赤系アイライナーで大人の色気あふれる目元に!賢いアラフォー女子は赤コスメをうまく取り入れる
なんだか最近気になる色が変わってきた!! ネイルカラーをチェンジ、いつも塗らない色にチャレンジしてみようかな……。 普段手に取らないような色を身につけたくなったり、思わず手にとってしまったり、そんな経験はありませんか?
最近の私は、無性に「赤」が気になります。
でも、実は「赤」はすごく苦手な色で、どちらかというと身につけたいとは思わない色なんです。
でも、気になるということは、私自身の身体や心が「赤」からのパワーを欲しているということなので、最近は取り入れられる範囲で取り入れるようにしています。
でも不思議ですよね、すごく苦手な色なのに気になるなんて。
誰もがそんな経験、一度や二度あるのでは。
私には、今までの人生を振り返ってみると、自分の周りに「赤」が溢れていた時期は、二度くらいありました。
■赤を使って疲れてしまう理由
一度目は、当時の環境下においての周りから求められる役割として、パワフルに気持ちを盛り立てて、周りを引っ張ってリードしていかなければならない、と思っていたときでした。
気づいたら、手帳やベルト、ブーツに手袋、カバンなど、周りの小物が赤色ばかりに。
赤には、気持ちを前向きにさせる働きがあり、自分を奮い立たせて前に出ていかなければいけないようなときには効果的です。
なので、きっと無意識の内に赤のパワーを求めて、身の回りの小物類が赤ばかりになってしまっていたのでしょう。
でも、赤を欲してがむしゃらに取り組んでいた当時を振り返ってみると、実際には赤のパワーに私の心は負けてしまっていました。
色はプラスの面と同時にマイナスの面も併せ持っています。
赤には、責任感を強くもつ傾向があるため、程よい責任感であればプラスに働きますが、赤のパワーを強く受け過ぎてしまうと、己を犠牲にしてでも他者を助けようという自己犠牲の精神に偏り、すべて自分が動いて解決しよう、無理をしてでも自分が動けばすべてがなんとかなる! というような自己犠牲の傾向に陥ってしまうこともあるのです。
そして、当時の自分は間違った方向に赤のパワーを使ってしまい、かなり無理をしていたのだと思います。
自分を奮い立たせるつもりで赤を取り入れていたものの、かえって疲れてしまい、心が折れてしまいました。
周りに赤が溢れていた二度目の時期は、自分が望む望まないに関係なく、自分か置かれていた環境に赤が溢れていたのです。
当時の職場の企業カラーが赤であり、当時の数年間は、とある国に拠点を置いて活動をしていたのですが、その国のイメージカラーも赤でした。
日常生活において、いたるところに赤が溢れ赤に囲まれて生活していました。
当時の私の小物は、赤とは真逆のグリーンやブルー系ばかり。
何とか無意識の内に赤のパワーを和らげようと取り入れていたのでしょうね。
でも実際には、赤のパワーを上手くコントロールすることができなくなっていたのでしょう、無理に元気を出そうと試みても、心も身体も悲鳴をあげ始めてしまいました。
■赤はポイント的に取り入れてみる
当時から、色のもたらす効果をしっかりと知っていたならば、もっともっと自分を大切にしながら輝くことができていたかもしれませんね。
こんな経験から、最近赤が気になる私ですが、取り入れ方にも一工夫をしています。
原色の刺激が強い赤ではなく、透明度の高い赤をグロスとして取り入れたり、バーガンディーのアイライナーで目尻をスーッと彩ったりと、真っ赤な色をそのままバーン!と洋服や小物に取り入れるのではなく、ポイントメイクに取り入れて心や身体が欲している「赤」を程よく取り入れています。
赤を目元に取り入れるのは難しそうだと思われがちですが、上瞼全体ではなく、下瞼の目尻にポイント的に入れると、ちょっと色っぽい目元に仕上げることができます。また、赤には「進出して見える効果」がありますので、まつ毛をブラックやブラウンのマスカラで塗った後に赤色のマスカラも目尻だけや毛先だけに塗ると、まつ毛が長く見える効果が得られますよ。
上手に色を取り入れることで、周りからの印象UPを目指すことだって可能です。
そして、単に無意識に気になる色をメイクに取り入れるだけではなく、「気になる色を取りいれている!」と意識しながらメイクアップをすることで、心へとても良い影響が出てきます。
メイクアップは、心のスイッチに!
誰もがなりたい自分、理想の自分、憧れるイメージがあるはずです。
メイクアップでの、形や質感でのイメージ表現にプラスして、自分自身の心を満たしてくれる「色」の効果を、ぜひ効果的に活用してくださいね。
今後も色をキーワードに、メイクアップで内面&外面を輝かせるコツを、毎回アップしていきたいと思います。