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【体質診断・体質チェック】あなたは何タイプ? 漢方の基本“体質”を知ろう!

「病院に行くほどでもないが、なんとなく体調が良くない……」こんなお悩みはありませんか? もしかしたらそれは、あなたの「体質」が原因かも! 今回、漢方の基本である「体質」について、わたし漢方のさっち先生にお話を伺い、それぞれの体質によくみられる症状を列挙していただきました。この機会に自分の体質をチェックしてみましょう。

【体質診断・体質チェック】あなたは何タイプ? 漢方の基本“体質”を知ろう!

漢方理論の基本、“体質”とは?

漢方医学には、身体の状態をつくる「気(き)」血(けつ)」「水(すい)」という考え方があります。

「気」は身体のエネルギーで、生命活動を支えるパワーのようなものです。
「血」は身体の血液や臓器を潤し、栄養を行き渡らせます。
「水」は血液以外の水分で、代謝や免疫力に影響を与えます。

この三要素が、体内をバランスよく正常に巡っている状態が健康。
反対に、どれかひとつでも欠けた状態は身体の力が弱まって不調が出やすい状態です。

どれが足りていないのか・循環していないのかは、人によって違います。
この違いをさまざまな目線から判断した身体の傾向のことを、漢方医学では「体質」と呼んでいます。

体質は主に、5つのタイプに分けられます。

1)気が不足した“気虚(ききょ)”タイプ
2)気が停滞した“気滞(きたい)”タイプ
3)血が不足した“血虚(けっきょ)”タイプ
4)血が停滞した“瘀血(おけつ)”タイプ
5)水が停滞した“水滞(すいたい)”タイプ


それぞれに出やすい症状や特徴があります。

1. 気虚(ききょ)タイプ

生命活動の支えとなる「気」が不足した状態です。
活力やパワーが足りていないので元気が出ず、だるさを感じやすい傾向にあります。体力や免疫力も低下気味なので風邪をひきやすい方も多いです。

気虚タイプさんに出やすい症状

・だるくて疲れやすい
・朝起きられない、寝ても疲れがとれない
・集中力が低下する
・冷え
・胃腸が悪くなる など

気虚タイプさんへのアドバイス

過労や睡眠不足は、足りなくなった気の回復を妨げます。
気は朝に作られやすいと考えられています。夜は早めに就寝し、しっかり睡眠をとって翌朝に気を高められるように準備しましょう!

2. 気滞(きたい)タイプ

身体のエネルギーである「気」の巡りが悪く、滞った状態です。
気の巡りの悪さは自律神経のバランスに深く影響を及ぼします。ストレスを抱えやすいので、身体だけではなく心のバランスも不安定さが目立つ傾向にあります。

気滞タイプさんに出やすい症状

・イライラや憂鬱などの精神的な不調
・首や肩のこり
・顔や末端のむくみ
・にきび、肌荒れ
・便秘、腹部の張り
・不眠 など

気滞タイプさんへのアドバイス

不安や緊張といった心へかかる負担と不規則な生活の連続は、気滞の原因になりやすいです。
忙しい中でも趣味や好きなことをしたり、リラックスできる時間を持てるように努めたりすることで、心にかかる負担は随分と変わります。なるべくストレスを溜め込まない生活を心がけましょう

3. 血虚(けっきょ)タイプ

身体に潤いと栄養を与える「血」が不足した状態です。
全身に栄養が行き渡らないので、立ちくらみや貧血といった症状が現れやすい傾向があります。血を作り出すエネルギーが足りていないケースも多く見られます。

血虚タイプさんに出やすい症状

・だるくて疲れやすい
・貧血
・めまいや立ちくらみ
・冷え(低体温)
・集中力の低下、物忘れ
・顔色が悪さやくすみが目立つ
・髪のぱさつき、肌の乾燥 など

血虚タイプさんへアドバイス

過度な食事制限(ダイエット)や偏食は、栄養不足の身体にさらに追い打ちをかけてしまい、体質悪化の原因になるので控えましょう。
月経の量が多かったり、不正出血が続いたりすることも原因となりやすいので、月経のトラブルが続いている方は婦人科への受診を検討することをおすすめします。

4. 瘀血(おけつ)タイプ

血液やホルモンを含めた「血」の巡りが悪く、滞った状態です。
栄養が必要な場所まで届かず、汚れも溜まってしまいやすいので、皮膚のトラブルや血行の悪さからくる肩こりのような症状が目立ちます。気虚、気滞、血虚など他の不調が進行した場合にも瘀血に繋がりやすくなります。

瘀血タイプさんに出やすい症状

・皮膚トラブル(吹き出物、シミ、そばかす、くま、くすみなど)
・肩こり、頭痛
・アザや傷跡が治りにくい
・月経痛、経血の塊が出る
・子宮筋腫、子宮内膜症 など

瘀血タイプさんへアドバイス

特にストレスと冷えは瘀血の大きな原因になるので、冷房を使うときはできる限り控えめがおすすめ。
日常生活の中でも長時間同じ姿勢でいることを避けたり、シャワーだけではなく湯船につかったり、腰を中心に身体が冷えないように気をつけましょう。

5. 水滞(すいたい)タイプ

水滞タイプ

水分代謝がうまくいかず、体内に濁った「水」が過剰に溜まった状態です。
余分な水分が身体の中に停滞しているので、冷えや痛みを感じる方が多く見られます。梅雨や湿度の高い日に体調を崩しやすいのも特徴です。

水滞タイプさんに出やすい症状

・冷え
・むくみ
・めまい
・耳鳴り
・頭痛や腰痛などの身体の痛み
・身体の重だるさ
・お腹がちゃぽちゃぽする
・軟便、下痢 など

水滞タイプさんへアドバイス

「水を毎日2リットル飲む」といったダイエット法を耳にしたことのある方も多いかもしれませんが、余分な水分が溜まった状態の水滞タイプさんには逆効果になってしまいます。水分の摂り過ぎや冷たい飲み物は避けて、なるべく身体を冷やさないようにしましょう

体質の判断ってどうやるの?

漢方における体質の判断は、かなり複雑です。
実は、上記で解説したうちのひとつの体質だけに該当するという方は稀で、ほとんどの方は、複数の体質を抱え込んでいます。

そこで、体質を判断するうえで大切なのが、さまざまな視点から身体を見ること。
漢方では問診をとても大切にしていて、一見お悩みとは関係なさそうに思えるところからも、一人ひとりが持つ体質のヒントを得ていきます。

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漢方専門家 さっち先生

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