ピリ辛茶漬けにキムチオムライス! 夏の猛暑に負けないらくちんレシピ
8月ももうすぐ終わりを迎えようとしていますが、まだまだ暑い日が続いていきそう。今回は、夏に消耗した体力を回復させてくれるらくちんレシピを3つご紹介していきます。手間暇をかけずできるだけ洗い物も出さないような作り方で考えてみました。
8月中旬に、静岡県で日本歴代最高気温更新。熱中症に厳重な注意が必要な時期が続きました。今もまだスイカバーを食べる手が止まらない気温が続いていますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。さきほどなんとはなしにハワイの気温を調べてみたら最高気温が28度とか出てきて笑ってしまった。
こんなに暑いと食事を作る気力を絞り出すのも一苦労ですよね。もう暑すぎて献立考えるのも億劫! 何を食べたらいいのかもわからんよ! なんて方も多いかもしれません。そんな方のために、
・調理工程ができるだけ少なく
・洗い物も少ない
・いつでもスーパーで購入できる材料を使用
この3つの条件を満たしたレシピをご紹介! しっかり食べて、この災害急に暑い夏もなんとか健康で乗り切りましょう……!
■お腹が空いた……。しかしガスコンロや包丁を使う気力はない! そんなときに作りたい10分でできるピリ辛お茶漬け
日中の気温がほぼ体温を超えてるなかお仕事やお勉強されていたら、そりゃあ料理を作る気力なんて削れ切ってますよ。でもこんな暑さの中で活動していかなきゃならない今だからこそ栄養はとらねばなりません。
しかしガスも包丁も使う元気がもうないのだ……。
そんなときにおすすめなのがお茶漬け! ぶっちゃけご飯にお茶注いだら完成ですからね。作るのも楽ちん。今回はこのお茶漬けを冷凍食品を使って、ごちそう村とかで出てきそうな特別感のあるお茶漬けを作りましょう!
材料
・ニッスイ 大きな大きな焼きおにぎり 1個
・ホテイフーズ やきとりうま辛味 1缶
・うどんスープの素 小さじ1
・お湯 100~150ml
・ねぎ 適量
作り方
焼きおにぎりを容器に移してレンジでチン。大きな大きな焼きおにぎりだと600wで1分30秒。おにぎりをレンジで温めている間にやきとり缶の蓋を開けておく。
温めたおにぎりの上に、やきとり(今回はウマ辛味を使用)をバサッと乗せる。
さらに上からねぎを好きなだけ乗せる。
うどんスープの素小さじ1を100mlのお湯で溶いて作った出汁を上から回しかければ完成!
10分もかからずにできたお茶漬けとは思えぬこの絵力の強さ……。焼きおにぎりのパリッとした表面をレンゲで崩しつつ、ピリ辛のやきとりと一緒に食べればいつの間にか自室がごちそう村。
ピリッとした味付けが夏の暑さにやや減退気味だった食欲も回復させてくれる。食べ終わるころには、お腹がほっこりして元気も充填されていることだろう。
ニッセイの大きな大きな焼きおにぎり(うまい)+ホテイフーズのやきとり缶ウマ辛味(うまい)=めっちゃうまい! という約束されたうまい飯なので、
「お腹が空いているのだけれど火も包丁も使いたくない……!洗い物も最小限にしたい……!」といったときにぜひ試していただきたい一品です。
ちなみにこのやきとり缶は炊き込みご飯や親子丼の具にもなり、焼きおにぎりはモスバーガーのライスバーガー風アレンジもできるのでストックしておいて損のない商品です。こんなんなんぼあってもいいですからね……。
■なんだか疲れて食欲がないときに。とにかく優しい中華風コーンクリームスープ
夏になるとうっかり冷たいものをとりすぎてか、元気をなくしてしまうタイミングがある。「積極的に食べたい気分でもないから適当に済ますか……」と考えがちになるところをグッと抑えて食べてみてほしいのがこの「中華風コーンスープ」。
こちらの中華風コーンクリームスープも、出来合いのものを組み合わせて作るので自分の味付け力に不安がある方でも安心してほしい。どうやったって美味しいスープが作れます。味付けは大企業の開発努力を信じてお任せしましょう(これから作るのは4人前です)。
材料
4人前
・クノール コーンクリームスープ 1袋
・たまご 2個
・水 600ml
・牛乳 200ml
・小さじ1弱
・ごま油 ひと回し(適当ですが、大さじ1くらいあれば十分です)
・胡椒 好きなだけ(好みですが、個人的に粗びきがおすすめです)
作り方
鍋にコーンクリームスープの素をバサッと入れる。
水を600ml加えて、沸騰するまでかき混ぜながら中火で加熱していく。
スープを加熱している途中に、溶き卵を用意しておく。ここらへんは好みなのだけれど私は仕上がりをとろとろにしたいので、白身が残らないようにしっかりめにかき混ぜていく。
そうこうしているとスープが沸騰してくるので、牛乳を200ml加えて弱火にしてコトコト煮ていく。
温まってきたら味覇を(中華風の調味料ならなんでも)、小さじ1程度加えてぐるぐるかき混ぜる。
端の方がふつふつと煮だってきたら、溶き卵を回し入れる。
仕上げにごま油をひと回しして完成!
