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ミラネーゼのセルフプロデュースは、生き方にも暮らし方にもルールを設けること【オトナの美旅スタイル #4】

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旅するジャーナリスト小野アムスデン道子です。世界中から旅で出会った美しいスタイルをお届けします。今回は、オリーブオイルの取材で訪れたイタリアのミラノで会ったデザイナーの美しさや成功を支えるルールとセルフプロデュースについて。

ミラネーゼのセルフプロデュースは、生き方にも暮らし方にもルールを設けること【オトナの美旅スタイル #4】

 イタリア『VOGUE』誌のページを飾り、日本では伊勢丹に商品を出していた若きファッションデザイナーと聞いて、どんなマダムが出てこられるのかとどきどきしながら、ミラノの中心部の広々としたアパートを訪れた私。

 「ようこそ」と出迎えてくれたピセンティ・チェレステさんの若々しさにびっくり。1979年生まれのアラフォーとは思えません。


自宅も兼ねるというアトリエのインテリアは、カプチーノを淹れてくれたコーヒーカップとソーサーさえ、展示のひとつと思えるぐらいに完璧に1枚の絵になっています。

 デザインに、服の持つ文化と歴史を入れるのが彼女流。たとえば、胸の下で切り替えるシルエットの服は、ナポレオンの革命後にコルセットから解放された女性の着た服。そのデザイン・モチーフの服には「ジョセフィーヌ」とその時代の女性の名前を付けて説明も入れるのだとか。

 彼女の育ちの良さと品が表現されたような優しげな服ですが、自身の生き方や暮らしについて「自分自身を保つためのルール」には厳格。食生活は「イタリア人だけど、パスタは食べません。加工食品、乳製品も摂らないの。水は毎日1.5リットルは飲むけどお酒も飲まないし、ドルチェは食べないから料理にお砂糖を使いません」ときっぱり。

オリーブオイルは、チキンや魚にかけて毎日のように使うけれど、身体のために塩は入れずに、胡椒かお醤油を少し足す程度。別荘のあるガルダ湖の土地で農家に頼んで作ってもらうという凝りよう。

2ヶ月で5リットルは使うそうで、週に2回はシャワーのときにつけて、洗い流した後にまた軽くつけるというボディのスキンケアにも利用しているそう。ポレンタ(オートミール)と混ぜてスクラブとして使うこともあって、すべて、無添加の食用と同じオリーブオイルを使用。


 その若々しさに驚くチェレステさんですが、美のために心がけていることは「ただ綺麗なだけではだめ。無知では輝けないわ。デザイナー同士の付き合いだけではなくて、常に自分をインスパイアしてくれる興味深い人を身近に置くこと。もうひとつは家族との時間を大切にすることを忘れないことね」とこちらもきっぱり。

 最後に「撮影した写真を今、見せてくださる? 外に出すイメージはやっぱり大事にしたいの」とにっこり微笑みながら言われたのはさすがでした。

CELESTE PISENTI
http://celestepisentiinteriors.tumblr.com

取材協力/インターナショナル・オリーブ・カウンシル http://believe-oliveoil.jp

Text=小野アムスデン道子
世界有数のトラベルガイドブック「ロンリープラネット日本語版」の編集を経て、フリーランスへ。東京とポートランドを行き来しつつ、世界あちこちにも飛ぶ、旅の楽しみ方を中心に食・文化・アートなどについて執筆、編集、プロデュース多数。日本旅行作家協会会員。

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小野アムスデン 道子

世界有数のトラベルガイドブック『ロンリープラネット日本語版』の編集を経て、フリーランスへ。東京とポートランドを行き来しつつ、世界あちこちにも飛ぶ、旅の楽しみ方を中心に食・文化・アートなどについて執筆、編集、プロデュース多数。...

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