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性交痛が生じたら、我慢するよりも適切に対処していくべき……。でも、その方法がわからないという方は多いのではないでしょうか。どう対処するべきなのか、経験人数250人オーバーのAV監督・鈴木リズさんが持論を語ります。
女性特有のセックスの悩みで非常に深刻なもののひとつに「性交痛」があげられます。ぬれなくなるにはまだ早い年齢の方でも案外多いのがこの悩み。
拒否しているわけではないのにパートナーとのセックスが嫌いになってしまいそうで怖い、挿入を断ることで距離を置かれたり浮気されるのが心配で常に痛みに耐えてセックスしているなど、聞いていて悲しくなるような生活をしている女性が実は相当数いらっしゃるようなのです。
今回は大好きな人との楽しく素敵なセックスライフを手に入れるため、脱・性交痛術を伝授致します。
女性の身体は非常に繊細で緊張や体調の善し悪しで顕著に身体的変化が現れます。特に緊張に関しては「また痛いかも知れない」というネガティブな気持ちが性器をさらにぬれにくくするという負のループを起こします。
以前の痛みが思い出されて恐怖を感じるのはどうしようもないことですが、まずはなるべく全身の力を抜いてパートナーに身を委ねてみましょう。
アロマや好きな音楽をかけるだけでも非常に効果があります。人間は無音環境に緊張が高ぶる生き物です。適度な音量で好きな音楽を流すことによりムードも高かまり緊張もほぐれますよ。
イキナリ指を入れられたり、まさかイキナリ性器を挿入されてしまってはどんな女性だって痛みを感じます。ゆっくりとしたキスや耳や胸への愛撫、パートナーの甘い言葉や吐息を感じることで女性の身体はセックスへの準備が万端になるものです。
どうしても挿入を急ぐような相手にキッパリNOと言えない……というあなたは、お相手に頼り切らず、事前にスマホでエッチな動画や画像を見ておいたり、セクシーな映画のワンシーンを思い出したりしてセルフ愛撫に努めましょう。
とはいえ、毎回そうもいかないもの。お相手には少しづつでも前戯の時間を長くしてもらえるよう真剣に伝えていくのが得策でしょう。
十分にぬれているようなんだけど、なぜかやっぱり挿入時に痛む。そんなときはもしかしたら彼のサイズが合っていないのかもしれません。
「えっ! じゃあ彼とのセックスは一生痛みを我慢し続けるの⁉︎」というとそんなことはありません。女性の性器は非常に柔軟にできており、決まったパートナーにサイズを合わせる機能を備えています。ただその機能がどれほどの時間をかけて彼のサイズに合わせていくかは、どれだけコンスタントにその人とセックスの回数を重ねるかによっても変わってきます。
それならば自らサイズ調整しちゃいましょ! 必要なのはサイズ違いのディルド。小さめのものから大き目のものまで3種類程度用意し、自分の自由な時間にそれを使って少しづつ性器のサイズを広げていくのです。
自分ひとりで行うのでリラックス状態を保つことができ、挿入のスピードや深さも調整できるので痛みを感じることが少なく、かつ安全に性交痛の解消が期待できます。部屋を訪れたパートナーに「ディルドマニア!?」なんて思われないように隠し場所には注意してくださいね(笑)。
このほかにも潤滑ゼリー(安価なローションとは別物なので要注意!)を利用するという方法や、柔軟体操をすることで筋肉がほぐれ痛みが解消したり、濡れやすくなったりする女性もいます。
大切なのは痛みを我慢し続けないこと! 大好きな人には心も身体もリラックスした状態で向き合いたいですもんね。ぜひ参考にしてみてください。