「DRESS焼酎部」部長yukikoが訪問! 焼酎のあるまちへ…ほろ酔い女子yukikoの焼酎ぶらり旅♡
DRESS焼酎部 部長yukiko(ユキコ)です。 今回は、本格焼酎をこよなく愛する人たちがいるまちへ。 焼酎文化の普及に熱心な人たちがいるとウワサを聞きつけ、焼酎スタイリストとして真相を確かめるべく、実際に会いに行ってきました♡
DRESS焼酎部 部長yukiko(ユキコ)です。
今回は、本格焼酎をこよなく愛する人たちがいるまちへ。焼酎文化の普及に熱心な人たちがいるとウワサを聞きつけ、焼酎スタイリストとして真相を確かめるべく、実際に会いに行ってきました♡
行き先は、静岡県湖西市。「お酒が広まるところは、美味しいものが集まっているハズ!」と”ご当地もの”もしっかりチェックしてきましたよ!
★焼酎文化が根付く店、蕎麦居酒屋「丸浅」のナゾ
今回、「焼酎ぶらり旅」の地として私yukikoが下り立ったのは、静岡県湖西市にある新居町(あらいまち)駅。
浜名湖がすぐ近くにあり、江戸時代に東海道の関所「新居関所」が構えられていた地です。(現存する関所建物として国指定特別史跡に選定)
200種類以上ある品揃えはもちろん、焼酎を色々と飲んでいるからこその銘柄が、棚いっぱいにボトルキープされていました。
焼酎文化が根付いている鹿児島や宮崎の地ならともかく、他県でなぜ?
どんな人たちが?……そのナゾに迫ってみました♡
★常連客が蔵元を支えている!”チーム丸浅”の強さ、ここに着目!
のみたべ屋 十割そば「丸浅」の店主・浅岡さんからいただいた名刺に「故郷のある焼酎の会」と書かれていました。焼酎愛好家の常連さんと一緒に発足させ、「丸浅」はメンバーが集まる基地のような存在なのだそう。
「故郷(ふるさと)のある焼酎の会」の由来は?……お聞きしたところ、納得の答えが。
焼酎のなかには、芋や麦などの原材料をそのまま活かして無添加で造られた「本格焼酎」というカテゴリーがあります。
「DRESS焼酎部」でこれまで紹介している焼酎も本格焼酎。無添加で素材の味わいや香りが楽しめるのが特徴で、クラフトビールやワインのように産地があるんです。
浅岡さんいわく、だから本格焼酎には”故郷(ふるさと)”がある、と。
愛好家の皆さんが、”飲み手”として「焼酎に込められた地域文化、お酒に関わる人たちの想いを理解して、焼酎を楽しもう」と考えています。
消費者(生活者)として、思いやりと決意の表れから名付けられたものだそうです。
そのため、最高顧問の野村さん、応援団長の浅岡さんが中心となって、メンバーがきちんと焼酎を理解できる環境をつくってます。時には、現地へ赴いたり、蔵元や酒販店を招いたり。浜松や近隣のまちから参加するメンバーも増えてきました。
現在では、野村さんの息子さん・直靖さんをはじめ、その精神を受け継いだ30代前後のメンバーで「新酎会」が結成。若手のあいだでも、焼酎文化の理解と知識を深めています。
野村さんは、個人的にも応援しているという尾込商店の芋焼酎「さつま寿」のお湯割りを飲みながら、「蔵元がわざわざ新居町まで足を運んで来てくれる、今みたいな環境になるまでには7,8年かかったかな」とおっしゃっていました。
もともとは、このような焼酎文化が無かった新居町。一軒の飲食店を拠点にして”文化”として浸透させるまで尽力された想いや苦労が、つくっていただいた「さつま寿」のお湯割りの美味しさとともに染み入ってきました。(とっても美味しいお湯割りでした♡)
★まちぐるみで 日本のお酒「國酒」を応援!日本酒がウリの料理店にも焼酎が!
「丸浅」から徒歩5分圏内の距離に、芸能人も訪れる「割烹 紅葉」があります。
日本酒がメインのお店と伺っていたので焼酎数本かと思いきや、行ってみてびっくり!日本酒同様、30種類の品ぞろえ!「丸浅さんと情報交換をしているんです」と店主・竹内さん。
浜名湖のある新居町は、牡蠣・海苔・タコ・カツオなど魚介類が豊富。
今回は、8月~10月が旬!「赤足エビの甘煮」をご紹介いただきました。やはりお酒が充実しているまちには、新鮮で美味しいものがたくさんありますね~♡
(上)鮮魚店も営んでいるため「割烹 紅葉」ではいつも鮮度抜群の魚介類が楽しめます
(下)赤足エビの甘煮。お酒が進みますよね♡
★チーム丸浅の裏メニュー、”朝パピ”を体験!焼酎を盛り上げる若手エースに会ってきました!
