1. DRESS [ドレス]トップ
  2. ワークスタイル
  3. しなやかな美人を自らつくる。それが女性の自由への近道。

しなやかな美人を自らつくる。それが女性の自由への近道。

「美人の価値は年間120万円」 そんな調査結果を見たことがある。美人だと奢ってもらえたりプレゼントをもらったりの金額換算だと。美人は貨幣価値かいと思わず突っ込みたくなるけど、現実をイメージすればわからなくもない。

しなやかな美人を自らつくる。それが女性の自由への近道。

「自分がもっと美人だったら」誰もが一度はそう願い、美容整形外科のホームページをしげしげと見つめたことがあるんじゃないかな。
私は小学生の頃、経済的に自由になったら、 やりたいことの一つに美容整形があった。
全身脱毛して、目を大きくするのだ。つるつるお肌に、くりくりお目目。ついでに胸も大きくしてグラマーにして。そうすればもっとすごい女性になれると思った。

実際に大人になって、テレビで整形番組を食い入るように見てたけど、メスを入れるのが怖くてまだやれてない。
整形で格段に綺麗になれる人もいたけど、その人になじんでない顔は「美人」とは言い切れない、違和感もあった。
「おまえは、たいした美人じゃないけど、それぞれが平均だから全体としてまあまあ」。
そんな言葉を投げかけられて、そうか美人は顔のパーツじゃなくて、全体の印象なんだと腑に落ちた。
そして、いつしか自分の顔にも慣れ、美容の知識も増えて、私はメスを入れなくても別人のように綺麗になれることを学んだ。

数年前に「キレナビ」という美容 皮膚科のクーポンサイトを新規事業で取り組んだ。
あんなに美人になりたくて悩んでいた自分のために、メスを入れる前に出来ることがあるよと、忙しい女性も手軽に美人になれるよと、エステ以上整形未満のコンセプトで、美容皮膚科で手軽に1万円前後で出来るフォトフェイシャルや、シミ取りレーザー、ヒアルロン酸注射、 ボトックス、脂肪溶解注射等のメニューを取り揃えた。

実はこれは私の実体験かもと。
頼の真ん中にうっすらシミがあって、それがすごいコンプレックスだった。
ある日、美容皮膚科のお肌つるつるの美人医師に「このシミ簡単に取れるよ」とレーザーで取ってもらった私の肌はまさに真っ白でつやつや。
あのシミ一つが自分の心や肌を重くしていたのだと、霧が晴れるように「これは多くの女性に知らせなくては」とひらめいた。
それが「キレナビ」(綺麗になれるクリニックのナビゲーションという意味)。
東京と大阪の美容皮膚科を総勢20人以上で開拓し、お医者さん達に交渉し、もっとも安い値段で施術をだしてもらった。
「日本美人化計画」と銘打って、大々的にプロモーション。編集長にカリスマブロガーを抜擢し、100万人以上が訪問してくれる話題のサイトになった。

サイトが話題になりすぎて、医療広告やさまざまな規制に上場企業としてリスクが取れなくて撤退したけど。
日本中のコンプレックスをもっている女性を手軽に救える神手段だと、本当に使命に燃えて頑張った(現在は他社に、と他社へ売却)。

こんなにも美人になりたくて、そのためにどんなリスクも背負えると思って、整形を何度も検討した私が行き着いたのは、造形へのこだわりではなく「美肌」というシンプルな手段だった。
それは、高級化粧品を使うことでも、美肌に見えるファンデーションを使うことでもなく、定期的な美容皮膚科でのお手入れ(私はピーリングとイオン導入、頑張ってフォトフェイシャル)と運動。

私は今、週に2回ほど1回30分の加圧トレーニングをやっている。加圧はダイエットにいいというのは有名だけど、成長ホルモンがでるから若返ったり、美肌になるという効果が私には大きい。もちろん、体のラインも美しくなる。何よりも肌がふわふわで綺麗になる。それも、顔だけじゃなく全身。

女の先輩が言ってた、美しく見えるのは簡単、「髪のツヤ」「肌の艶」「だらしなくない体型」その3条件。
その言葉にうならされた。日本の女性は美しい。スキンケアにお金をすごいかけている。
でももしよかったらその一部を運動にまわしてみてほしい。 心も体も引き締まって健康にもなる。全体美人度合いがグンと増すと思う。

美人は金額換算ではなく、自分の人生のクオリティー。
まずは運動から。しなやかな「美人」を自分でつくろう。

しなやかな美人を自らつくる。
それが女性の自由への近道。


経沢香保子

Text / Kahoko Tsunezawa Photo / Kisei Kobayashi
DRESS 2015 3月号 P.144 掲載

経沢香保子(つねざわ かほこ)
桜蔭高校・慶應大学卒業。リクルート、楽天を経て26歳のときに自宅でトレンダーズを設立し、2012年、当時女性最年少で東証マザーズ上場。 2014年に再びカラーズを創業し、「日本にベビーシッターの文化」を広め、女性が輝く社会を実現するべく、1時間1000円~即日手配可能な 安全・安心のオンラインベビーシッターサービス「キッズライン」を運営中。オンラインサロン「女性起業家サロン」も人気。

Kahoko Tsunezawa Facebook
Kahoko Tsunezawa Twitter
コラム集「経沢香保子の本音の裏側」
Podcast「経沢香保子の起業も人生も味わい尽くす」

経沢 香保子

桜蔭高校・慶應大学卒業。リクルート、楽天を経て26歳のときに自宅でトレンダーズを設立し、2012年、当時女性最年少で東証マザーズ上場。 2014年に再びキッズラインを創業し、「日本にベビーシッターの文化」を広め、女性が輝く社...

関連するキーワード

関連記事

Latest Article