「男から『抱きたい』と言われたら軽く頷く女が艶っぽい」 夕聖さん×はあちゅうさん 艶女対談 2/2
■「口数は少なめ」が艶っぽい
は:指摘されると恥ずかしいですね(笑)。他に男性から見て、エロいなと感じる仕草はありますか? たとえば、グラスの縁は相手の唇を投影しているから、女性が指で縁をゆっくりなぞるのを見ると、男性はセクシーな気分になると、心理学の勉強で教わりました。
ゆ:僕個人としては「雑菌がついて汚いな」と思っちゃいますが(笑)。まぁ、セクシーに見えないことはないんでしょうけどね。
は:逆に、夕聖さんが女性を口説くとき、会話と行動、どちらを先行させますか?
ゆ:相手によります。「抱きたい」とストレートに伝えるときもありますよ。
は:そう言われたとき、女性はどう答えるのが艶っぽいですか?
ゆ:軽く頷くだけで良いと思いますよ。あまり口数が多くない方がセクシーに見えますからね。
は:他にはどういうアプローチをしますか?
ゆ:LINEはよく使っていますね。言葉でストレートに口説くと、安っぽくなる場合もありますから。たとえば、「今夜は一緒に過ごす?」と口には出さずに、LINEで伝えてみたり。脈さえあるとわかれば送れます。
は:なるほど。もし、いつかプロポーズをするとなると、さすがにLINEではなく口頭で言いますよね?
ゆ:プロポーズね……。してみたいですけど、36年間経験がないですから(笑)。直接言えるかなぁ。「僕の遺言はあなたに託したい」みたいな言い回しにするかも。
は:遠回しでお洒落な言い方ですね(笑)。
ゆ:いやいや。最近ずっと宅建の勉強をしていたせいで、こんなセリフに(笑)。
【対談後編はこちらから】
「艶っぽい女性は“面白い女”を目指さない」
■夕聖さんのプロフィール
ホスト時代、ピアノやヴァイオリンを弾く異色のホストとして、数々のメディアから取り上げられた経歴を持つ。ホスト引退後に西麻布で飲食店を経営する傍ら、鈴木おさむ氏が演出を手がけるテレビドラマの監修、自身が作詞作曲した曲をiTunesで配信するなど、活動の幅は多岐に及ぶ。著書に『時給100万円の会話術』、『秒速でオトす交際術』などがある。
■はあちゅうさんのプロフィール
ブロガー・作家。慶應義塾大学法学部政治学科卒。在学中にブログを使って、「クリスマスまでに彼氏をつくる」「世界一周をタダでする」などのプロジェクトを行い、女子大生カリスマブロガーと呼ばれる傍ら、レストラン、手帳、イベントをプロデュースするなど、幅広く活動。2009年電通入社後、中部支社勤務を経て、クリエーティブ局コピーライターに。2011年12月に転職し、トレンダーズで美容サービス、動画サービスに関わる。2014年9月からフリーで活動中。2015年4月から日テレ「スッキリ!!」火曜レギュラーコメンテーターに。
月額課金制個人マガジン「月刊はあちゅう」、オンラインサロン「ちゅうもえサロン」「ちゅうつねサロン」などを運営。著者に『自分の強みをつくる』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)『恋愛炎上主義。』(ポプラ社)『半径5メートルの野望』(講談社)など。雑誌、オンラインメディアなどでの連載多数。催眠術師資格を保有する。
ブログ:http://lineblog.me/ha_chu/
Twitter:@ha_chu
Text=Sonoko Ikeda
Photo=Shinsuke Yasui
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