”チーム丸浅”メンバーに浸透しているのが、この”朝パピ”。
何かと言うと……。
「故郷のある焼酎の会」メンバー・鈴木さんが経営する「Cake&Bread パピヨン」に集まって朝食をとること(笑)。
(左から時計回りに)徳増さん、yukiko、最高顧問の野村さん、「丸浅」店主の浅岡さん。
焼酎は特別に並べていただきました♡
先輩たちから教わった焼酎文化をもっと広めたい!若き”飲み手”の挑戦
「故郷のある焼酎の会」の次世代組織として「新酎会」が存在しています。
伝統文化産業は受け継がれていくもの――後世につないでいくには、「生産者」である蔵元の技術継承や文化継承も重要ですが、”チーム丸浅”には「消費者(生活者)」のポジションでも焼酎文化の継承がきちんとなされているのです。
★ DRESS焼酎部 部長yukiko のおこぼれ話 ★
それを表すのが最高顧問 野村さんの言葉。
「チーム丸浅のメンバーは、酒の造りや技術的な事に関して、蔵元に何も言わない。なぜなら、俺らは造りのプロではないから。でも、飲んだ時に、こっち(飲み手)が本当に旨い!と思えるものを造ってほしいとは伝えている」
トップ画像の焼酎は、皆さんが”飲み手”として「この銘柄を現在応援中!」「この焼酎を全国の皆さんに広めたい!」と、本気で応援している焼酎を持って下さっています。(私は皆さんがおすすめの焼酎を持っております)”飲み手”としての責任……私も大事にしていきたいと思います。
”チーム丸浅”の皆さん、ありがとうございました!
次の「焼酎ぶらり旅」、新居町の皆さんのように素敵な方々に出会えたらいいな♡
―DRESS焼酎部 部長yukiko―
■SPECIAL THANKS!
矢次剛さん、佐橋輝久さん、加藤美佐江さん、河西孝之さん、鈴木元一郎さん、野村真人さん、
鷹野彰子さん、鈴木良之さん、野村直靖さん、浅岡重行さん、加藤真康さん、徳増壮馬さん、長田好史さん
[取材・文・企画構成・撮影] yukiko / ユキコ
(DRESS焼酎部部長 / 焼酎スタイリスト色彩総合プロデューサー&ファッションスタイリスト)
[掲載銘柄 / 順不同]
【丸浅】なかむら(中村酒造場)、一壺春(古澤醸造)、みやこざくら、都桜(大浦酒造)、山田川、長雲一番橋(山田酒造)、薩摩茶屋(村尾酒造)、武家屋敷 紅芋(知覧醸造)、一樽厳撰 園乃露(植園酒造)、さつま寿(尾込商店)、萬膳(万膳酒造)、麦冠 情け嶋(八丈興発)、古澤(古澤醸造)、小牧 古酒(小牧醸造/小牧蒸留所)、龍宮(富田酒造場)、長雲(山田酒造)、多楽㐂(たらき/知覧醸造)、小牧、力三(小牧醸造/小牧蒸留所)、夕(西酒造)、真鶴(万膳酒造)
【割烹紅葉】松露(松露酒造)、豊永蔵(豊永酒造)、さつま寿 桜(尾込商店)、★積善 純米吟醸 超辛口(西飯田酒造店)、★不動 吊るししぼり無濾過 純米吟醸生原酒(鍋店 神崎酒造蔵)
[★は日本酒]
【パピヨン】八幡(高良酒造)、金峰 荒濾過(宇都酒造)、霞千本桜(柳田酒造)、田倉(高良酒造)、龍宮(富田酒造場)、むろか園乃露(植園酒造)
[取材協力]
・のみたべ屋 十割そば「丸浅」〒431-0302 静岡県湖西市新居町新居3355 053-594-0554
・割烹 紅葉 〒431-0302 静岡県湖西市新居町新居1271 053-594-8522
・Cake&Bread「パピヨン」 〒431-0301 静岡県湖西市新居町中之郷1647-1 053-594-5875
DRESS焼酎部部長