やりたいこと、会いたい人……3月はWantリストを更新する時期
新年度が始まるまでの慌ただしい時期。大塚万紀子さんが毎年やっているのは「チャレンジしたいテーマをすべて書き出す」というシンプルなことでした。
先日、長女の春休みに向けて、今年は二人で「どこに行きたいか・何をしたいか」を書き出してみました(彼女の長期休暇に合わせて仕事の調整ができる、これも常日頃からワーク・ライフバランスを意識している弊社だからこそ、かもしれませんね!)。
すると、出るわ出るわ! 大人になってしまった母(私)が思いもつかないような「やりたいこと」がたくさん出てきます。つい「○○という施設がきれいで便利!」と大人の都合で合理的だったり楽だったりする選択をしがちでしたが、楽しむことに手段はいらないんだな、と娘から教えてもらったように思います。
「やりたいことが見つからない……」という方は、自分とは違う年代の人や、異なる仕事をしている人とお話ししてみると、新しい世界が見えてくるかもしれません。
■4月からやりたいことを言語化しよう
さて、この時期はうららかな季節の変化とは裏腹に、年度末で仕事に押しつぶされそう、新年度になった瞬間、なんだか環境が変わってそわそわしてしまう……なんて方も多いのではないでしょうか。
3月から4月にかけての期間をどのように乗り越えるか、という視点がとても大切だと思います。「あ~、忙しすぎて何もできなかった……」で終わるのか「新たなチャレンジに向けたいい準備期間だった!」と未来へのステップにするのか。ここにもワーク・ライフバランスの視点が大切になってきます。
お正月ではなく、ライフイベントの節目が重なるこの時期に、私が意識的にやっていることがいくつかあります。たとえば、来年度の自分の挑戦テーマを言語化すること。「これができなかったな……」というものに目を向けることもとても大事ですが、先に「こんなテーマにチャレンジしたい!」から考え始めます。
すると、そのチャレンジを実現するためには、やはり今年できなかったこともしっかり進めていかないと、と改めて気を引き締めたり、テーマが変わったからむしろできなくていいやと目をつぶったり、と次なる方向性が見えてきます。挑戦テーマに出会ったり、深く考えたりするために、この時期はいつも以上に情報を収集したり勉強したりする時間を多めにとっています。
さらに、「会いたい人リスト」を更新するのもこの時期。著名な経営者から芸能人まで、自分の思考に限界を設けず(設けなさすぎかもしれませんが(笑))、幅広く書き出します。どうしてその人に会いたいと思ったのか、などもあわせて書いておくと、近しい個性をお持ちの方とお目にかかるチャンスにつながることも。
この春、新たなチャレンジを始められる方も多いと思います。心の中に大切にあたためている思いを書き出すことで、実現の一歩を踏み出してくださいね!