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【さわりたくなるおとこ #2】オープンエイト 営業マネージャー 倉田達也さん

見つめられたら照れてしまいそう――。そんな素敵男子の倉田さん。爽やかでクールなルックスとは対照的に、内に情熱を秘めていて「女性の気持ちは日々勉強です」と語る姿が印象的でした。

【さわりたくなるおとこ #2】オープンエイト 営業マネージャー 倉田達也さん

オープンエイトは2015年4月にできたばかりの会社。化粧品の口コミサイト@cosmeやウーマンエキサイトなど女性なら誰でも読むようなメディアネットワークを持ち、スマホ向け動画広告サービスを展開しています。

仕事柄「女性向けの商材」を扱うことが多く、女性目線を持つために、いくつか心がけていることがあります。一つ目は、論理でものを伝えられるような意識付け。化粧品を使用しない男性の私が「この化粧品、いいですよ」と勧めても説得力がないので、マーケットやクライアントさまからの情報を吸い上げて、理論立てて説明できるようにしています。全体を俯瞰する感じですね。

二つ目は、クライアントさまや関連する市場のFacebookページに「いいね!」をしてタイムラインに流れるようにし、女性向けのニュースを拾うこと。また、Googleアラート機能に「動画」「マーケティング」などのワードを入れて、関連する情報が届く設定にし、こまめにチェックもしています。

そして、三つ目は女性社員や女性の友人に「女性目線について」聞くこと。クライアントさまや代理店さんに寄り添っていると、どんどんそちらの気持ちが入っていってしまうので、客観的な意見を知りたくて。

■女ゴコロは難しいです(笑)

女性向け商材を扱うことに関しては日々勉強ですね。いくら論理的に伝えることが大切とはいえ、最終的にはパッション(熱意)なんです。論理や情報収集だけでなく、最後に自分の思いも入れないと人の心は動かせません。

女性の気持ちはわからないことだらけですね(笑)。でも、最近わかったのは、女性に対しては話を聞くことが大事だということ。男性は結論を出したがりますが、女性は話を聞いてもらうこと=ゴール、というケースが多いのかなと気づいたんです。

きっかけは、女性の親友が根つめるほど悩んでいたときのこと。「これは自分の力じゃ……」という内容の悩みだったんです。どうにか元気づけたいと知人女性に相談したところ、「話を聞いてあげれば大丈夫」と言われて、親友の話をじっくり聞いたところ、少し楽になってくれたみたいでした。

■仕事をサッカーに置き換えてみる

私は小中高とサッカーをやってきたのですが、その経験が仕事にも組織論として活きています。今、プレイングマネージャーになって部下もつき、自らも動かないといけない立場ですが、自分がどこまで動くべきか悩みました。

だから、現場に出る場合は、前にも出て得点にも絡むし、周りも活かすといった、サッカーでいう中盤選手のような立ち位置に置き換えました。会社の代表は監督。監督がフィールドに出ることはありませんし、監督が出てこないような組織作りにしなければいけません。「スイーパー」というディフェンスのポジションは最後の砦的な役割なので、上司ですね。このように、仕事をサッカーに置き換えて考えると、腹落ちして仕事に取り組めます。

プライベートでは地元の先輩が作った社会人サッカーチームに入っています。チームが立ち上がって3年。1年目と2年目は優勝したのですが、3年目は僕がPKをした際に負けてしまい、3連覇ならずでした……。

運動不足のせいでどんどん体が動かなくなってしまい、残念ながら現在はベンチ要員。途中から出られたら出る感じです。今年はもっとサッカーをやりたいですね。仕事がうまくいかないとプライベートまで仕事を引きずってしまうタイプなので、仕事もプライベートも両方充実させたいです。

Text/Photo=姫野ケイ

DRESS編集部

いろいろな顔を持つ女性たちへ。人の多面性を大切にするウェブメディア「DRESS」公式アカウントです。インタビューや対談を配信。

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