食べる前に胡椒などを振ると、味がピリリと締まって美味しい。
とうもろこしの甘さと卵のまろやかさが合体した優しい味のスープなので、疲れ果てて食欲がないときでも気付けば器を空にしてしまうよ。中華風の味付けにして甘さを抑えてあるので、普段の食事にも合わせやすい。意外と白米にも合うのでお味噌汁に飽きたときなどにも活躍する万能コーンクリームスープだろう。
鍋に材料を放り込んで煮込めばできる一品なので、「とにかくお腹に優しい料理が食べたい……」ってときにおすすめですよ!
■今日は食欲もりもりです! がっつり食べたいときに作りたいピリ旨キムチオムライス
「今日はなんだがしっかりお米が食べたい気分……!」
「そして料理をする気力もある!」
「しかし暑さには屈し気味です!」
そんなあなた(私)におすすめなのが、レンジで作るオムライス! ぶっちゃけこれクラシルで見たレシピやねんけど、どうしてもチキンライスをフライパンで作りたくなくて(フライパン洗うのが面倒だし、なにより火使うの暑い……)全工程レンジで済ませる暑さ回避バージョンです。
あと個人的にはオムライスのご飯をキムチご飯にしてみてほしい。刺激的な辛さのライスととろっとろの卵が相まってめちゃくちゃ美味しいのです。ということで、今回はキムチ入りにしました。
材料
・ご飯 茶碗1杯
・キムチ 好きなだけ
・ウインナー 1本(必須ではないです。あればラッキー程度で)」
・たまご 2個
・牛乳 大さじ2
・ごま油 小さじ1
・とろけるチーズ たまごで包める程度
・ケチャップ 好きなだけ
・マジックソルト もし家にあれば仕上げに一振り
作り方
耐熱容器にお茶碗1杯分のご飯を入れる。
ご飯の上にキムチを自分の好みの量を入れ、
小さじ1/2程度の味覇と
小さじ1杯のごま油を加えて
味が均一になるようにかき混ぜる。
冷蔵庫にウィンナーがあったので適当にちぎってご飯の上に並べる。
ラップはかけずに600wで2分ほどレンジでチン。ラップをかけないので、ここでキムチ混ぜご飯がぱらぱらになる。ご飯の水分が飛びやすいように、大きめの耐熱容器を使ってまんべんなくご飯を広げるのがポイント。
これでオムライスのご飯は完成! 先ほど使ったお茶碗にぎゅっと詰めておき、次はご飯の上に乗せる卵の準備をしていこう。
ボウル型の耐熱容器にラップを敷き、そこに卵2個を割り入れ、牛乳を大さじ2杯程度加える。
卵をしっかり混ぜる! このときに敷いてあるラップに菜箸を引っ掛けて破いてしまわないように注意(経験者は語る)。
卵を混ぜ終わったらこのままレンジでチン。600wで1分ほど。
とろとろになった卵にとろけるチーズを入れてラップの口を軽く閉じ、600wで30秒ほど加熱する。レンジ加熱を二回に分けるのは面倒よね! でも、ふわふわ卵にとろとろチーズが合わさったオムレツは、とっても美味しいので頑張ってレンジで二回チンしてほしい。
できあがったオムレツを形を整えたキムチご飯の上に乗せ、ケチャップやパセリを散らして完成!
丸々としたビジュアルがなんとも可愛らしい仕上がり。自分で食べる以外にも友人を自宅に招いたときにも出しておもてなしすれば「うわ! 手が込んでる料理だ……!」と感激してもらえるかもしれない。
キムチをけっこう入れて作っているが、チーズ入りのふわとろオムレツと一緒に食べるとまろやかな味わいになる。辛いものが苦手な方にもぜひ食べていただきたい一品! 洗い物もわりと少ないですし、がっつりお米を食べたいときに試していただきたいオムライスですよ。