いのよ」と。

■AMH検査だけなら未婚でも受けられる

 「なるほど」。
 そう思い、ネットで調べてみたものの、ほとんどが結婚をした人たち向けの本格的なもの。私に結婚の予定はない。そんななか、ネットで見つけた簡易検査をやってみたところ、「【ランクC】卵巣に過度の加齢症状が出ている可能性があります」という悲しい結果が出てしまったのです。

簡易卵巣年齢チェックシート(六本木レディースクリニックHPより引用)
https://www.sbc-ladies.com/lp/checksheet/?_bdld=2vRSid.ltRMmEI

 頭のなかで「高齢出産は一般的になってきている。まだ大丈夫なはずだ」と思う自分と「いや、不妊に悩む知人も多い……」と現実を見る自分もいる。モヤモヤした不安が拭えないのです。だったら、ちゃんと検査を受けてみよう。ネットで見たこのAMH検査だけなら未婚の私も気軽に受けることができそうです。AMH検査とは、発育卵胞から分泌されるホルモンで、その数値によって卵巣年齢がわかるとされるホルモン。治療方針のひとつとされるそうで、卵巣の排卵能力を評価できるそうです。

 これなら、相手がいなくてもプチ不妊検査ができる。
 「いま予約しないでいつするの。手遅れになってからではいけない」。クリニックのHPを眺めながら、ネット予約をしたのでありました。

(次回のコラム「卵巣機能は年相応でも、妊娠できる保障はどこにもない【塩村あやか】」では、その検査の内容を詳しくレポートしています)



この記事のライター

東京都議会議員。モデル、自動車ライター、放送作家を経て、社会の問題は全て政治に行き着くと気づき政治の道を志す。維新政治塾1期生。2013年にみんなの党より都議会議員選挙(世田谷選挙区)に初出馬、当選を果たす。2014年には初...

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