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結婚生活あるある〜幸せ編

“人生の墓場”と喩えられることさえある「結婚生活」。生計を一にすることなどから、自ずとお互いの運命に左右されながら暮らしていくことに。長い間一緒にいれば、ありがたみを忘れたり、価値観のズレにイラついたりするのも無理からぬこと。今回はそんな結婚生活にチラリと訪れる、ささやかな幸せをピックアップしました。

結婚生活あるある〜幸せ編

■何でも話せる相手がいること

「好き」とか「愛してる」とかはもうないけれど、いつでも話ができる相手がいることに幸せを感じる。

中身のない話やオチのない話など、思いついたことを何でも気兼ねなく話せて、聞いてくれる相手は夫だけ。

■家に人がいるという幸せ

仕事から帰宅したとき両手がふさがっていると、家の鍵が出しづらい。

そんなとき、マンションのエントランスでインターホンを押して、夫にオートロックを開けてもらう瞬間、地味に幸せを感じる。

■たくさんのやさしさをありがとう

夫に「壁ドンやってみて」と頼んでみたら、申し訳なさそうな表情で、壁を背に立つわたしの頭をそっと両手でつかんで、壊れ物を扱うかのように、超優しく壁にコツン。

「壁ドン、知らないの〜」って笑ってたけど、夫の優しさが感じられて、とても幸せな気持ちになった。

■存在してくれてるってだけで、いいのかも

うちの夫は毎日ちゃんと帰ってきて、家でご飯を食べるから、「たまに外で食べてくれば楽なのに」と思っていたけど、夫が初めて出張で帰ってこなかった日、寂しくて不安で寝られなかった(笑)。

以来、夫の存在のありがたみを噛みしめながら生きてます。

■人には言えない、他愛もないやりとり

「もう家事やらない! ハーゲンダッツ買ってくれないとやらない!」と夫に抗議したら、ふて寝しているうちに食べたらしいハーゲンダッツの空カップが机の上に。

「これ見よがしなことしたな」と思ってたら、冷凍庫にちゃんとわたしの分も買ってあった。

喧嘩もするけど、こんな他愛もないやりとりができる相手がいることが、やっぱりうれしいと思う。

■悪いことは、みんな忘れた

喧嘩して険悪になっても、夕飯の時間になると「ご飯どうするよ」って何となく会話し始め、眠くなると一緒のベッドで横になって、気がつくと仲直りしている。

ふたりとも忘れっぽくておバカなだけかもしれないけど、結婚生活、いいことしか思い出せない。

同棲あるある8選〜幸せ編

鈴木一禾

ライター、編集者。相撲とロマコメ、フランス近代音楽が好き。

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